お家の中は安全ですか?
子犬が家にやってくる前にやっておきたい事があります。
子犬の目線はかなり下の方にありますよね?
人間は気にも留めない物が子犬にはワクワクするおもちゃになってしまうかもしれません。
例えば電気のコード、これに噛み付いて感電する事故は少なくありません。
配線をまとめたりコードにガードをつけて、事故を未然に防ぐようにしましょう。
観葉植物も要注意です。
下に置いておくと犬が食べてしまう事があります。
観葉植物は犬には毒になるものも多々あります。
子犬が届かない場所へ移動させておいた方が安心です。
遊ばせる場所がフローリングの場合、関節を痛めないように滑り止めのマットなどを敷いておきましょう。
子犬の居場所を作っておこう
まずは子犬の居場所を決めましょう。
直射日光やエアコンの風が直接あたる所、人の出入り口付近は避けましょう。
家族みんながくつろげる落ち着いた場所が最適です。
場所を決めたら子犬のお家となる「サークル」を設置します。
小型・中型犬なら大きさは90cm×60cmがいいでしょう。
噛む事も考えると子犬のうちは木製のものはお勧めしません。
シンプルな掃除のしやすいものが良いでしょう。
そこにレギュラーサイズのトイレとベッドとなるマットを敷くとちょうど良い大きさになります。
犬は基本的に自分の寝場所に排泄をする事を好みません。
トイレはトイレ、寝る場所は寝る場所とはっきりさせてあげるとこれからのトイレトレーニングにも役立ちます。
トイレシーツも必要です。最初は匂い付きのシーツを使った方がトイレの躾けもしやすくなるようです。
他にもワンちゃんを飼っている場合、普通のシーツに他の子のおしっこの匂いをつけて使うのもひとつの方法です。
食事やお水の用意
色々な食器が沢山ありますが、最初は陶製かステンレスの物がお勧めです。
陶製の物は重さがあり少々かさばりますが、可愛らしいデザインの物が沢山あります。ステンレス製の物は軽くて重ねてもコンパクトになりますがデザインはシンプルです。
お水は食器と同じものを用意してもいいですし、給水器と言ってペットボトルなどを利用して水を飲むタイプのものもあります。
食器タイプだと歯の汚れが落ちやすいという利点があり、給水器だと埃や汚れが入りにくいので清潔を保てるという利点があります。
フードは子犬を購入する際にどのような種類のものを食べていたのか聞いて用意する必要があります。
急にフードを変えてしまうとお腹を壊してしまうことがあります。
ずっと同じものを与える必要はありませんが、最初は今まで食べていたものと同じものを与えるようにしましょう。
子犬を迎える時に必要な物
子犬をお迎えする時に前もって用意しておいた方が良い物が「クレート」です。犬を入れて運ぶケースのような物です。
ソフトタイプではなくハードタイプのクレートをお勧めします。
身体がまだしっかりしていない子犬は移動の際に身体をしっかり保護してあげないと、何かの拍子に怪我をしてしまう事があります。
お迎えする時だけでなくワクチンや急な病気など子犬を連れ出す機会は意外とすぐにやってきます。
いざという時は簡易ハウスにもなります。
その他に首輪・リード・お手入れ用品やおもちゃなどを用意しておくと良いでしょう。
子犬が家にやって来た
子犬がやって来たら、すぐにでも子犬と遊びたいですよね。
でもここは少しだけぐっと我慢してください。
子犬にとって今まで居た場所から新しい場所へと移動してきた事は、かなりのストレスになっています。
新しい環境に慣れるまでは体調を壊す原因にもなりますのでかまい過ぎない事も大切です。
不安だな。さみしいよ!子犬はそんな気持ちでいることでしょう。
最初はキュンキュン鳴くかもしれません。
まずはサークルの中で子犬が落ち着くまでゆっくり休ませてあげてください。
子犬が起きていて大人しくしている時に1回30分くらいずつサークルから出して遊んであげましょう。
子犬が自分の居場所に慣れるまで、時間をかけてください。
目安は1週間です。
サークルの中は子犬にとって「安心できる場所」であると覚えさせる事が大切です。
愛情をこめて準備を整えてあげることは子犬を迎える前の飼い主さんの心の準備にもなります。
ぜひ、楽しみながらひとつひとつ準備してあげてくださいね!
育てるのは大変!でも、それ以上の喜びは倍!!子犬と暮らす前に知っておきたい子犬あるある!
子犬をお迎えしたら子犬のための3つのこと