ご年配の方におすすめ‼︎子犬選び

2015.11.10

ご年配の方におすすめ‼︎子犬選び

フワフワ、ヨチヨチ、クリクリ。一口に「子犬」といっても現在国際畜犬連盟(FCI)で犬種として認められているものは343犬種にものぼります(2015年1月時点)。FCI非公認犬や今流行りの「ミックス犬」も含めてしまうとその犬種数は800犬種以上あるとも言われています。「え〜っ、そんな中から選べるかしら?」と思った方が多いのではないでしょうか。今回はご年配の方が新しい家族を迎えるにあたっての子犬の選び方とオススメの子犬を5犬種程紹介していきたいと思います。

子犬を選ぶ時のポイント

まず今回子犬を選ぶ方は「ご年配の方」なので大切なポイントを三つ挙げたいと思います。
一つ目は「運動量」です。わんちゃんは生き物ですので「散歩」に連れて行ってあげなければいけません。ゴールデン・レトリバーなどの大型犬の場合体が大きい分小型犬に比べ1日に必要な運動量が多く、最低でも30分から1時間以上の散歩を1日2回程してあげないと運動不足や肥満の原因になってしまいます。小型犬は大型犬よりも体が小さい為1日に必要な運動量も少なく安心ですね。例えば体調を崩してしまった時に自分の体にムチを打って元気ハツラツな大型犬を長時間散歩に連れて行く事は厳しい事と思います。しかし小型犬の場合ある程度なら家の中で運動させる事も可能です。運動量を考えると小型犬の方がより飼いやすいと思います。
二つ目は「力」です。わんちゃんというのは幼い頃は自制心が効かずに散歩の時にリードを引っ張ってしまいがちです。体が大きければ大きい程いきなりリードを引っ張られた時の力はものすごいものになります。かく言う私もハスキーを飼っていた時に散歩の時に突然走り出し転倒した事も多々あります。ご年配の方ですと突然の出来事に転倒してしまい怪我をしてしまう可能性が更に高くなると思われます。自分との力関係を良く考え、選ぶわんちゃんの大きさを決める事が大切です。ただし、「健康第一で体力には自信がある。毎日のウォーキングに相棒が欲しい」という方は大型犬を選択肢に入れても良いかもしれませんね。
三つ目は「手入れの簡単さ」です。可愛いいわんちゃんの可愛さを保つためにはお手入れが必要です。例えばトイプードルの場合ですが、あのクリクリの毛は大人になるにつれてますます巻きが強くなります。クルクルの毛を何もせずに放置しておくと、あっという間に毛と毛が絡まり合いさらに周りの毛を巻き込み巨大化し「あら、これは毛玉かしら」と慌ててトリミングサロンに連れて行くもののもう手遅れ、ツルツルの丸刈りに・・・なんて事件が良く起きています。そんな悲しい事態を防ぐためにも毎日のお手入れ(ブラッシングなど)が必要なのです。お手入れは見た目だけでなく、わんちゃんの健康管理にもとても重要です。毎日お手入れする手間も考え手入れの簡単な犬種を選ぶ事も必要な事だと思います。毎日のお手入れが難しい方はこまめにトリミングサロンなどに連れて行ってあげましょう。

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オススメの犬種

さて、ここまで子犬を選ぶ際のポイントを紹介してきましたが、ここからは年配の方にオススメの犬種を紹介したいと思います。オススメの理由とちょっと難アリな部分も紹介していきます。あくまでオススメなので犬種を選ぶ際の参考程度に読んで下さいね。

  • シーズー
  • 穏やかで人懐こく、無駄吠えが少なく躾やすい。体が丈夫。毛も抜けづらいため、家の中が汚れる心配が少ない。
    頑固なところがある。皮膚が弱い子もいる。



  • ポメラニアン
  • 友好的で活発。飼い主と一緒に行動する事が好き。
    縄張り意識や自己主張が強いため吠えやすい。抜け毛が多い。

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  • ヨークシャー・テリア
  • 社交的で活発。遊び好き。賢く勇敢。
    テリアの狩猟犬気質が残っているため気の強い子もいる。



  • マルチーズ
  • 利口で躾やすい。 穏やかで温厚。愛情深く、飼主に忠順。
    飼主以外に懐きづらい一面もある。


    セロリさん(@celeryrabbit)が投稿した写真


  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
  • 穏やかで人懐こく忍耐強い。非常に性格が良い。社交性がある。
    耳が長く垂れているため外耳炎などになりやすい。食いしん坊な子が多い為、肥満になりやすい。



    いかがでしたか。上記の5犬種が私がご年配の方にオススメしたい犬種になります。どの犬種もそれぞれの個性があって可愛らしいですね。しかしわんちゃんも私達人間と同じでその子その子の個性がありますので上記の通りに成長するとは限りません。どんな性格に成長するかを楽しみながら育てていく事もわんちゃんを飼うにあたっての楽しみの一つだと思います。

    いずれにせよ、「犬を飼う」という事は「最期まで命に責任を持つ」という事です。子犬から飼う場合病気や怪我をしなければ少なくとも10年から15年は生きますから、自分の10年後15年後もしっかりと視野に入れて飼ってあげられると新しい家族も幸せな犬生を送れる事でしょう。

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    ちょば

    ちょば

    わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。


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