1.犬をタクシーに乗せられる?
1-1.犬が乗車できるタクシー会社(一般的なタクシー)
1-2.犬が乗車できるタクシー会社(ペットタクシー)
1-3.タクシーに乗せられる犬の大きさは?
2.犬をタクシーに乗せる前に準備したいこと
2-1.キャリーバッグを用意
2-2.皮膚・被毛のお手入れをしておく
2-3.トイレを済ませる
2-4.クレートトレーニング
3.犬をタクシーに乗せるときの注意点
3-1.汚れないように注意する
3-2.運転の妨げにならないようにする
3-3.キャリーバッグから出さない
3-4.ご飯を与えすぎない
4.犬をタクシーに乗せる際に役立つグッズ
4-1.車内では通気性の良いクレートがおすすめ!「ソフクレート」
4-2.シートベルトに固定できる「キャンピングキャリー折りたたみ」
4-2.シャンプーできないときに有効活用!「うるおうコラーゲン」シャンプータオル
4-4.万が一の時に役立つお掃除シート
【掲載:2020.04.05 更新:2022.02.24】
犬をタクシーに乗せられる?
◆犬が乗車できるタクシー会社(一般的なタクシー)
普段人が利用する一般的なタクシーでも犬を乗せることができますが、運転手のアレルギーなど一部例外はあります。事前にタクシー会社に電話で確認して、細かなマナーなど確認しておくことをおすすめします。
犬をタクシーに乗せる際は、キャリーバッグやケージの利用が必須ですので、予め準備しておきましょう。
◆犬が乗車できるタクシー会社(ペットタクシー)
最近ではペットを送迎するためのペット専用タクシーもあります。こちらは動物輸送専門タクシーのため、基本的には何かしらの事情がない場合、人の乗車ができないのが一般的です。
人を乗せる一般的なタクシーは「旅客運送業」に該当しますが、残念ながら現段階でペットは物として取り扱われるため、ペットタクシー専門で営業している場合は「貨物運送業」となるのが大きな違いです。
ちなみに、「旅客運送業」としての一般的なタクシーの場合であっても、犬は荷物として扱われるため、犬を乗車させたからといって料金が追加で発生することはありません。
ペットタクシーに関しては、緊急時の動物病院を連絡しておくと対応してくれるなどのサービスがある会社もあります。
◆タクシーに乗せられる犬の大きさは?
タクシーに乗せられる犬の大きさは、基本的にキャリーバッグやクレートに入るサイズの小型犬です。
一般的なタクシーは、中型犬や大型犬をフリーで乗せることができないので、その場合はペットタクシーを検討する必要があります。
犬がキャリーバッグやケージ、クレートに入るサイズといっても、タクシーの乗車席に対して大きすぎるものは不可です。常識的に考えて、小型犬や小さめの中型犬までと考えておいた方が良いでしょう。
タクシー会社によってタクシーのサイズも多少異なるので、判断が難しいサイズの犬に関しては、キャリーバッグなどに入れた際のサイズを測って、事前にタクシー会社に確認をとると良いでしょう。
犬をタクシーに乗せる前に準備したいこと
◆キャリーバッグを用意
タクシーに犬を乗せる場合は、盲導犬や介助犬、聴導犬など一部を除外し、キャリーバッグやキャリーケース、ケージなどの利用が必要です。
盲導犬などに関しては、キャリーバッグなどに入れずにそのまま乗車させても問題ありません。
◆皮膚・被毛のお手入れをしておく
一般的なマナーとして、タクシーに乗車する前は皮膚や被毛のお手入れをしておきましょう。
タクシーを利用する方は、全ての人が犬を飼っているわけではありませんので、嫌いな方もいますし、アレルギーがある方もいます。
被毛でタクシーを汚してしまったり他人の迷惑にならないよう、最低限のお手入れは行っておきましょう。
◆トイレを済ませる
タクシー内で排泄してしまうと匂いや汚れの原因になるので、タクシー乗車前は必ず排便や排尿を済ませておきましょう。
粗相や車酔いリスクを避けるため、乗車前は水をたくさんは飲ませない、食べ物も多くは食べさせないのが理想です。
◆クレートトレーニング
キャリーバッグに慣れていない犬の場合は、クレートトレーニング(キャリーバッグやケージも同様)をしっかりと行っておきましょう。
クレートトレーニングは、災害時にも犬の安全や居場所を確保できるので、タクシー乗車に限らず早めに行っておくことをおすすめします。
犬は慣れないタクシー移動でストレスを感じやすいので、キャリーバッグやケージが安心できる場所になっているとタクシーに乗せるときも安心して乗車できます。
犬をタクシーに乗せるときの注意点
◆汚れないように注意する
タクシーは多くの人が利用するので、被毛や排泄物を中心に汚さないように細心の注意を払いましょう。
ブラッシングで予め抜け毛ケアを行ったり、匂いが発生している場合はシャンプーしたり、シャンプータオルで拭いあげると良いでしょう。
◆運転の妨げにならないようにする
基本的にケージやキャリーバッグに入れているので大丈夫だと思いますが、くれぐれも運転の妨げにならないように注意しましょう。
ケージやキャリーバッグ内に大人しく入っていても、あまりに吠える犬の場合、大きな声は運転の妨げになる危険性があります。
事前に吠えのしつけやクレートトレーニングをしたり、ストレス軽減のために車に乗ることに、ある程度慣れさせておいてあげると良いでしょう。
◆キャリーバッグから出さない
タクシー内では犬をキャリーバッグなどから出さないように注意しましょう。様態がおかしいなど何かしらの事情がある場合は、タクシーの運転手に必ず確認、事前に了承をもらうことが大切です。
車酔いしやすい犬の場合は、定期的に窓を開けてあげるなど工夫をしましょう。
◆ご飯を与えすぎない
タクシーに乗車する前にご飯を与えすぎると、犬が寄ってしまう危険性が増し、吐いてしまったりすることもあります。
愛犬の車酔い対策のためにも、乗車前は大量の食事は避け、少なめの量に調整することをおすすめします。
ちなみに、犬は空腹時間が長い場合も嘔吐しやすいので注意が必要です。
犬をタクシーに乗せる際に役立つグッズ
◆車内では通気性の良いクレートがおすすめ!「ソフクレート」
車内で使用するのにおすすめの通気性抜群のクレートで、強度の高いフレームを採用しているため丈夫です。
お出かけの際に便利な折りたたみ可能なクレートで、汚れやすい側面が防水加工されています。
◆シートベルトに固定できる「キャンピングキャリー折りたたみ」
シートベルトに固定できるハードタイプのキャリーで、安全性が高く掃除しやすいのが特徴です。
タクシーなどに乗せる際は、普段使用している犬の匂いがついた毛布など入れてあげるとストレス軽減に役立ちます。
◆シャンプーできないときに有効活用!「うるおうコラーゲン」シャンプータオル
車内は匂いがこもりやすいので、念のため備えておきたいのがシャンプータオルです。
タクシー乗車前にシャンプーできない時も活用でき、コラーゲンやヒアルロン酸など被毛の健康維持をサポートする成分が含まれているため、普段のお手入れにも便利です。
◆万が一の時に役立つお掃除シート
粗相など、タクシー乗車中に万が一汚してしまったときのために、すぐに掃除できるお掃除シートやウェットティッシュを持参しておくと便利です。
ウェットティッシュを持参する場合は、消臭・除菌力の高い商品を選びましょう。
犬をタクシーに乗せる時に関するまとめ
犬と一緒に一般的なタクシーに乗車することは可能ですが、必ずキャリーバッグやクレート、6方向全てが囲われているタイプのケージなどに入れましょう。
タクシーは乗り慣れている車とは環境や車内の匂いなどが異なるので、ストレスもかかりやすい環境です。普段車に乗り慣れている犬であっても、乗り慣れないタクシーで酔ってしまうことがあります。
タクシーを利用する際は、乗車中にこまめに愛犬の体調や変化を確認し、他人に迷惑をかけないようしっかりとマナーを守りましょう。
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