1.犬のキャリーバックを選ぶ時のポイント
1-1.収納
1-2.通気性
1-3.安全性
1-4.丈夫さ
1-5.持ちやすさ
2.犬のキャリーバッグの形は利用目的で選ぶ
2-1.スリング
2-2.リュック型
2-3.トートバッグ型
3.おしゃれ+機能性抜群のおすすめキャリーバッグ
3-1.Porta 移動や出先でくつろぐリュックキャリー
3-2.OSOTOキャリー トラベラー
3-3.hugmove 抱っこキャリー
4.キャリーバッグに犬を慣れさせるには?
4-1.キャリーバッグに入ることを覚えてもらう
4-2.キャリーバッグの中へ誘導していく
犬のキャリーバックを選ぶ時のポイント
キャリーバッグは、犬を運ぶものですから犬のことを考えて選びましょう。まず犬のことを考えてから、おしゃれなキャリーバッグなどを選びましょう。ここでは、犬のキャリーバッグを選ぶポイントを解説します。
◆収納
犬を連れて長時間移動をする際は、収納が優れているかどうかもキャリーバッグを選ぶポイントです。最近は、おしゃれなだけではなく収納も考慮したキャリーバッグがたくさんあります。
犬を連れての移動は、トイレグッズを持ち歩いたり飲み水を持ち歩いたりなにかと必要です。収納ポケットが複数ついているトートバッグタイプなら、おしゃれに収納もできますよ。
◆通気性
犬は、暑さと湿気が苦手な動物です。犬種にも差があるものの、犬が快適とする温度は18℃から22℃、湿度は40%から60%。湿度が高くなると、皮膚や耳などに炎症が起こったり雑菌やカビが繁殖したりするので注意してください。
そんな体質の犬を運ぶキャリーバッグですから、通気性に優れているか確認することも大切です。犬のキャリーバッグ選びで通気性を重視するのなら、メッシュタイプのキャリーバッグを選びましょう。
メッシュから、犬が飼い主を確認することもできます。バッグの大部分がメッシュの用品から、小窓のように覗けるサイズのものまでさまざまなデザインがあります。そのため、おしゃれを意識しながら犬のことも考えてキャリーバッグを選べますよ。
◆安全性
キャリーバッグが、犬にとって安全であるかどうかは気にかけたいポイントです。キャリーバッグに入っている間、犬は自分で自分の身を守れないということを覚えておきましょう。以下を確認してください。
・小さなプラスチックの部品があるなど、犬が誤飲しそうなものが無いか
・倒れるなどの衝撃が与えられても、きちんと吸収してくれるか
・飛び出し防止のリード付きであるか
◆丈夫さ
2時間以上の長時間移動をするときは、ハードタイプのキャリーバッグがおすすめ。金属やプラスチックでできており、犬を衝撃から守ってくれますよ。犬も、安定した足場で過ごせるだけではなく飼い主も安心できます。
◆持ちやすさ
犬の安全や、キャリーバッグも大事ですが、飼い主自身が持ちやすいかどうかも大切です。長時間の移動が必要なときは、持ちにくいキャリーバッグだと飼い主が疲れてしまいます。
犬を背負って、両手を開けられるリュックタイプのキャリーバッグや、カバンと同じように持ち運べるトートバッグタイプもあります。トートバッグタイプは、たとえばチワワなど比較的体重が軽い小型犬を連れていくのにおすすめです。
犬のキャリーバッグの形は利用目的で選ぶ
犬のキャリーバッグには、いろいろな形があります。そのため、利用目的をはっきりさせてから購入しないと「欲しいのはこれじゃなかった」ということになるかもしれません。形が豊富ですと、おしゃれの幅も広がります。ここでは、キャリーバッグの形をおすすめの用途と合わせて紹介しました。
◆スリング
スリングは、リュック型とは異なり犬の位置は人間の体の前です。ですから、リュックを背負いたいという人にむいています。スリングは、犬のキャリーバッグの中では一番軽量なタイプ。コンパクトに持ち運べて、必要になったらサッとスピーディに使用できるのもスリングのメリットです。
自転車に乗る時や人混みだけではなく、抱っこでの散歩が必要なときや人混みの中に行くときも便利です。おでかけに使うのもいいですが、犬をスリングに入れたまま膝のうえに待機させることもできます。
ただし、犬を支えているのは片方の肩なので肩や腰に負担がかかりやすいです。JRや新幹線では利用できないデメリットもあります。
◆リュック型
普段、荷物を運ぶリュックを背負うように犬を連れていけるリュック型のキャリーバッグ。「ある程度歩くから、両肩でしっかり犬を支えたい」という人や「両手を空けたい」という人におすすめです。リュック型は、形によって外出先でもドッグハウスとして使えるメリットがあります。
前抱っこができるタイプなら、荷物用のリュックと合わせて使うこともできます。しかし、リュックの併用は肩紐が分厚ければ分厚いほど困難になるので確認が必要です。
◆トートバッグ型
遠目から見ても、犬を連れているように見えずおしゃれに運べるのがトートバッグ型です。このタイプは、あまり目立たないものが好みだという方におすすめ。可愛い柄の入ったものや、収納に特化したものなどさまざまなデザインがあるので、コーディネートと合わせておしゃれに持ち運ぶこともできます。
しかし、支える場所は持ち手だけなので体重が重い犬を運ぶのにはむいていません。両手を空けられないので、散歩がしにくいと思う人もいるでしょう。
おしゃれ+機能性抜群のおすすめキャリーバッグ
自分自身も、おしゃれを楽しみながら犬のことも気を使えるキャリーバッグが欲しい。そう考えている人もいるのではないでしょうか。デザインはおしゃれで、なおかつ高機能なキャリーバッグがあるのです。
◆Porta 移動や出先でくつろぐリュックキャリー
リュックタイプで疲れにくく、動物病院の待合室、車での長時間の移動に適したうれしい機能がいっぱい、拡張タイプのリュックキャリー
「外出先でも窮屈な思いをして欲しくない」そう考える人におすすめのキャリーバッグが「Porta 移動や出先でくつろぐリュックキャリー」という商品です。このキャリーバッグ、見た目は普通のバッグですが、大きく拡張します。
大きく拡張して、ペットがくつろげるスペースが完成です。だから、動物病院の待合室でのおでかけや長時間の車でのおでかけにもおすすめ。外出先でドッグハウスとしても十分使用可能です。
カラーにはグレーがあるので、「いろいろな服を楽しみたい」というおしゃれな人でもどんな服にも合わせられます。このリュックでは、ポケットティシュホルダーや給水器用ポケットなどがついており犬のおでかけに欠かせないグッズが収納可能です。外出先でも、ペットの気持ちを考えつつおしゃれに高機能なリュックが使えます。このペット用品の対象は、小型犬です。
◆OSOTOキャリー トラベラー
ペットを守る軽くて丈夫なポリカーボネイト製。ストッパー付HINOMOTOタイヤで安定走行。小型犬用。
「丈夫で安心できるリュックタイプのキャリーバッグが欲しい」という人におすすめなのは「OSOTOキャリー トラベラー」です。超小型犬や猫用の「Jr」と小型犬にも対応する「tall」タイプがあるので、飼っている犬のサイズに合わせて選べます。こちら、4通りのスタイルに変形できるおしゃれな仕様。背負って使う、手持ちで使う、前抱きで使う以外にもスーツケースなどにも取り付けできます。
外出先で、飼い主の顔が見えなくなると不安になる犬もいます。OSOTOキャリー トラベラーは透明窓があるので、犬と飼い主がいつでも互いの様子を確認できるところもポイントです。目立ちたくなければ、カバーの取り付けもできます。普通のキャリーバッグだと、ペットの出し入れが難しいことがあります。しかし、OSOTOキャリー トラベラーはフルオープン設計なので心配する必要はありません。
◆hugmove 抱っこキャリー
抱っこ感覚で使えるキャリーバッグ。底を水平に保つ水平ベルトでお出かけ中もわんちゃん快適。両肩ショルダー仕様で肩への負担がかかりにくく、腰ベルトでしっかり固定できる。キャリーバッグとして使用しない時はウェストポーチ形状で、お散歩中も両手が使えて便利。
hugmove 抱っこキャリーは、抱っこをしている雰囲気で犬を連れていきたい人におすすめのキャリーバッグです。お散歩のときにも、両手が使えるので軽やかな気分で歩けます。hugmove 抱っこキャリーには、底を水平に保つように、水平ベルトがついています。底が歪んでいると、犬も落ち着けません。その点、こちらは安定します。
カバー付きのメッシュ窓があるので、気がついたときにすぐ犬を確認可能です。hugmove 抱っこキャリーの注目すべきところは、ウエストポーチの形にたためるところ。犬を連れていくときに便利なだけじゃなく、コンパクトにもなるのです。
キャリーバッグに犬を慣れさせるには?
せっかくキャリーバッグを購入したのに、犬が慣れてくれない。このような悩みを持つ方も多いと思います。ここでは、キャリーバッグに犬を慣れさせるコツを紹介します。
◆キャリーバッグに入ることを覚えてもらう
まず、犬にキャリーバッグに入るのは楽しいことだと覚えてもらうところから始めます。オヤツを持ち、犬の注意を惹きつけましょう。犬が興味を持ったら、オヤツをキャリーバッグの上に置きます。犬がオヤツを食べたら、今度は先ほどとは異なる位置にオヤツを置いてください。
このように、キャリーバッグのさまざまな場所にオヤツを置いて食べてもらうのです。これを繰り返せば、犬は「キャリーバッグには良いことがある」と理解していきます。
◆キャリーバッグの中へ誘導していく
犬がキャリーバッグに良いイメージを持つようになれば、いよいよ中に入る練習をします。再びオヤツで犬の注意をひき、キャリーバッグに誘ってください。犬がキャリーバッグの側まで来たらオヤツをキャリーバッグの中へ投げ入れましょう。
犬が自分の意思でキャリーバッグに入ってオヤツを食べたら、もう1度犬をキャリーバッグから出します。そして、再びオヤツで誘って犬をキャリーバッグの中へ入れるのです。これは、キャリーバッグの中へ入ったら良いことがある、と犬に記憶させるトレーニングです。
さらに、指示によって犬がキャリーバッグに入るようにしたければ犬がキャリーバッグに入るその瞬間に指示語を伝えます。たとえば、「ハウス!」や「クレート!」などです。犬がキャリーバッグに入るたびに指示語を伝えて、行動と指示語を繋げます。オヤツを使わない状態で指示語を発して、犬が自主的にキャリーバッグへ入るようになればトレーニング成功。何度も繰り返して覚えてもらいましょう。
犬のおしゃれなキャリーバッグに関するまとめ
今回はキャリーバッグの選び方や種類、おすすめの商品を紹介いたしました。安全性や通気性など愛犬のことを考えて選ぶのもいいですが、キャリーバッグを持ち運ぶ飼い主自身のことを考えることでより快適に過ごすことができるはずです。
キャリーバッグには、おしゃれで機能面も優れている商品がたくさんあります。それぞれの特徴を知り、愛犬と飼い主に合ったキャリーバッグを選んでくださいね。
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