1.犬とドライブに出かけるときのポイント
1-1.愛犬の食事は控えめに
1-2.シートが汚れることは覚悟する
1-3.リードをつける
1-4.大型犬はクレートにいれる
2.犬とのドライブにあったら便利なグッズ
2-1.ドライブボックス
2-2.ドライブシート
2-3.BOS うんちが臭わない袋
犬とドライブに出かけるときのポイント
愛犬とのドライブを楽しむためにはいくつかのポイントがあります。
前提として、犬が車に慣れた状態である必要があります。
ドライブにお出かけする前に車酔いしないためにも、徐々に車に慣らす練習をしましょう。
初めは近所のドライブや家の周りで愛犬を乗せて走り、車は怖くないと犬に理解してもらうことが大切です。
車の振動や普段よりも狭いスペースにストレスを感じて体調不良になったり、車酔いで嘔吐してしまう子もいます。
愛犬の様子を見ながら無理せずに車に慣らすことが大切です。
その上で安全をきちんと確保して、ドライブを楽しみましょう。
◆愛犬の食事は控えめに
第一のポイントはドライブ前は、愛犬の食事は控えめにするか与えない方がベストです。
冒頭でも説明したように愛犬が車酔いから嘔吐する可能性があります。
胃に内容物が沢山あるとその分嘔吐の回数も多くなり、車の中が汚れることになります。
後片付けも大変になりますし、犬の身体にも負担がかかります。
犬は人よりも嘔吐しやすいと言われており、車の振動や慣れない環境では、より嘔吐しやすくなります。
嘔吐のリスクと愛犬の負担を考慮してドライブ前はエサは控えめにするか与えないのがポイントになります。
全く与えないのは生活リズムが狂うなど支障がありそうな時には普段の半分ぐらいの量を目安に与えましょう。
水も脱水症状にならないように気をつけながら少なめにに与えておき、出発直前に水を飲ませないことが大切です。
水が胃の中にあると嘔吐しやすくなるため、注意が必要です。
◆シートが汚れることは覚悟する
車好きな方ならば車内をこまめに掃除していることかと思いますが、愛犬とドライブする際には車内のシートなどが汚れることを覚悟してお出かけする必要があります。
上記でも紹介したように犬が車酔いから嘔吐する可能性もあります。
また、犬種によっては抜け毛がたくさんありシートに毛がつくことも考慮して犬用のスペースを準備することが大切です。
さらには犬好きであれば、多少の獣臭も気になりませんが愛犬とのドライブ後に友人などを乗せたりする可能性があるならば、簡単に掃除しておくのが理想的です。
車内が汚れてもすぐに掃除できるようにシートにカバーをかけたり、毛を取り除くコロコロや粘着テープ、消臭スプレーを用意しておくのがおすすめですよ。
消臭スプレーは犬がいても問題ない成分で作られているペット用のものを必ず使用します。
きつい香料は犬が車を嫌がる原因になりますので、無香タイプや微香タイプのものを準備しましょう。
掃除はドライブが終わった後にしても問題ありませんが、気になった時にその都度サッとコロコロをかけるなど対応すると車内を清潔に保つことができます。
◆リードをつける
ドライブにお出かけした際には犬にはリードをつけて車内である程度動かない対策を取る必要があります。
縦横無尽に車内を駆け回ったり、運転席にの方に来てしまうと交通事故をおこす危険もあり、大変危ないです。
飼い主さんが運転に集中できるように対策をしっかりとしてリードをつけておくことで安全にドライブを楽しむことができます。
また、リードは愛犬自身の身体を守るシートベルトです。
必ず犬スペースを準備してそこにリードをつけるから、ドライブ用のケージを用意するのがおすすめです。
ペットショップでは車内でリードをつけられるアイテムやリードをつけて愛犬を乗せることができるボックスシートなどドライブに便利なペット用品がたくさん販売されています。
せっかくのドライブですから、愛犬の安全性を高めて安心してドライブを楽しめるように準備することが大切になります。
◆大型犬はクレートにいれる
ドライブ中の愛犬の安全を守ることと事故防止のためにも、ドライブ用のケージを準備してその中に愛犬を入れておくことが大事です。
特に大型犬は力も強く、車内で動き回られると影響力も大きくなります。
慣れ親しんだゲージに入ることで、愛犬自体もリラックスして移動することができるので、ドライブ中はクレートに入れておきましょう。
大型犬用のクレートは場所をとりますが、大きさは普段寝床として使用しているものよりも一回り小さいものを準備するのが良いでしょう。
あまり小さすぎてしまうと愛犬が快適に過ごすことができなくなってしまいますが、クレート内で一回転できるぐらいの幅があれば問題ありません。
クレートにもシートベルトで固定できるドライブ用のクレートなど種類が豊富にあります。
ペットショップやホームセンターで購入することができますので、愛犬に合ったものをチョイスしてあげましょう。
一つ注意したいのは、もし振動などでクレートが倒れてしまうと愛犬が怪我する原因にもなりとても危険です。
必ず車内ではクレートを固定してクレートが点灯しないように注意して下さいね。
ドライブ用のクレートが準備できたらば、はじめはお部屋や玄関先で短い時間からクレートにいれて、グレートに慣れさせます。
その後、車を走らせないで車内でクレートに入れて環境に慣れさせるのがおすすめです。
いきなりクレートに入れてドライブに出かけてしまうと、恐怖心からドライブ前にクレートに入ることを嫌がるようになってしまいます。
段階をふんで徐々にならすことが大切です。
犬とのドライブにあったら便利なグッズ
愛犬とのドライブを快適にしてくれるおすすめ商品をいくつか紹介します。
犬用のドライブグッズをお探しの方は参考にしてくださいね。
◆ドライブボックス
特徴・車に固定してしてボックス内にワンちゃんを乗せていただく商品です。
汚れが落ちやすく、車にもしっかり固定できるような構造です。
飛び出し防止ベルトもついている安心設計で、ワンちゃんと安全で楽しいドライブをしていただけます。
小型犬用の5キロまで対応したドライブボックスです。
リードをボックスの中につけることで飛び出し防止もできるので、安全なドライブを楽しむことができます。
チェックの柄も可愛らしく、どんな車内にも合わせやすいドライブグッズになります。
◆ドライブシート
特徴・後部座席に敷けるドライブシートです。
魅力的な点は撥水加工されたシートのため愛犬が嘔吐などして汚してしまっても簡単にお手入れすることができます。
車内の座席にフックを取り付けるだけなので、着脱も簡単であり準備も楽に済ますことができます。
飼い主さんの負担軽減にもなるため、便利な商品です。
シートは広めで中型犬の犬にも使用することができます。
ペットの毛や汚れを落としやすいサラサラ生地のためドライブ後のお掃除が楽な点が魅力です。
◆BOS うんちが臭わない袋
特徴・袋のサイズや量によって価格が異なりますが、うんちの臭いを外に漏らさない消臭袋です。
楽しいドライブにするためにも、マナーはしっかりと守る必要があり愛犬の排泄物は指定の場所がない場合には、持ち帰ることが原則になります。
コンパクトな箱型で高い消臭力を誇るこちらの商品は嘔吐してしまった時の後片付けにも役立ちます。
様々なシーンで臭いが出るゴミをシャットアウトしてくれますのでおすすめです。
まとめ
愛犬とのドライブを快適にするためのポイントや、あると便利なグッズについて紹介しました。
愛犬とのお出かけは飼い主さんとのコミュニケーションをたくさんとり、絆を深めることができる楽しいイベントです。
車内を掃除しやすいように、あらかじめ便利グッズを活用して準備しておくと楽しく快適に犬とのドライブを満喫することができるでしょう。
お出かけの他にも、動物病院を受診したりする際にも車移動は欠かせないことであり車での移動に早めに慣れさせることがポイントになります。
もし、愛犬が嘔吐しやすく車内が汚れてしまう場合には撥水シートを敷いたり対策を万全にしてお出かけしましょう。
また、その日の愛犬の体調をしっかりチェックするのも大切です。
そしてドライブの際には愛犬が窓から顔を出したりしないようになどの安全策を取るようにして交通ルールを守りお出かけを楽しむことが大切になります。
快適なドライブと飼い主さんの車内を掃除するための負担軽減のヒントになれば幸いです。
さらには、ドライブは楽しいものですが必ず愛犬を車に慣らしてからお出かけするようにしてくださいね。
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