①耳のまわりのチェック
たち耳の犬は割とすぐに変化に気付くことが出来るので、比較的良いのですが、垂れ耳の子は特に注意が必要です。
赤くなっていないか、腫れていないか、ただれていない、変な臭いはしないか、しっかりとチェックしましょう。頭を必要以上に振っているときも耳に違和感を感じている場合があるので、愛犬の様子を観察してみましょう。
②目や顔まわりのチェック
目に関しては、黒目に濁りがないか、充血していないか、涙や目やにが必要以上に多く出ていないかを見ましょう。老犬になると目が悪くなってきます。しっかりと目で物をおっているかも確認できるといいですね。
また健康な犬の鼻は適度に湿っているものです。あまりにもダラダラと鼻水が出ていたり、くしゃみがとまらないような時は病気のサインです。寝ているとき急にいびきをかきはじめるのもあまり良くありません。様子を見つつ獣医さんに相談する方が良いでしょう。
③口のチェック
口はなかなか触らせてくれない子もいるかと思います。歯磨きも毎日やってあげるのが理想なのはわかっていても難しいのが現実です。しかし、日々歯石は溜まっていき大切な愛犬の歯を蝕みます。歯磨きが出来なくても、歯石のチェックはしたうえで歯磨きロープなどで少しでもケアが出来ると良いですね。
④身体全体のチェック
日々のブラッシングなどで身体を触ってあげているとは思いますが、愛犬が嫌がる場所って雑になったり、あまり真剣に触ってみたりしていなくないですか?でもそんな所に何かが隠れている可能性も十分にあり得ます。皮膚が赤くなっていたり、イボのようなものがあったりした場合は一度獣医さんに見てもらいましょう。また足の裏の毛や爪にも注意しましょう。足の裏の毛が伸びすぎていると家の中で転倒の恐れがあります。爪も伸びすぎはよくありません。時にはきっちりとチェックしてあげましょう。
⑤肛門周りのチェック
以外と見落としがちなのがここ!肛門の周りが腫れていたり、赤くなっていたり、ただれていたりしていませんか?見ればすぐにわかるのですが、案外見ないものですよね。しかし、これを放っておくと大変な事になります。実際に筆者の愛犬は肛門線が破裂してすごい血が噴き出したことがあります。幸い大事には至らなかったのですが、可哀想な事をしてしまい、本当に反省しました。肛門線を絞るの難しいですが、気にかけてあげましょう。どうしても出来ないときは獣医さんにみてもらえばやってもらえます。ぜひ参考にしてみてください。
以上、日々の生活で出来る愛犬の健康チェックでした。一つ一つは簡単なことですが、毎日きにかけてあげてるかと聞かれるとギクリとする飼い主さんも多いのではないでしょうか。
気負わずに、スキンシップの延長線上にあるのが健康チェックだと思い、少しずつ満遍なくチェックしてあげてはいかがでしょうか。
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