1.ハーブは犬にも効果がある?
1.正しい知識があれば愛犬と一緒に楽しめる!
2.犬のからだに嬉しいハーブのはたらき
2-1.豊富な種類から目的に合わせて選べる!
3.犬に与えてもいいハーブの一例
3-1.カモミール
3-2.ローズマリー
3-3.ローズヒップ
3-4.オレガノ
3-5.大葉(しそ)
3-6.アルファルファ
3-7.パセリ
4.愛犬とのティータイムを実現!「オーガニックガーデン 3WAY オーガニックハーブティー」
4-1.スリムサポート
4-2.エイジングサポート
4-3.ヘルシーサポート
5.犬が食べてはいけないハーブもある!
5-1.ジャスミン
5-2.マリーゴールド
5-3.ユーカリ
5-4.ヨモギ
ハーブは犬にも効果がある?
◆正しい知識があれば愛犬と一緒に楽しめる!
現代では馴染みのある植物として知名度の高いハーブ。古来より、薬草として用いられるなどして、重宝されてきました。
食品として利用したり、匂いを楽しんだりと、健康的で癒し効果を得られる、といったイメージを持っている方は多いでしょう。世界三大医学の一つでもあるアーユルヴェーダにおいても、ハーブティーがすすめられていますよね。
薬効成分が確認されている植物の総称をハーブといいますが、その種類は様々で栄養価・効能も各々違います。リラックス効果を得るため、不足している栄養を補うためのサプリメントとしてなど、幅広く使用されているこのハーブ。犬にとって害はなく、効果が得られる存在なのでしょうか?
実は、犬にもハーブの効果は、人間とほぼ同様に期待できるといわれているのです。
ただし種類によっては、香りが強く、独特な味がしたり、安易に与えると危険を招くハーブもあります。ハーブの食用に関しては、専門的な知識が必要だといえるのです。
愛犬にハーブを与えたい、一緒に楽しみたい、という飼い主さんは、事前にしっかりとした知識を身に付けておくことが必要ですね。
注意点を学び、正しい与え方をすれば、愛犬が効果的にハーブの効能を得ることができるでしょう。特に、老犬になるにつれて、犬も身体の不調などが目立つようになります。普段の食事で補えない栄養価を摂り入れるためにも、ハーブを使用している飼い主さんも少なくありません。
それでは愛犬にとってどんな効果が得られるのか、具体的に紹介していきましょう。
犬のからだに嬉しいハーブのはたらき
◆豊富な種類から目的に合わせて選べる!
薬の原料にも用いられるハーブですが、薬のように、病気・体調不良などに即効性があるわけではありません。その効果は緩やかに現れます。日々の食事に加えることで、栄養素を補ったり、体調を整える働きをもたらすのです。
このように即効性はないものの、その分副作用が少ないという嬉しいポイントがあります。薬とは違い、ある程度の期間、継続して使用できるというのも大きなメリットですね。
そして前述したように、ハーブは種類が豊富でそれぞれに違った効能をもっています。愛犬の年齢、体質、健康状態によって使い分けることで、健康維持・老化防止など、目的に合わせた使用ができるのです。
また、ハーブは食事以外でも利用が可能です。ラベンダー・カモミールなどのハーブティーは、お風呂に入れてハーブ湯としても使えます。ブラッシング前に使用すればグルーミングスプレーとしても活躍することができるのです。食用以外にもトリミングアイテムとして使用できるのですから、まさに優れものですね。
ハーブの種類には家庭栽培のしやすいものもありますし、経済的な面からみてもかなり優秀です。愛犬にとってぴったりのハーブを探し、栽培から楽しむのも良いかもしれませんね。
ハーブは人間用のエステサロンはもちろん、ドッグサロンやアニマルセラピーなど、アロマオイルとしても幅広く利用されています。
愛犬に与えても問題のない代表的なハーブを効能と併せて紹介しますので、チェックしていきましょう!
犬に与えてもいいハーブの一例
◆カモミール
人間社会でも人気のあるハーブで、好きな方も多いでしょう。このカモミールには、利尿作用・口臭予防などの効能の他、リラックス効果が期待できるのです。疲れを感じる日に、おすすめのハーブです。
◆ローズマリー
爽やかですっきりした香りが特徴で、肉料理の臭い消しにも使われるローズマリー。ロスマリン酸と呼ばれる成分が多く含まれており、抗アレルギー作用と抗炎症作用を持っています。食材の風味付けやイタリアンにも多く使われていますが、入浴剤や下駄箱の消臭剤としても利用可能です。
◆ローズヒップ
ハーブティーの一種としても人気の高いハーブの一つです。別名「ドッグローズ」「イヌバラ」ともいわれていますね。この名前の由来は諸説ありますが、ローマ時代に狂犬病に効果があるといわれていた、という話がその一つです。高い抗酸化作用があり、ビタミンCが豊富のため免疫力アップに効果的です。
◆オレガノ
爽やかな香りが特徴的なオレガノ。チモールやカルバクロールという成分が含まれており、抗菌作用があります。さらに、ビタミン類(ビタミンC・Eなど)・カリウム・鉄分・カルシウムなども豊富です。抗酸化作用や消化促進などの効果を期待できるハーブです。
◆大葉(しそ)
和食にも欠かせない日本を代表するハーブが大葉(しそ)です。この大葉(しそ)には、ビタミン類・βカロテン・カリウムなどの様々な成分が含まれています。消化を助けたり、疲労回復などの効果が期待できます。
◆アルファルファ
スプラウトの状態でサラダとして食べる機会が多いアルファルファ。栄養バランスに優れているという特徴があり、ガン予防・抗炎症作用に効果があるともいわれています。健康維持や病気の予防に役立つハーブです。
◆パセリ
料理の脇役として添えられることの多いパセリですが、鉄分がとても豊富なハーブの一種です。鉄分は、貧血の予防や改善に効果的だといわれていますよね。健康促進のためにも、積極的に摂り入れたい成分の一つです。
愛犬とのティータイムを実現!「オーガニックガーデン 3WAY オーガニックハーブティー」
ハーブをペット用に特別処方。有機JAS認定のオーガニックなハーブティーです。カフェインレスなので安心して与えることができますよ。飼い主さんも飲むことができるので、愛犬と一緒にティータイムをして、落ち着く時間を作れるかもしれませんね。
スリムサポート・エイジングサポート・ヘルシーサポートの3種で販売されており、いずれも4パック入りです。目的別に選ぶことができる、おすすめのハーブティーですよ!
◆スリムサポート
肥満傾向にある子、ダイエット中の子におすすめの代謝アップが期待できるハーブティーです。愛犬が水をあまり飲まなくて心配、という家庭でも効果的な水分補給を可能としてくれるでしょう。水の入ったペットボトルなどにティーパックを入れるだけなので、簡単に作ることができてとても便利!
◆エイジングサポート
シニア世代に突入し、加齢が気になる子や、目や身体の変化・衰えが気になる子におすすめなのがエイジングサポートタイプです。ハーブティーとして抽出した後のハーブは、フードに混ぜて与えることも可能!手軽にトッピングまでできて、普段のご飯がご馳走に変わります!
◆ヘルシーサポート
病気・疾患が気になる子には、リラックス・リフレッシュ効果もあるヘルシーサポートタイプがおすすめです。手軽に毎日の飲み水をグレードアップできますし、抽出後のハーブをお風呂に入れて入浴剤としても使用できます。ポカポカのハーブ湯で、皮膚や被毛のケアにも効果的!
犬が食べてはいけないハーブもある!
愛犬に与えてもよいハーブがあれば、食べさせてはいけないハーブもあります。どのハーブが安全なのか、また危険なのかをしっかりと覚えておきましょう。
◆ジャスミン
ジャスミンティーとして知名度も高く、頻繁に口にする方も多いでしょう。ジャスミンティーにはノンカフェインのタイプもありますが、カフェイン入りのものだと犬にとっては危険です。摂取することで中毒を起こす危険性もありますので、愛犬にジャスミンティーは与えないように気を付けましょう。
◆マリーゴールド
ハーブティーなどで頻繁に使用されるマリーゴールドですが、犬が摂取すると中毒を起こす可能性があるといわれています。愛犬が誤飲・誤食などをしないように配慮しましょう。
◆ユーカリ
フラワーアレンジの花材であったり、コアラの食べ物として有名なユーカリ。その品種は多いのですが、毒性のあるものも中には含まれます。愛犬には与えないことが一番安全でしょう。
◆ヨモギ
和菓子など、主に日本料理で活用されるヨモギ。道端にも生えている植物ですし、身近な存在かもしれません。しかし、犬にとっては危険だといわれる植物でもあるのです。家庭での誤食に気を付けることはもちろん、散歩などで愛犬が口にしないように十分注意することが大切です。
犬にアロマオイルを使ってもいい?
◆アロマテラピーは愛犬にも効果がある!
アロマオイルを使用して、健康・美容に役立つ自然療法を行うアロマテラピー。人間社会ではメジャーですが、現代では犬用のアロマテラピーができるサロンも珍しくありません。
犬に対するアロマテラピーの効能には、人間同様にリラックス効果でメンタル面を整えることや、抗菌作用・防虫効果・疼痛緩和などの実質的な面があります。
さらに、攻撃性の抑制・無駄吠えの軽減などの効果も注目されているようです。性格的な面でしつけが難しかったり、トイプードルなどの知能指数が高い故に無駄吠えをするようになってしまった愛犬を抱える方は、一度試してみるのも良いかもしれませんね。
ただし、アロマオイルの使用法を誤ると危険を招く場合もあります。使い方や使用するアロマオイルの選び方には十分注意が必要なのです。
プロにお任せするのが一番安全ですが、飼い主さん自身で行いたい場合には、事前にしっかりリサーチしておきましょう。愛犬へのアロマテラピーの方法を紹介している記事も沢山ありますので、一度チェックしてみてください。
犬とハーブのまとめ
扱い方、与え方を誤らなければ、愛犬に嬉しい効果をもたらすハーブ。
飼い主さんと一緒に楽しめるという点も、大きなポイントですよね。リラックスタイムを共有しながら、健康促進などの効能を得られるのは、両者にとっても嬉しいメリットとなるでしょう。
ハーブを取り入れた生活に、是非チャレンジしてみてください!
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