明日話せる「犬雑学」パート③

2015.12.22

明日話せる「犬雑学」パート③

いまやペットとしても大人気のワンちゃん。人間と同じように、それぞれ個性があって可愛いですよね。そんな、普段何気なく接している犬たちですが、いろいろな雑学が隠されています。「えっ?!」と驚くことから「なるほど~」と感心してしまうワンちゃんの雑学は、知ることでより犬のことが愛おしい気持ちにもなってくるのではないでしょうか。 今回は、そんな犬の雑学についていくつか紹介していきたいと思います。

警察のお仕事の手伝いをするワンちゃん!「警察犬」のはじまりは?

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警察犬はなかなか普段の生活で出会うことはないですが、よくドラマや映画などで目にする機会はあるものですよね。人間のために働いてくれているワンちゃんを見ると、可愛いだけでなく、りりしくたくましく感じることができます。

そんな警察犬は、とても頭が良く訓練された犬。今では、当たり前のように知られている警察犬ですが、いつ登場し、どのような犬なのでしょうか。

警察犬の登場はヨーロッパ

もともと番犬や猟犬として嗅覚や忠誠心を活かした働きをしてきた犬たちですが、19世紀末のドイツで、その能力をさらに活かして警察の捜査を手伝ってもらうために取り入れられたのが警察犬の始まりです。日本では1912年に警察犬を取り入れ始めました。

また、日本の警察犬では日本警察犬協会の指定犬種が、ジャーマン・シェパード・ドッグ、ドーベルマン、コリー、エアデール・テリア、ボクサー、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバーの7種ですが、指定犬種以外でも警察犬に採用された例があります。

ロングコートチワワや柴犬などの小型犬も採用され、様々な役割で警察犬としての仕事を果たしているのです。


実は犬って猫舌だった?



熱いものが苦手なことを猫舌といいますが、実は犬も猫舌だったのです。というよりも、人間以外の動物すべてが猫舌です。そもそも、人間以外の動物は火を使うことができないため、加熱したものを食べることができませんよね。

人間だけが、加熱したものを食べることに慣れ、猫舌を克服したのだといわれています。犬や猫を飼っている人は分かるかもしれませんが、ペットには熱い食事を与えることはありませんよね。

犬の舌には他にも秘密が?

犬の舌はそれ以外にも、変わった特徴があります。それは、犬の舌は塩味をほとんど感じないということです。そもそも、人間でも犬でも、味蕾細胞という細胞が味を感じる際に重要な役割を果たしています。人間は約1万個の味蕾細胞を持っているにもかかわらず、犬は2000個ほどしか持っていません。そのため、私たち人間ほど繊細に味を感じとっているわけではないそうなのですが、塩味を感じ取る味蕾細胞だけが全体的に欠けているため、塩味を感じることができないようです。


犬はとっても食欲旺盛



私たち人間の中には、食べても食べてもまだ食べられる、というすごい人がたまにいますが、基本的にはたくさん食べると食欲は落ち着きますよね。しかし、犬はとても食欲旺盛です。食事を与えた直後でも、まだ食べ物をねだってきたり、欲しそうにしていたり、というのは犬を飼っている人ならば、見慣れた光景かもしれません。しかしこれは犬の習性なのです。もともと自然の中で生きてきた犬たちは、次にいつ食事をとれるかが分かりませんでした。そのため、食事をとることが出来る機会に、できるだけたくさんの量の食事をとっておこうとする本能があります。ですから、もし犬を飼っている人は、たくさん欲しがる犬の姿を見ても、本能ですから許してあげてくださいね。

犬はお腹を壊さない?

そんな食欲旺盛な犬ですが、腐った食べ物を食べてもお腹を壊さないとか!?もともと、人間と出会う古い歴史の中、動物の死体などを食べていたため、耐性があるのだそうです。

お腹を壊すことがあっても、それは食べ物が腐っていたわけではなくて、体調不良か、タマネギなどの犬の身体が受け付けない食べ物を食べてしまった時と言われています。タマネギ以外にも、意外と犬の身体が拒否反応を起こす食べ物は多いので、飼い主さんは注意が必要です。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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