賢いって本当?メインクーンの性格を大公開

2019.08.19

賢いって本当?メインクーンの性格を大公開

世界最大の猫として知られているメインクーン。美しい長毛と凛々しい顔立ちから出る雰囲気のように、性格も賢いのでしょうか?歴史を紐解きつつ、その実態を大公開します!

メインクーンの歴史・ルーツ

3匹のメインクーン

メインクーンの歴史は古く、様々な伝承が残っています。

◆マリーアントワネットも溺愛…?!

メインクーンの先祖であるターキッシュアンゴラは、マリーアントワネットの愛猫として知られています。しかし、時代はフランス革命時。彼女は処刑されると知ると愛猫と共に逃亡を図ります。

その計画は結局失敗に終わりましたが、船に積まれた猫だけはアメリカに到着でき、その猫が今のメインクーンの先祖になったという逸話です。

マリーアントワネットが溺愛していたターキッシュアンゴラ、実は賢いことで有名な猫です。メインクーンはその子孫、賢さを受け継いでいても不思議ではないですね。

◆メインクーンの名前の由来

マリーアントワネットの逸話が本当かどうかはわかりませんが、メインクーンがアメリカ最古の猫であることに変わりはありません。名前も「メイン」はアメリカのメイン州、「クーン」はアライグマを意味します。

アライグマ?と不思議に感じるかもしれませんが、これはメインクーンの身体の模様や狩りの習性が似ていたことと関係しています。

現在もメイン州の「州猫」として認定されています。


メインクーンの性格

不思議なメインクーンの歴史をご紹介いたしましたが、フランス革命から200年以上たっています。今でもメインクーンは「賢い」とされる性格を受け継いでいるのでしょうか?

現在、一般に知られている性格をご紹介いたします。

◆温和でやさしい

メインクーンは温和でやさしく、外交的な性格をしています。猫は基本的に気まぐれな性格をしているため、メインクーンの温和さが際立ちます。

そのためか別名は「ジェントルジャイアント」。直訳すると「紳士な巨人」です。メインクーンの性格と体格を見事に言い当てています。

ケンカをすることなく、のんびりしていることが多いため、子供のいるご家庭でもオススメです。また、多頭飼いをしたいという飼い主にとっても猫同士でのケンカが少なく、扱いやすい猫です。

ケンカを仕掛けられても答えることなく、その足でむしゃむしゃとエサを食べ始めるような本当に何にも気にしないメインクーンもいます。

◆飼い主に忠実

メインクーンは性格が犬に似ているところがあり、飼い主に忠実です。飼い主のあとをついて部屋から部屋と移動したり、飼い主が外から帰ってくると玄関まで走って迎えに来てくれることもあります。このようにメインクーンは賢く忠実のため、家族と対等な存在として飼育する方が良いとされています。

猫は通常呼んでも来もしませんが、メインクーンは自ら飼い主のそばに来てくれるので可愛らしさ満点ですね。これもメインクーンだからこそ成せる行動と言えるでしょう。


オスのメインクーンの性格

メインクーン

メインクーンのオスは「犬のような猫」と言われるくらい人懐こく、甘えたがりです。特に子猫の時はその傾向が強く出ます。

去勢しないで育つと、歳をとると少しずつ落ち着きが出てきます。

◆人懐こい

オスのメインクーンはとても人懐こい性格をしています。ねずみを駆除するワーキングキャットとして、長い年月を人と暮らしてきたことが関係しています。

狩りの習慣からおもちゃで遊ぶのが好きで、遊んでくれる人とは誰とでも仲良くなれます。初対面の人でも人見知りすることなく肩や膝にも飛び乗ったり、スリスリしたりと「猫らしくない!けど可愛い!」と驚かせることが多いようです。

また、だっこもさせてくれるので猫に慣れていないけど触れ合いを楽しみたいという方にも向いています。

ただし、メインクーンは肉付きが良く体重がけっこうありますので、お子さんがだっこする際には落とさないようサポートしてあげると良いでしょう。

◆甘えたがり

メインクーンのオスはかなりの甘えたがりとして有名です。甘える時の鳴き声も「ニャーニャー」ではなく、ゴロゴロと喉を鳴らしながら小さい声で「みゃ~ん」と鳴きます。身体の大きさとはギャップがある可愛らしい声で鳴き、成猫になっても子猫のような甘えるしぐさを見せることが特徴です。

メインクーンのオスが甘えたがりな性格をしているのは、メスの気をひくためのアピール能力に長けているためです。毎日膝に手をかけて触ってとおねだりしてきたりと、いつも誰かのそば、もしくは一部分に触れていたいようです。

このかまってアピールに答えないといたずらしたり、強めの猫パンチが飛んできたりします。メインクーンにかまい倒したい!という方はメスよりオスが良いでしょう。

◆喜怒哀楽が激しい

メインクーンのオスは、メスより感情表現が豊かで喜怒哀楽が激しいです。主には先ほどご紹介した甘えん坊な性格が関係します。愛情表現は最大限にしてくれて飼っている方もメインクーンの愛を感じることができます。

逆に怒っているときも行動に直接でますが、ひっかいたり噛みついたりすることはあまりありません。怒るのは「飼い主にかまってもらえない!」という可愛い理由が大半なので、思う存分かまってあげると良いでしょう。

それが難しい場合は、動くおもちゃを買ってあげるなどの工夫をしてみましょう。

◆いたずらっこ

メインクーンのオスはメスより飼い主への忠誠心が高く甘えん坊なので、その分かまってもらえないと自分からアピールをします。それがすり寄ってくるだけなら可愛いのですが、それも無視してしまうと大きな音が出るいたずらや、飼い主が走って止めに入るいたずらを繰り出します。

例えば、カーペットの電気スイッチがある部分を手で浮かせて床に落としたり、本棚に入っている本をかたっぱしから落としたりします。「こうすれば飼い主が止めにくる、かまってもらえる」と覚えたメインクーンは何度もいたずらを繰り返してしまいます。

起きている間ずっと遊んであげることは不可能ですので、いたずらされたくないものはメインクイーンが触れないような場所に移す、鍵をかける、テープでとめるなどの工夫が必要です。


メスのメインクーンの性格

メインクーン

メインクーンのメスは、賢く忠実ではありますがオスよりも気まぐれでクールな猫らしさが強い性格をしています。

これはメインクイーンだけではなく他の猫にも言えることで、メスは子育てをするためオスより自立心が高く警戒心が強い傾向があります。その分、手間がかからず一緒に暮らしていても気楽です。

◆自立心が高い

メインクーンのメスは自立心が高いので、ベタベタと触られることはあまり好きではありません。マイペースで猫らしい性格をしているため、オスのように全力で甘えてくることは少なく、どちらかと言えば飼い主に静かに寄り添ってくれるタイプです。メインクーンは基本的に穏やかな性格をしているため、優しいツンデレといったところでしょう。

メインクーンのメスは、自立心の高さから手間がかからないというメリットもあります。オスは常日頃からかまっていないと不機嫌になることが多いのですが、メスであれば家事や仕事をしているときでもおとなしくしてくれます。そのため、いたずらをされることがないのも嬉しいポイントですね。

◆感情を表に出さない

メインクーンのメスはオスに比べてクールで大人しい性格をしています。そのため、「どんなことを考えているのかな?」とパッと見ただけではわからないことも多いです。それでも他の猫のように逃げることは少なく、穏やかな生活を一緒に送りたい方にはメスの方が向いています。

また、おもちゃを与えてもそれで遊ぶことはあまりないようです。いくつか小さいおもちゃをストックしておいて、気が向いた時に遊べる環境にしてあげましょう。

運動不足にならないようキャットタワーを用意したり、家具の配置を上手く組み合わせると優しいですね。

◆少し神経質

メインクーンのメスはオスに比べてストレスを溜め込みがちな傾向があります。オスは飼い主に思いっきり甘えたり、おもちゃで遊んで身体を動かしたりすることで自然とリフレッシュしています。

好きな遊びを見つけてあげたり、リラックスできる場所を用意してあげたりなど、できるだけストレスを感じないような空間を作ってあげると良いでしょう。

賢く愛くるしい性格が好きならオス、賢く自立している性格が好きならメスを選ぶと良いかもしれません。ただ、個体差がもちろんありますので、どうしてもと言う人はブリーダーやペットショップに相談してみましょう。


メインクーンの「賢い」行動

メインクーンの性格は賢いだけではなく穏やかで飼い主に忠実とわかったところで、「賢い」と言えそうなメインクーンの行動をご紹介します。

◆器用に行動を真似る

メインクーンは飼い主のことをよく見ています。そのため、教えなくてもドアノブを回してドアを開けたり、棚の引き出しを開けられるようになるメインクーンもいます。

普通は教えてもできないですが、自分で学習して真似てしまうとは、さすが賢いメインクーンですね!

◆「ダメ」がわかる

いたずらをするメインクイーンもいますが、ちゃんと「ダメ」がわかります。飼い主が甘やかしているとメインクーンはダメなことがダメとわかりません。やめてほしいことは雰囲気を変えて伝えるようにしましょう。そうすれば、賢いメインクーンならきっとわかってくれるはずです。

子犬の頃のしつけで、「ダメ」や「No」を言葉として教えておくという手も賢いメインクーンにはいいかもしれませんね。そうすれば大きくなってからも、一言でいたずらをやめてくれるかもしれませんよ。

◆まるで犬「お手」「おかわり」「待て」

賢さをしているメインクーンですが、なんと中には犬のように「お手」「おかわり」「待て」などの芸を覚えてしまう子もいます。気まぐれな猫の仲間なのに、ちゃんと「待て」ができるなんてとっても賢いですよね!

メインクーンにはこのようなしつけをする必要はないですが、遊びの一環として挑戦してみてはいかがでしょうか?

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◆物を投げるとくわえて持ってくる

飼い主がボールやフリスビーを投げると上手に加えて持ってくるのは犬ですが、メインクーンも飼い主が投げた蹴りぐるみやねずみのおもちゃを口にくわえて持ってきてくれます。この行動はメスではなくオスに多く見られます。

実はメインクーン以外の猫でも、獲物を捕まえる狩りの習性からおもちゃをくわえてくることがあります。それはどちらかと言うとドヤ顔をして「狩りをしてきたから見て!褒めて!」というアピールの面が強いです。

それに比べて、飼い主が投げたおもちゃを追いかけて、ちゃんとくわえて帰ってくるのはメインクーンならではでないでしょうか。

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まとめ

メインクーンは長毛で凛々しい顔立ちから貴族のような性格をしているのかと思いきや、中身は賢さと甘えん坊という絶妙なバランスを兼ね備えています。このギャップがメインクーン人気の理由の1つとなっています。

メインクーンを飼おうか検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。


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