2.犬をカートで移動させるときの注意点
2-1.通気性のいいカートを使う
2-2.長い間日向にいるのを避ける
2-3.こまめに愛犬の様子をチェックする
3.犬をカートで移動させるときの便利グッズ
3-1.ワン歩 快適ファン アイボリー
3-2.氷まくら ぶたピンク
3-3.ペットスエット 500ml
【掲載:2019.08.03 更新:2022.07.05】
犬とのお出かけに必要な持ち物は?
愛犬の暑さ対策の前に、まずは「愛犬とのお出かけに必要な持ち物」をご紹介していきたいと思います。
愛犬とお出かけや旅行へ行く際には、いつもと違った準備が必要となってきます。いざという時に「必要な物がない!」とならないように、犬連れでお出かけする時にはこれから説明する物を準備しましょう。
いつも愛犬とお出かけに行っているという方も、改めて持ち物チェックをしてみて下さいね!
- 首輪
- リード
- 迷子札
- 鑑札
- 予防接種証明書
- ごはん(普段から食べ慣れているものを準備すると良いでしょう。)
- おやつ
- 食器
- 水飲み容器
- お出かけ用バッグ
- お気に入りのタオルやベッド・おもちゃなど
- 洋服(気温の変化に対応出来るように、準備しておきましょう。)
- トイレシーツ
- ティッシュ・トイレットペーパー
- ウエットティッシュ
- ビニール袋(排泄物や汚れた物を入れられるように、たくさん準備しておきましょう。)
- お出かけ先近くの動物病院の連絡先
- タオル
- 服用している薬や常備薬
- ブラシ
旅先で思わぬトラブルにより、愛犬が迷子になってしまうケースもありますので、迷子札や鑑札は必ず見える位置に付けておきましょう。
また、ドッグランやドッグカフェ、犬連れOKとなっているお店のほとんどは、狂犬病予防接種済み証明書とワクチン予防接種証明書の提出を求められます。
せっかく入ったお店で入店をお断りされてしまわないためにも、予防接種証明書は手元に準備しておきましょう。
犬をカートで移動させるときの注意点
「愛犬とお出かけする時にカートを使用する」という方も多いですよね。カートは高齢犬や幼犬、多頭飼育、体力に不安のある愛犬とお出かけする際には大変便利な物です。
さらに、夏などの地面が熱い時には愛犬の火傷防止になる他、熱中症予防にも役立ちます。
しかし、便利なカートも使い方を間違えてしまうと、反対に愛犬が熱中症になってしまうケースもありますので、愛犬をカート移動させたい時にはこのような注意が必要です。
◆通気性のいいカートを使う
カートの中にいれば直射日光は避けられるため熱中症になり辛くはなりますが、カートの中は意外と風を通さないため、「日が当たらないように」と締めてしまうとカート内の気温が高くなってしまう事があります。
カート内の気温が高くなってしまうと熱中症になりやすくなるため、夏場や暑い日に使用するカートは風通しの良いタイプの物を選ぶようにしましょう。
◆長い間日向にいるのを避ける
いくら直射日光を避けたからといって、長時間日向にいるとカートの中は高温になってしまいます。
カートの中が高温になってしまうと熱中症や脱水症状の危険性がありますので、こまめに日陰に入り適切な温度に保ってあげましょう。うちわなどで仰いであげても良いですね。
◆こまめに愛犬の様子をチェックする
飼い主さんが「暑くない」と思っていても、愛犬は「暑い」と思っている事もあります。犬は全身が被毛で覆われていますから、暑さを感じやすいのでこまめに愛犬の様子をチェックしてあげましょう。
愛犬に熱中症の危険が迫っている場合、
- 呼吸が荒く、ハアハアしている
- 元気がなくなりぐったりしている
- 歯茎や舌が青くなる、チアノーゼという状態になる
などの症状が出ますので、注意して様子を確認してあげましょう。
少しでも「愛犬の様子が変だな」と感じた場合には、涼しい場所へ移動し、愛犬の身体を冷やしてあげるなどの応急処置をしながら様子を見ましょう。
明らかに愛犬の様子がおかしい、ぐったりしてしまっている、と感じた場合には、近くの動物病院へ受診する事をおすすめします。
犬をカートで移動させるときの便利グッズ
夏などの暑い日でもカートを使って愛犬とお出かけしたい!けれども愛犬の熱中症が心配・・・。という場合でも暑さを和らげる事のできる便利グッズがあります!
暑い日のお出かけにおすすめの便利グッズを紹介していきますので、愛犬とのお出かけの参考にしてみてくださいね。
◆ワン歩 快適ファン アイボリー
キャリーやケージに取り付けて、こもった空気を逃します。臭いを吸着する活性炭フィルター仕様です。
◆氷まくら ぶたピンク
ぶたの体部分が接触冷感生地で気持ちいい!寝そべった形のアニマルをモチーフにして、ペットが一緒に眠れる形状にしました。ぶたのお洋服をイメージしたオリジナルプリント生地!
◆ペットスエット 500ml
ペットの体液に近いイオンバランスで、水分・イオンを素早く吸収します。皮ふ・被毛の健康維持をサポートするパントテン酸カルシウム配合で、オリゴ糖(ラクトスクロース)がお腹の環境を健康に保ちます。
愛犬の喜ぶヨーグルト風味なのが嬉しいポイント!
犬用カートで電車移動できる?
愛犬とカートでお出かけしている際に、疲れてしまって電車に乗りたくなってしまう事はありませんか?
「愛犬はカートに入っているから周りに迷惑は掛からないし、一駅だけなら・・・」と考えてしまうのも無理はありません。
しかし、実は電車で犬用カートは「原則使用できません」。
と言うのも、電車を使用する際、犬は「手回り品」扱いとなるため、規定が設けられているからです。
電車の「手回り品」ってなんだ?と思った方のために、「手回り品」について簡単にご説明いたします。
◆手回り品とは?
・猫、子犬、鳩、これらに類する小動物は、縦・横の高さ合計90cm程度、長さ70cm以内のケースに入れなくてはなりません。(この際、へび・猛獣に類するものは乗車できないものとされています。)
・動物を入れたケースの重さが合計10kg以内でなくてはなりません。
・手回り品は1つにつき280円となります。
このように、電車では犬を含む小動物は手回り品として移動しなければならないため、「犬用カート」は規定の大きさや重さを超えてしまいます。
JRではこのような規定があるため、電車移動の際には犬用カートは使用できないという事ですね。
◆犬と電車で移動するには?
電車で移動する際にはクレートタイプのケースや、布製のソフトキャリー、リュックタイプのケースがありますので、そちらを使用するようにしましょう。
駅や車内ではペットをケースから出さないようにし、ドッグスリングのようなペットの顔が出るものについては、使用しないようにします。
リュックタイプキャリー
また、分離型犬用カートでは、普段はカートとして使用できる他、電車移動や狭い場所、室内などへは上のキャリー部分を外して持ち運ぶ事ができる優れものです。
一台持っていると様々な場所で大活躍できること間違いなしですね。
まとめ
犬用カートでのお出かけについて、準備する物から注意点までをご説明していきましたが、いかがでしたか?
暑さで体力が奪われる季節には、犬用カートの出番が増えてくると思います。「カートの中だから」と過信せず、カート内の暑さ対策をしっかりと行ない、こまめに愛犬の様子をチェックしながらお出かけして下さいね。
また、愛犬と電車を利用する場合には、利用する路線のお手回り品ルールを事前にしっかりと確認しておくと良いですね。電車は不特定多数の方が利用するものです。犬好きの方だけではありませんので、マナーを守って利用するようにしましょう!
犬用のグッズをその場面に合わせて使い分け、快適なお出かけを楽しんで来てくださいね!
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