犬のベッドの必要性
◆安心できる寝床
犬のベッドが多数販売されるようになりましたが、犬のベッドは犬の快適な睡眠のためには重要です。
安心できる自分だけの寝床があることは、犬の生活水準を高め、十分な睡眠で健康の維持にも役立ちます。
◆適温な寝床の確保
犬のベッドは、寒い冬には暖かな寝床確保のために非常に役立ちます。
多くの場合、冬の犬用ベッドは犬の体温で温まる素材の柔らかなベッドが多いので、寒さに弱い小型犬やシングルコートの犬には最適です。
◆一日の大半を寝て過ごす犬には快適なベッドが必要
個体差はあるものの、平均睡眠時間が12時間~14時間程度の犬は人間とは異なり、一日の大半を寝て過ごします。
そのため、快適な寝床を準備しておくことは、犬にとって良質な睡眠をとるためには欠かせません。
特に寒さに弱い犬の場合、冬場の冷えは免疫力の低下を引き起こし、様々な病気の原因となるので、暖かいベッドを準備してあげるのが良いでしょう。
犬のベッドの形は特徴がある
犬のベッドとは大まかに①側面があるもの②マットのような平たいもの③屋根付きのものに分けられます。
詳しく見ていきましょう。
◆スクエア型(ボックス型)の犬用ベッド
一番メジャーな犬用ベッドの形は、スクエア型(ボックス型)ベッドです。
スクエア型のベッドはクッション周辺が盛り上がっている犬が安心しやすい形状の四角い形のものがメジャーになります。
このベッド周辺の盛り上がりは犬が顎を乗せる、または枕の代わりに使用できるので、快適性が非常に高いベッドの形です。
屋根がないことから適度な解放感もあるので、どんな犬であっても快適に過ごせるのではないでしょうか。
犬は体が覆われている方が安心するので、体を丸めた時に少し余裕ができる程度のサイズを準備してあげることをおすすめします。
◆カドラー型の犬用ベッド
カドラーベッドとは側面がついているベッドになります。英語で「cuddle」は「寄り添う」「抱きしめる」といった意味があります。その名の通り愛犬を包み込むような形のベッドです。
カドラータイプのものは四角、丸型、その他の特殊な形など様々あり選ぶ楽しさがあるベッドです。
カドラー型ベッドはふちの部分枕のようにして使えますし、体重の重いワンちゃんが乗っても型崩れしにくく丈夫です。
◆ドーム型の犬用ベッド
ドーム型(かまくら)のベッドは、寝る時に周りを気にする神経質な犬に最適のベッドの形です。犬は大昔自分で穴を掘って穴倉で休憩していたため、犬が本来持つ習性を利用して作られています。
屋根が付いているため、自分だけの安心できる空間を作ってあげることができ、寒さに弱い犬種については、ベッドが囲われていることから温まりやすいのでおすすめです。
ただ、ベッドが囲われていることによって独立したスペースが出来るため、飼い主と常に一緒にいたい(寝ている時も飼い主の存在を感じていたい)犬にはあまり適していません。
また、極度に怖がりの犬の場合も、囲われた空間に入ること自体に抵抗を感じやすいので、ドーム型ベッドに慣れていない犬の場合はオヤツを利用してベッドに慣らすと良いでしょう。
慣れてしまえば犬にとっては安心してくつろぐことができる形ですが、洗濯の際は洗濯機に入らない、または型崩れしやすいので気をつけましょう。
◆コの字型の犬用ベッド
ボックス型ベッドの1辺に縁がないタイプのベッドで、広々と使えるため大型犬におすすめのベッドの形です。
コの字型に似たタイプでは2辺縁がないL字型タイプもあるので、用途別で選ぶと良いでしょう。
◆ソファー型の犬用ベッド
ミニソファーのようにソファーの形をしたベッドもあります。四辺が囲われているボックス型ベッドと異なり、1辺が囲われていないため出入りしやすいので、脚が丈夫でない犬や小型犬、シニア犬にも最適です。
◆マット型の犬用ベッド
マットレス型の犬用ベッドは、囲いがなく平坦な作りですので、ケージやサークルの中で大活躍します。
ケージやサークルを利用しない場合は、少し犬にとっては安心感が欠けるかもしれませんが、洗濯をはじめとし掃除しやすいのが特徴です。
介護用など機能性の高いものもあるのが特徴です。
【2019年冬新商品有】おすすめの冬用ベッド
◆テント風のベッドでお家でキャンプ気分♪「キャンプベッド」
会社名 | コジマ |
---|---|
サイズ | W60×D50×H55cm |
材質・素材 | ポリエステル100%本体:ポリウレタン中綿:ポリエステル100% |
製造国 | 中国 |
ネイティブ柄の可愛いベッドはトレンドに合わせたキャンプ風!お部屋の中が冷え込んでいる時でもテント型ベッドの中は快適な暖かさ。
お家のインテリアにこだわりのあるご家庭にもぴったりです。
◆超小型犬におすすめ!冷気が入りにくい「ドッグキューブベッド」
会社名 | コジマ |
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サイズ | W35×D35×H35cm |
材質・素材 | 表地ポリエステル100%本体:ポリウレタン・板クッション:中綿底面部ポリエステル100% |
カラー | ピンク |
製造国 | 中国 |
天井付きで冷気が入りにくいキューブ型のドームベッドです。
サイズがW35×D35×H35cmと小さめですので、超小型犬の場合はフィット感があり犬自身の体温でベッド内が暖まりやすいのでおすすめです。
◆小さな子やシニアにおすすめ「くまさんボアベッド」
会社名 | コジマ |
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サイズ | W42×D36×H7cm |
材質・素材 | 本体:ポリエステル100%クッション:ポリウレタン |
カラー | ブラウン・グリーン・ピンク・ブルー |
製造国 | 中国 |
◆可愛いモンスターズインクシリーズ「ドームベッド」
会社名 | コジマ |
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サイズ | W36×D39×H40cm |
材質・素材 | ポリエステル/ナイロン |
製造国 | 中国 |
ポリエステルとナイロンで作られた暖かいドーム型ベッドのモンスターズインクシリーズです。
愛犬の心地よい睡眠時間はもちろん、見ているだけで可愛い商品で犬が入るとモンスターズの口の中に入っているように見えます。
◆大型犬でもOKのゆったりサイズ「フォールディングベッド」
会社名 | コジマ |
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サイズ | W65×D135×H15cm |
材質・素材 | 本体:ポリエステル100%中綿:ポリエステル100% |
製造国 | 中国 |
大型犬でもゆったりくつろげる長さ153cmのロングタイプ。
使わないときは3つ折りに畳んでコンパクトにすることができます。
ボア素材で肌ざわりあったか。床面からの冷気から愛犬を守ってくれます。
犬のベッドを暖かくする方法
◆ペットボトルを有効活用
寒さに弱い犬には、ペットボトルを利用して暖かいベッドを準備してあげると、電気代もかからず安心です。
寒さが厳しくなる夜には特に便利で、ペットボトルにお湯を入れてベッドの中に入れてあげることで、お湯の暖かさと犬の体温で長時間暖かいベッドにすることができます。
ただし、寒さが厳しくなりやすい明け方にはお湯が冷めてしまっているため、極度に寒さに弱い犬の場合は注意が必要です。お湯の温度は犬が低音火傷しないようにぬるめにし、タオルなどを利用してペットボトルを包んでおいてあげると良いでしょう。
噛み癖がある子やおもちゃなどを壊して遊ぶのが大好きな子は、ペットボトルを噛み壊し火傷をする恐れがありますので使用しないでください。
◆犬用の寒さ対策グッズを活用
暖かいベッドを準備してあげるための犬用の寒さ対策グッズには、電気毛布や湯たんぽを中心にたくさんの商品があります。
犬用に作られた商品に関しては、犬が噛んでしまった場合の安全性や粗相をした際の防水性を考えてある商品が多いので有効活用しましょう。
ただし、電気毛布や電気カーペットについては犬の皮膚や被毛に直接当たるため、犬の体が熱くなってしまいやすいので注意が必要です。低温であっても熱中症のリスクや低温火傷の危険性があるので、電気で温まる製品は人が見ていることができない時間帯はあまり使用しない方が良いでしょう。
夜中などで犬を見ることが出来ない場合は、電気を利用せず犬の体温だけでベッドが暖まる仕組みになっている商品を活用することをおすすめします。
◆ブランケットや毛布を利用する
ブランケットや毛布も暖かいベッドを作ってあげるのには役立ちます。
通常冷気は床部分や壁部分から入ってくるので、犬の上にブランケットや毛布をかけるのではなく床部分においてあげると良いでしょう。
また、ケージやサークルの中にベッドがある場合は、寒さが入り込みやすい壁部分にカーテンのように毛布を付けてあげると寒さ対策に効果的です。
ケージやサークル自体にブランケットや毛布をかけて覆ってあげるのも効果的ですが、通気性が悪くなるため一方向には何もかけないことをおすすめします。
犬用ベッドに関するまとめ
犬の寒さ対策に大活躍の暖かいベッドについて幅広くご紹介致しました。
犬の安全性や経済的な面を考慮すると、やはり暖かいベッドを準備してあげるのが効果的です。
特に夜間では犬を見ていることができないので、犬の体温で十分暖かくなる快適なベッドを準備してあげたいですね。
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