1.ビションフリーゼとはどんな犬？
1-1.真っ白でフワフワ
1-2.貴族たちの間で飼われていた過去
2.ビションフリーゼは魅力的！気になる性格を一挙ご紹介
2-1.性格①：明るくてフレンドリー
2-2.性格②：天真爛漫で大らか系
2-3.性格③：愛情が深くて優しい
2-4.性格④：辛抱強くて人間との生活にも馴染む
2-5.性格⑤：コミュニケーション能力があり素直
2-6.性格⑥：元気いっぱいでテンション高め
2-7.ストレスの溜めこみ過ぎに注意…
4.小さな子供がいる環境にもおススメの訳とは？
4-1.理由①：フレンドリーで愛情深い性格だから
4-2.理由②：遊ぶことが大好きだから
4-3.理由③：小さな犬だから
4-4.理由④：見た目がかわいいから
4-5.理由⑤：しつけがしやすいから
4-6.理由⑥：甘えん坊だから
4-7.親の監視のもとでビションフリーゼとの生活を楽しもう
ビションフリーゼとはどんな犬？
外見がとても魅力的なビションフリーゼ。ぬいぐるみみたいな見た目が印象的です。どんなワンちゃんなのでしょうか？
◆真っ白でフワフワ
ビションフリーゼのチャームポイントと言えば、真っ白なフワフワの被毛。体だけでなく、頭や足先までモフモフです。
白い巻き毛に包まれている姿は、どこか「わたあめ」を連想させます。見た瞬間に、可愛さのあまり目が離せなくなる風貌ですね。
また、ビションフリーゼを代表するカットは「まんまるカット」。耳がどこにあるか分からないくらい、頭と耳が同化してまん丸です。アフロヘアみたいにも見えることから、「アフロ犬」と表現されることもあります。
被毛にボリュームがあって優雅、とにかく可愛らしいと愛好家が多いワンちゃんです。
たっぷりの被毛で覆われ分かりにくいかもしれませんが、体重はそれほど重くなく、5キロ前後が理想体重と言われています。
抱っこもしやすいので、いつでもフワフワの被毛に触れることができます。
◆貴族たちの間で飼われていた過去
ビションフリーゼは、人を惹きつける外見をしています。昔は、貴族たちの間で大流行していたセレブ犬でした。
人気が高まると同時に、一般的な家庭でも家族に迎えることが増え、今では世界各国で愛される犬種となっています。
ビションフリーゼは魅力的！気になる性格を一挙ご紹介
見た目だけでも可愛さ溢れるワンちゃんですが、内面の性格にもたくさんの魅力があります。性格を知るほどに、ビションフリーゼのファンになりそうです。どんな性格なのでしょうか。
◆性格①：明るくてフレンドリー
真っ白で明るい被毛のビションフリーゼを見ると、思わず近づきたくなりますよね。
ビジュアルからも親しみやすいイメージがあるビションフリーゼですが、内面もかなりフレンドリーで懐きやすい性格をしています。
飼い主さんだけでなく、家族や友達、散歩中に出会った人…などに対しても、大らかに接する社交性の持ち主です。「知らない人に近づくのはちょっと…」という引っ込み思案さもほぼないので、お散歩に一緒に行くと、たくさんの人と楽しい時間を過ごせそうですね。
家のなかに来客があっても愛想よくシッポをフリフリすることも多いです。お友達や知り合いが遊びに来ても、明るい様子で応対してくれるワンちゃん。自慢の愛犬となりそうですね。
◆性格②：天真爛漫で大らか系
ビションフリーゼは、天真爛漫で大らかなところがあります。知らない人にビクビクするような気の弱さもなく、「余裕のある」「のんびり」「マイペース」という言葉がぴったりなくらい、心が大らかです。
いつも、晴れ晴れとしている雰囲気で、ご機嫌が良い様子を見せます。陽気なビションフリーゼと一緒にいるとホッと和むことでしょう。
◆性格③：愛情が深くて優しい
ビションフリーゼは、一緒に暮らす飼い主さんに対して愛を注いでくれるワンちゃんです。家族との時間が大好きで、ぴったりと寄り添う時間を好みます。
大好きな飼い主さんには甘えん坊で、撫でられたり、抱っこされたりすると、嬉しそうにするでしょう。一緒にまったりとした時間を過ごせそうですね。
◆性格④：辛抱強くて人間との生活にも馴染む
ビションフリーゼは飼い主さんにとても従順です。愛情が深いほど、飼い主さんからの指示にも従おうとしてくれます。
「従う」というよりも、「飼い主さんが喜んでくれている」という喜びの気持ちなのかもしれませんね。
大好きな飼い主さんであるほどに、しつけのトレーニングでも辛抱強さを発揮します。
「愛情をかける」「スキンシップで絆を深める」「コミュニケーションを多めとる」「寂しくさせない」ということを意識すれば、しつけもしやすく人間との生活にも馴染んでくれるワンちゃんです。
◆性格⑤：コミュニケーション能力があり素直
ビションフリーゼは、コミュニケーション能力がある賢いワンちゃんです。フレンドリーな気質や素直さも手伝って、散歩やドッグランでも社交性の高さを見せるかと思います。
人間とのコミュニケーションもスムーズで、飼い主さんだけでなく、他の人間や動物たちとの関係性も築きやすい性格をしています。
◆性格⑥：元気いっぱいでテンション高め
フワフワ＆モコモコでまるでぬいぐるみみたいな印象があるビションフリーゼ。近くで寄り添っているだけでも幸せな気持ちになれるでしょう。
のんびりしたイメージもありますが、実は活発で元気に動き回ります。「楽しい～！」「やった～！」という気持ちからか、急にテンション高めに動くときもあります。
スイッチの切り替えがあるかのように、急に「元気モード」になることも。その急にテンション高めになる様子を、ビションフリーゼが持つ特有の行動として「ビションブリッツ」や「ビションスイッチ」として、飼い主さん達の間でも知られているようです。
動いてしばらくすると「たくさん動いて満足～♪」という気持ちで、テンションは少し和らぐのだとか…。
「突然テンションが高くなるかも」と覚えておけば、ケガをしないような配慮もできますし、ビションフリーゼの楽しそうな表情が見られる素敵な瞬間とプラスに考えられる行動かもしれませんね。
◆ストレスの溜めこみ過ぎに注意…
周囲に対して「穏やかに振る舞う」「協調性を保つ」という性格がそもそも備わっています。
気を使う質なので、ストレスが溜まりやすいと言われています。飼い主さん自身が「あまりストレスを溜めさせない」と意識することが大事です。
ストレスが溜まると、いつもと違った表情や行動を見せるかもしれません。発散させなければ、精神面だけでなく、体の不調となって表れるケースもあります。
ビションフリーゼは明るく優しい犬種ですが、放任主義はＮＧです。留守番の時間が長くなると「自分を構ってくれる存在がいない」と考えて本来の性格にも影響が出るかもしれません。
甘えたがりなので、一緒に寄り添ったり、遊んであげたりの時間を考えてあげましょう。
オスとメスで違いはあるの？
性格は、育った環境や飼い主さんの対応によっても変わるもの。「オスだから○○」「メスだから○○」と、極端に対比することはないですが、オスとメスでは少し傾向が違うこともあります。
一般的に、オスは活発で遊ぶことが好きなようです。飼い主さんへ甘えることが多く、家族に対しての愛を分かりやすく見せてくれる傾向とも言われています。
一方のメスは、オスよりはおっとりしていて優しい印象。甘えるよりも、穏やかに飼い主さんの近くで寄り添うのが好きなようです。
小さな子供がいる環境にもおススメの訳とは？
そもそも、犬との暮らしは、子供の教育にもおススメと考えられています。
ぬいぐるみと違って生きている存在なので、「食事の準備をする」「トイレシーツを替えてあげる」「ブラッシングする」「散歩に連れていく」と日常的なお世話が必要。
「自分が世話してあげなければ」と優しい気持ちや責任感を生み、子供の心が健やかに育まれ、良い影響をもたらすと考えられています。
ただ、どんな犬種でも子供に受け入れられやすいかと言えば、そうとも言い切れません。
ビションフリーゼは、性格や見た目から、小さな子供がいる環境にもピッタリのワンちゃんなのです。その理由について、ひとつひとつ紐解いてみましょう。
◆理由①：フレンドリーで愛情深い性格だから
ビションフリーゼは、基本的におおらかで優しい犬種です。人に対して恐怖や緊張感もあまりないため、子供達とも仲良くなれると言われています。
また、愛情が深いので、お世話を通じて自分に注がれた愛をしっかり受け止め、それを返してくれる素敵なワンちゃんです。お世話にかぎらず、自分と一緒に遊んでくれる存在を愛おしく思ってくれます。
少子化と言われている現代で、兄弟姉妹がいない子供も多いかと思います。フレンドリーで優しいビションフリーゼなら、子供の「兄や姉」「弟や妹」のような存在になってくれるのではないでしょうか。
◆理由②：遊ぶことが大好きだから
フワフワの被毛でちょっと穏やかで上品な感じも見せてくれるビションフリーゼですが、実際には元気いっぱいです。子供と一緒に遊んでくれる存在になってくれるかと思います。
◆理由③：小さな犬だから
ビションフリーゼは、大人になると5キロ程度の小さい犬です。25～29㎝ほどの体高の小さい犬なので、子供でも扱いやすいでしょう。
中型犬や大型犬の場合、子犬の頃は小さくても、成長すると小さい子供の身長を追い抜くケースもあります。大型犬は特に、子供との接し方で注意が必要なことが多いでしょう。
その点では、成長しても小さなビションフリーゼは、小さな子供たちと過ごしやすい犬種と言えるかもしれませんね。
◆理由④：見た目がかわいいから
犬の見た目はさまざまで、なかには「カッコいい！」「凛々しい！」とワイルドな風貌をした犬種も多いです。ただ、子供によっては、ワイルド系の見た目の犬種が苦手なケースもあるでしょう。
ビションフリーゼの場合、年代問わず誰からも愛される外見が魅力です。フワフワした被毛は、触り心地もいいですし、一緒に昼寝をしていると温かくて優しい気持ちになること間違いなしです。
ちょっとぐずった子供も、「どうしたの？」とでも言うかのように近くで見守ってくれるビションフリーゼの表情を見ると、思わずホッと笑顔になってくれるかもしれませんね。
◆理由⑤：しつけがしやすいから
ストレスを溜めすぎると神経質になるかもしれませんが、基本的に素直でしつけのしやすい犬種です。頭もよく、トレーニングへの耐性もあるようです。
親がしっかりしつけることができれば、小さな子供との関係も良好でしょう。
一緒に、しつけに取り組んでいくのもいいかもしれませんね。
◆理由⑥：甘えん坊だから
ビションフリーゼは子供たちに構ってもらえることに喜びます。寂しい時間が続くとストレスを溜めがちなので、甘えん坊のビションフリーゼにとっては子供の存在は心強いものとなるでしょう。
ビションフリーゼに甘えられると、子供達も嬉しいのではないでしょうか。
◆親の監視のもとでビションフリーゼとの生活を楽しもう
フレンドリーなので飼いやすいと言われている犬種です。
ただ、小さい子供がビションフリーゼに対して、優しく愛情を注げるように、親が監視することは大事でしょう。
「嫌がっているときは無理に触らない」「急に近づいてビックリさせない」「大きな声を出さない」「興奮させないようにする」と、犬に対しての優しい接し方を一緒に身近で教えてあげるといいかもしれませんね。
「子供とビションフリーゼだけ」という状況は避け、親御さんも交えて楽しい時間を過ごすことで、みんなが幸せな気持ちになれるかと思います。
多頭飼いにもぴったりのビションフリーゼ
周囲に気配りができるコミュニケーション能力高めのビションフリーゼは、多頭飼いにも向いていると言われています。
社交性の対象は、人間だけでなく、他の犬たちにも向けられます。初めて会う人にも愛想がよいことかわも分かるように、一緒に多頭飼いした仲間達には深い絆を感じるようです。
持ち前の大らかな態度で、仲間達のなかでも「まとめ役」となってくれるかもしれませんね。
まとめ
とにかく可愛らしい見た目で、ビションフリーゼはたくさんの人から愛されています。
攻撃性があまりないうえ、フレンドリーで辛抱強く、愛情が深い…という性格の持ち主で、内面もかなり魅力的なワンちゃんです。
また、フレンドリーで辛抱強いので、小さい子供がいる家庭や多頭飼いにも向いています。
みんなで一緒に暮らせば、毎日がほのぼのした生活になりそうです。
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