愛犬のケージにはおしゃれなものを選びたい!どう選ぶ?

2022.07.25

愛犬のケージにはおしゃれなものを選びたい!どう選ぶ?

ペット用品やグッズの種類は、ペットブームに合わせてその数を年々増やしています。犬小屋が当たり前だったひと昔前の時代では想像もつかなかったような、お洒落なアイテムも今や珍しくありません。ペットケージも同様で、高い機能性や豊富なデザインをもつものが多数販売されています。今回はそんなペットケージの、種類やお洒落なアイテムの選び方に注目していきます。併せて、ケージを手作りする方法も紹介していきますよ!

犬のケージの種類

ケージの犬

犬を飼う上で必須アイテムの一つとなる、犬用ケージ。販売されているタイプの種類が多いので、初めて愛犬を迎え入れる方は特に、どれを選べば良いのか迷ってしまうでしょう。
しかし、犬にとってケージは自分のテリトリーであり、安心できる大切な場所となります。愛犬のためにも、適切なタイプを設置する必要があるのです。
室内で確保できるスペースや、犬種・身体のサイズ、多頭飼いであるかどうかなど、その家庭によって求められる機能や見た目には違いが出てきます。
お部屋の中でワンちゃんのハウスとなるアイテムには、大きく分けてクレート・サークル・ケージといった三つのタイプがあります。まずはそれらの違いをチェックしていき、その違いを頭に入れておきましょう。

◆クレート

ソフ・クレート n2 M
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持ち運びができる犬用のケースを、主にクレートと呼びます。
クレートには主に二種類があり、折りたたみ式で軽量であるといった特徴を持つものをソフトタイプ、丈夫な作りで汚れても簡単に手入れでき清潔を保ちやすいものをハードタイプといいます。ハードタイプは、一般的にプラスチック素材でできているものが多いでしょう。
いずれも周りが完全に壁で覆われているタイプのため、保温性が高くて持ち運びしやすい機能をもっています。
外出時に犬が動揺しないよう視界を妨げる作りになっているので、室内用としてはもちろん、屋外などの外出先や移動の際にも重宝するアイテムです。
シートベルトで固定できる仕様になっている商品であれば、犬用ドライブボックスとして車内でも安全に使用することができますし、災害時の避難先でもスムーズに受け入れが可能となる場合があるでしょう。
持ち運びできるサイズ感であることから、超小型犬から中型犬向けの商品が多いです。

◆サークル

アルミフレームペットサークル 110-60 ベージュ
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周囲がフェンスやパネルで囲まれており、天井が空いているタイプのものをサークルケージと呼びます。
屋根部分が無いので、愛犬を抱っこして上から出し入れすることが可能です。掃除もしやすく、愛犬の様子を確認しやすいというメリットも持っています。また、ケージタイプに比べると、開放感も高いでしょう。
商品によっては大きさや形も変えられるので、愛犬の成長や室内の間取りに合わせやすいといった応用力も兼ね備えています。
組み立て方で広さを変えられるタイプであれば大型犬でも利用可能ですが、愛犬がサークルを飛び越えてしまったり、中から力を加えることで転倒してしまう可能性もあるため、材質や重量などを事前にしっかりチェックしておく必要があるでしょう。
天井部分に関しては、後付けで屋根を取り付けられるタイプのものも販売されています。

◆ケージ

コンパクトケージ M
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周囲がフェンスで囲まれており、屋根付きのタイプのものをケージといいます。
加えて開閉できるドア付きなので出入りは扉部分のみとなり、愛犬が自力で外に飛び出す可能性は低いでしょう。天井面・側面・床面の全てが固定されているため、丈夫で強度も高いです。
四面が囲まれているので圧迫感があるように感じられるかもしれませんが、いぬは基本的に狭く暗い場所に落ち着きや安心を感じる性質を持っているのです。また屋根があることから、頭上からの落下物による危険から愛犬を守る効果も期待できます。
デメリットとして挙げられる点は、物の出し入れがしにくい、飼い主さんが中を覗きこまなければ見えない部分があるといったところでしょう。ただし、天板が取り外し可能なタイプも販売されているので、物の出し入れと掃除を簡単に行いたいという希望がある場合は、このようなタイプを選ぶと良いですね。

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おしゃれな犬のケージのポイント

犬のケージを室内に置く場合、愛犬が快適に過ごせるようなスペースや位置取りを優先しなくてはいけません。十分な広さを必要とするため、リビングにケージを置かなくてはいけない場合もあるでしょう。
しかし、インテリアの邪魔にならないようにしたい、と考える飼い主さんも少なくないですよね。
部屋の雰囲気も家庭によって様々で、北欧系でまとめている、ホワイトが基調となっている、木目素材やナチュラルカラーで揃えている、シンプルでモダンな空間を目指しているなど、暮らしを彩るためにインテリアに力を入れている方も多いでしょう。
この場合、求めるインテリアに溶け込むようなデザインやカラーをもつケージを探す必要があります。一見難しいようにも感じますが、デザイン性の高さや豊富なカラーバリエーション、日本製へのこだわりをもつなど、現代では飼い主さんの希望が叶えられるような、多種多様なケージが販売されているのです。
まずは様々な商品をチェックしてみてください。そして、室内空間に合っているか想像を膨らませてみましょう。
おしゃれなケージを選ぶためにも、以下の二つのポイントを押さえておくことをおすすめします。

◆おしゃれな犬のケージのポイント①木目調

一般的にケージといえば、金属のスチールやステンレス製のものが思い当たるかもしれません。しかし、木製ケージも多数販売されているのです。
木製ケージの大きな特徴は、軽くて温もりがある点でしょう。インテリアの種類にもよりますが、幅広く室内にマッチする可能性も高く、高級感も得られますよね。フローリングの室内であれば、リビングにも違和感なく溶け込むでしょう。
ただしデメリットとして、愛犬に噛み癖がある場合は傷みやすいこと、またニオイが染みつきやすいことが挙げられます。耐水性もステンレス製のタイプと比べて低いので、粗相などにも注意が必要だといえるでしょう。
愛犬の性格や機能性の点についてもしっかり考え、問題なく使えるかどうか判断してみてください。
木製に不安を感じる場合は、木目調・木製風のデザインでありながらプラスチック素材などで作られているタイプを選ぶのがおすすめですよ。

◆おしゃれな犬のケージのポイント②インテリアに合った色

室内で犬のケージをおしゃれにみせるポイントの一つが、色を合わせることです。
例えばインテリアがナチュラル系の場合は、木目調やブラウンが使われたケージを選んだり、白黒でインテリアを揃えている方はそのカラーに合わせた色を選ぶなどして、インテリアの邪魔とならない同様の色合いをしたケージを設置するのです。ポップな雰囲気を作りたい場合は、明るく派手な色合いが使われたケージもおすすめですね。
現代では、スチールやステンレス製のフェンスにおいても線材が粉体塗装されたタイプは多く、本体カラーの選択肢がとても増えています。
飼い主さんが目指すインテリアにぴったりのケージが、見つかる可能性も高いでしょう。


愛犬が過ごしやすいケージ

愛犬の過ごすケージ

インテリア性を重視することも大切ですが、それよりも重点を置くべきは愛犬の過ごしやすさです。ケージやサークルは、愛犬が安心できる場所、留守番で長く使用する場所だということを忘れてはいけません。
以下のポイントをしっかり頭に入れておきましょう。

◆愛犬が過ごしやすいケージ①サイズ

ケージを選ぶ上で重要なのは、愛犬の身体のサイズに適したものを選ぶことです。犬は狭い所が好きだといっても、窮屈すぎる場合は大きなストレスを与えることとなります。チワワがギリギリ快適に過ごせるサイズのケージで、柴犬が同じようにくつろげるわけがありませんよね。
販売されているケージには小型犬用、大型犬用など、適応犬種が表記されているものもありますので、商品情報をしっかりチェックしましょう。
また、愛犬が快適に過ごせるスペース作りのためには、ケージ内にベットやマットなどが置く必要があります。これらのアイテムを配置することも踏まえて、余裕のある広さを保てるようなケージ選んでくださいね。
中には広さの調節をできるケージもありますので、成長に合わせて使用したいと考える飼い主さんはそういったタイプの商品もチェックしておきましょう。

木製スライドペットサークル レギュラー ダークブラウン

木製スライドペットサークル レギュラー ダークブラウン
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愛犬の成長や設置場所に合わせてサイズを調節することができる、応用力の高いペットサークルです。コンパクトに使用することも、広さを十分に生かすことも可能です。
インテリアに調和しやすい天然木でできており、ナチュラルとダークブラウンの二色展開!
仕切りや屋根が別売りされているので、必要に応じてケージ内のスペースを区切ったり、飛び出し防止の対策をとることもできます。最強のコンビネーションセットで、愛犬が快適に過ごせる空間を作ることが可能となりますね。
さらに、出入り口となるゲート部分は扉の向きを変更できますし、サイドには取り出し用窓も付いています。お手入れ簡単なアンダートレー付きなのも嬉しいポイントです。

◆愛犬が過ごしやすいケージ②トイレの配置

基本的に犬は、自分の寝床スペースでトイレをしないもの。そのため、ケージ内ではトイレスペースと住居スペースを分けた方がよいのです。販売されているケージにはトイレスペースが分けられているタイプのものもあり、これはトイレトレーニングにも効果的でしょう。
排泄する前にくるくると回る子も多いですよね。愛犬に対してスペースが狭いとトイレの失敗もしやすいので、広さ選びはこの点からも重要だといえます。
区切りの無いケージを選ぶ場合は、ベッドなどを置くスペース、トイレを置くスペースを確保できる広さのものを選択する必要があります。

トイレのしつけが出来るドッグルームサークル ブラウン レギュラー

トイレのしつけが出来るドッグルームサークル ブラウン レギュラー
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トイレと住居スペースが区切られているタイプのケージです。住居側は横スライドドアになっているため、開閉がスムーズに行えます。トイレ側のドアは大きく開くので、愛犬の出入りやシーツ交換も簡単で、トイレトレーニングもしやしでしょう。トイレのしつけ方がよく分かるガイド冊子も付属されています。トイレにお困りの飼い主さんは、試してみてはいかがでしょうか。


おしゃれなケージをDIYする方法

犬用ケージは、ホームセンターや100円ショップから材料を購入して、自分で作成することもできます。手作りすると価格も抑えられますし、自分好みのデコレーションを施すことも容易となり、インテリア性はグンと上がるでしょう。
ただし、手作りをする際には耐久性に注意が必要です。今回は小型犬を対象とした耐久性がそれほど高くないケージの作り方を紹介しますので、力の強い子には向いていないということを頭に入れておいてください。

◆材料

100円ショップで購入できる、以下の商品があれば簡単なサークルを作ることができます。
必要数は作成する形や大きさによって変わりますので、初めにどれくらいのサイズで作るのか想像して、必要数を揃えてください。

  • ワイヤーネット
  • 連結ジョイント(または結束バンド)
  • ナスカン等(扉を付ける場合)

インテリア性を高めるためには、デコレーションをするのがおすすめ。
木製の看板やアルファベットの置物など、インテリアに使用できるアイテムを購入しましょう。看板に愛犬の名前を表記してケージに飾るだけでも、オリジナル感や可愛さが倍増しますよ。

◆作り方

ケージの壁部分となるワイヤーネット縦向きにし、連結ジョイントや結束バンドなどで留めていきます。
この時、端の1~2マス分程、ワイヤーネットを重ね合わせて連結させるのがポイントです。これにより、強度が高まります。留める箇所は、上・中・下と三か所にするのがおすすめです。
広さを考えながら、横面・側面に必要な数のワイヤーネットを使用しましょう。四方を囲む部分がこれで完成します。
扉部分にする位置のワイヤーネットに関しては、片面を留めないように注意しましょう。この部分には扉の鍵となるナスカンなどを使用します。これで、簡単に取り外し可能な鍵つき扉の完成です。
屋根を付ける場合は、壁と同様に必要な枚数のワイヤーネットを組み合わせてジョイントしましょう。

ホームセンターで販売されている骨組みなどを利用して四隅の柱にすれば、更なる強度が期待できます。100均のつっぱり棒や、ワイヤーネットスタンドを応用して転倒防止策を施すのも良いでしょう。
デコレーションをする場合は、お好みで看板を付けたり、収納部分となる棚を設置するのもおすすめです。ただし、デコレーションはあくまで愛犬に危険のないように施すことを忘れないでくださいね。取れやすい部分があると誤飲などの原因となりますので、十分注意してください。


まとめ

現在販売されている犬用ケージには、様々な種類があります。まずは愛犬が快適に過ごせるサイズであるかを判断し、その後に飼い主さんが求めるインテリア性のものがあるかチェックをしましょう。
また、お手入れのしやすさなど使いやすさについても事前に考えておく必要があります。掃除がしやすい仕様や素材であるかもしっかり確認してくださいね。
ケージを移動する可能性がある場合は、キャスター付きの商品もあります。生活状況に合ったアイテムが見つかるように、色んな商品を見比べてみましょう。
インテリアの在り方にも注視しつつ、家族全員が快適に過ごせる空間作りを目指してみてください。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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