猫が餌を食べない理由!?猫の習性「ネオフィリア」「ネオフォビア」とは?

2017.10.11

猫が餌を食べない理由!?猫の習性「ネオフィリア」「ネオフォビア」とは?

猫はグルメな動物というイメージがありませんか?実際に好き嫌いが激しい動物で、いつも同じ餌をあげているのに食べなくなった猫もいると思います。猫は人と同じように餌に飽きることがあり、新しい味の餌を食べたいと思う「ネオフィリア」という習慣があるようです。猫が餌を食べない時、飼い主さんはどんな対処ができるのでしょうか。

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猫がいつもの餌を食べない!?

猫 餌 食べない

猫という動物は1度に全ての餌を食べることはあまりなく、食べたり食べなかったりと「食べムラ」する動物といわれています。ただ、食べる量が明らかに減っていると感じるならいくつか原因があるかもしれません。

◆猫が餌を食べない時の原因は?

いつも通りに餌をあげたのに食べてくれない…なんてことは、猫の飼い主さんなら誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。

猫が餌を食べない原因はいろいろあります。

・餌のニオイが減っている
・餌の好みが違う
・餌の好みが変わる
・餌の味に飽きる
・老化による食欲減少

どんなに高級な餌や好みの餌をあげても、途中で食べるのをやめて餌を残すことがあります。その場合は、猫の習性の「食べムラ」の可能性があります。子猫から成猫になったときの「食べムラ」でしたら何も心配ありません。日頃から、猫がどれぐらいの餌の量を食べるのかチェックしておきましょう。

猫も人と同じく味の好みがあり、苦手な餌の場合は食べない事も多いです。飼い主さんは、いくつか餌を交換してみて、猫が好きなキャットフードはどの種類なのかを把握する必要があります。実際に食べさせてみないと猫の好みの餌を判断するのは難しいので、飼い主さんは根気良く、猫の好きな餌を見つけてあげましょう。

◆病気で食べない場合は注意が必要

「食べムラ」の他には、猫が病気で餌を食べないという原因があります。猫が餌を食べない目安は猫の年齢が1歳以上で、24時間全く餌を食べないという基準です。その場合は、餌を変えて様子を見てみましょう。絶食が24時間を超えるようであれば病気の可能性が高いです。深刻な症状になる前に動物病院に連れて行きましょう。

動物病院であれば、点滴や胃カテーテルなど強制給餌を行うことができます。


猫の習性「ネオフィリア」と「ネオフォビア」

猫は好き嫌いが多い、グルメというイメージがありますが、気まぐれな食欲になるのはなぜでしょうか。

◆猫の「食べムラ」と「食べ飽き」

猫が餌を食べてくれないのには理由があります。「食べムラ」と「食べ飽き」です。

「食べムラ」は、食べ物に対する好奇心と警戒心が原因です。本能的に生き残るためには、好奇心も警戒心も両方大切ですが、その思いが「食べムラ」を引き起こしてしまいます。

「食べ飽き」は、食べ物の栄養バランスが原因です。飼い主さんは「猫に餌をあげたのに食べてくれない」と思いますが、猫は別の意味で食べないのです。飼い主さんは猫に合った栄養バランスで好みの食感の餌を選ぶ必要があります。

猫はもともと単独で狩りをする動物で、いつもでも狩りをできる臨戦態勢でいる必要があります。そのために猫はお腹がいっぱいで動きが鈍くならないように胃袋が小さいのが特徴です。猫は生きるために、餌に自分にとって重要な栄養分が含まれているかどうか見分ける能力があります。3大栄養素であるタンパク質・炭水化物・脂肪のバランスが重要であることがわかっているために「食べムラ」「食べ飽き」をいう行動がでます。

◆好奇心から新しいものを好む「ネオフィリア」

猫には「ネオフィリア」と呼ばれる習慣があります。「ネオフィリア」とは新しいもの好きという意味もあります。

猫は食べ物に好奇心があり、いろいろな物を食べられたほうが生存に有利と考えています。一方で、餌の形状や食感、舌触りなどが好みに合わないとあまり食べないことがあり、新しい食感や形状の食事を急に食べたがります。

一般的に多いと言われる猫の「食べムラ」や「食べ飽き」があるのは「ネオフィリア」があるためといわれています。これに対応するためには、餌の栄養バランスが最適に調整されていると同時に、異なる種類の形状や食感、舌触りの餌をあげる必要があります。

◆警戒心から起こる「ネオフォビア」

「ネオフォビア」(新奇恐怖症)と呼ばれる習慣もあります。「ネオフォビア」は初めて食べる物は何が起こるかわからないという警戒心から起きる習性です。何かを食べて嘔吐などの良くない経験をすると、その後の経験からその食べ物を食べなくなります。


猫が餌を食べない時の対処法は?

猫 餌 食べない

猫には「ネオフィリア」と「ネオフォビア」という習慣があることをご紹介しましたが、猫が餌を食べない時、飼い主さんはどのような対処をすればいいのでしょうか。

◆餌のニオイが減っている時

餌のニオイは食欲に大きく関係していて、餌のニオイが少なくなると猫が餌を食べない事もあります。

猫はニオイで餌を食べられる物か、食べられない物かを判断しているといわれています。ドライフードを出しっぱなしにしている場合はニオイが減ってしまい、食べなくなる傾向にあります。器に餌が残っているのに、猫が餌を催促してくるのは餌のニオイが減っているとためだといわれています。

・ウェットフードを加える
猫の餌は基本的にはドライフードで十分ですが、ウェットフードの方がよく食べることがあります。ウェットフードはドライフードと違い、ニオイが強いものが多く、猫の鼻を刺激して食欲が増すことがあります。ドライフードに飽きることがある猫には、ドライフードの上に少量のウェットフードをのせてあげるとよく食べることが多いです。

しかし、総合的の栄養バランスを考えると、ドライフードの方が栄養バランスもよく、栄養素も高いです。その他にもドライフードは歯を丈夫にする役割があります。基本食としてはドライフードの方がいいでしょう。

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・密閉して保存する
ドライフードのニオイがなくなってしまう場合は、保存状態に気をつけなくてはなりません。ドライフードを猫が食べきる前に餌のニオイが飛んでしまうことがありますので、餌のニオイが減らないようにきっちりと保存することが大切です。

ドライフードは真空容器になっているビンに保存したほうがいいでしょう。密閉状態で保存すればニオイが消えにくくなります。フードストッカーに保存する際は、湿気から守るために乾燥剤も忘れずに一緒に入れましょう。ドライフードやウェットフードは、できるだけ古い物は捨てて、新しい物に変えてあげると食欲が増すことが多いようです。

猫が餌を食べない、餌に飽きる時は猫の餌の保管方法を変えてみるのもいいかもしれません。

・フードを温める
ウェットフードを冷蔵庫で保管する飼い主さんもいると思いますが、冷蔵庫に入れたウェットフードは冷えてしまうとニオイが薄れてしまいます。ニオイが薄れることで食べてくれないことも多いようです。

フードを冷蔵庫などで保管している場合は、与える時にレンジなどで少し温めてあげるとニオイが増して嗜好性が上がります。

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◆餌の好みが違う時

猫の好物といえば魚だと思われる方も多いと思いますが、猫の中には魚系の餌よりもチキンなどの肉系の餌の方がよく食べることがあります。元々猫は肉食動物として過ごしてきたので肉系の餌が好きということが関係しているのかもしれません。

猫も人と同じく、味の好みがあります。苦手な餌の場合は食べない事もあります。そういう場合は、いくつか餌を交換してみて、猫が好物としているキャットフードはどの種類なのかを把握する必要があります。好きなのか嫌いなのかは、実際に猫に食べさせてみないと好みの餌を判断するのは難しいと思います。飼い主さんは猫の好きな餌を見つけてあげましょう。

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◆餌の好みが変わった時

猫はとても神経質です。ちょっとした環境の変化や餌の変化で急に食べなくなることがあります。

元々食欲旺盛だったのに食べなくなったのなら、餌を切り替えてしまったことが原因かもしれません。その場合は元々食べていた餌に戻してあげると食べることが多いです。新しい餌に切り替える時は、前の餌に少しずつ新しい餌を混ぜていきましょう。そうすることで餌の味が突然変わったと感じにくくなります。

また、猫は環境の変化で餌を食べなくなることも多いようです。餌の容器を置いてある場所や餌の容器の周辺の物の配置など変えてしまうと、猫がストレスにより食べなくなることもあります。その場合は、餌の容器の位置を元に戻してあげると食べることがあります。

他にも餌を入れている容器の高さや深さなどが変わると食べなくなる事もあるので、食べやすい容器に交換してあげるといいでしょう。

◆餌の味に飽きた時

猫も人と同じように、毎日同じ食べ物を食べ続けると飽きることもあります。グルメな動物で、好き嫌いが激しい猫は、自分にとって重要な栄養分が含まれているか見分ける能力があり、必要な栄養分が足りない餌は猫が食べ飽きることがあります。

そのための対策としては、餌の種類のローテーションが効果的です。いろいろな餌を試しているうちに猫の食欲が増すことがあります。

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◆老化による食欲減少の時

猫も人と同じように高齢になっていくと餌を食べる量や回数も減っていきます。老猫になると足腰が弱ってきたり、寝る時間も増えます。餌を食べる回数は若い頃と比べると減っていきます。

老化による食欲不振なら無理に食べさせないようにしましょう。食べやすいウェットフードや流動食、高栄養のおやつなどを使い、必要な栄養を補ってあげたり、餌の量や餌の回数も猫に合わせて用意してあげることが大事です。今は老猫用のキャットフードが販売されているので年齢に合わせた餌をあげましょう。

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最後に…

猫が餌を食べてくれないのには理由は、猫の独特の習性の「ネオフィリア」があります。時々、違う餌を食べたくなるといわれています。そのため「食べムラ」と「食べ飽き」があります。

猫も人と同じで、毎日同じ食べ物を食べ続けると飽きることもあります。日頃から猫の餌の好みや量をしっかりと知っておくいいでしょう。餌の好みを知っておけば、なぜ餌を食べないのかがわかると思います。病気の可能性にも早く気づくことができます。飼い主さんは、猫が餌を食べているか日頃からチェックしておきましょう。



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猫を飼いはじめて20年。完全な猫派です。 今まで4匹の猫と過ごしてきました。現在は2匹の猫と楽しく過ごす毎日です。 ツンデレされて20年。猫の行動1つ1つが大好きで、ずっとツンデレにやられてしまっている人間です。

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