【獣医師監修】梅雨時期の愛犬の臭いや病気、お散歩の対策をして快適に過ごしましょう♪

2017.06.16

【獣医師監修】梅雨時期の愛犬の臭いや病気、お散歩の対策をして快適に過ごしましょう♪

ジメジメしている梅雨の時期になると増えるのはカビですが、犬の臭いも増えると思いませんか?また、梅雨の時期に増えるもうひとつのことは病気です。梅雨の時期にかかりやすい病気やお散歩対策や快適に過ごせる方法についてお伝えします。

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梅雨になると犬が臭い!?その原因、対策は?

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梅雨の時期、湿度が高くなってくると愛犬の臭いが気になりだします。
部屋干しして生乾きになった洗濯物の臭いのようだったり…野生的な動物の臭いのようだったり…臭っている状態の愛犬に近づく時に、無意識に息を止めている自分に気づいてハッとしたり…

◆犬の臭いの元は「菌」

犬の体は被毛に覆われているので、梅雨で湿気が多くなると様々な菌が増え、いつもより臭いもキツく感じるようです。
飼い主さんは愛犬の臭いに慣れてしまって気がつきにくいものですが、お客さまや犬に慣れていない方はさらにキツい臭いに感じるようですので、梅雨時期はいつもより気をつけて対策したいものです。

◆臭い対策の基本はシャンプーと掃除!

臭い対策というと、消臭スプレーのイメージが出てきますが、スプレータイプのものは、消臭のつもりが逆に犬にとって悪臭に感じたり、スプレー箇所をなめてしまったりすることもあるので、注意が必要です。

愛犬の臭いが気になった時は、まずは犬をシャンプーしましょう。湿度が高い時に被毛が生乾きだとかえって臭いがするので、シャンプー後はしっかりタオルドライをするようにしましょう。

それから愛犬の過ごすスペースや玄関先などを消臭しましょう。天然由来の成分で作られた消臭剤を選んで使えば、飼い主さんも愛犬も安心ですね。


梅雨時期のお散歩対策!おすすめグッズを紹介

雨が好きな方でも、雨の日の犬のお散歩は大変に感じる方も多いことでしょう。愛犬の体が泥水で汚れたり、濡れて体が冷えたりと、お散歩の後のケアもいろいろと手がかかりますよね。

そんな梅雨時期のお散歩対策のひとつとして、雨降りのお散歩も楽しくできる、おすすめのグッズをご紹介します。

◆犬用レインコート

犬用のレインコートがあれば、雨降りのお散歩もサクサク歩けそうです。
大きすぎるレインコートは隙間から雨が入って濡れてしまったり、おなかまわりがダボついて汚れてしまうので、愛犬のサイズにピッタリ合うレインコートを選ぶといいですね。

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◆雨降りの室内遊び

梅雨の時期、大雨続きでお散歩に行けない日には、犬のストレスをためないためにも自宅で十分に遊ばせましょう。
ボール遊びや引っ張りっこなどもいいですが、飼い主さんが忙しい時は、ひとりでも遊べるカミカミ系のおもちゃを与えるのもいいですね。

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◆トイレシーツ

室内の決まったところでおトイレができる犬は、雨が降っていてお散歩がお休みの時でも、大丈夫ですね。
ただ、梅雨の時期は室内も締め切ることが多いので、臭いがキツく感じるものです。トイレシーツは多めに用意して、こまめに取り替えるようにしましょう。

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梅雨時期に犬がかかりやすい病気は?

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梅雨の時期にかかりやすい代表的な病気には、下痢や皮膚病などがあります。

被毛に覆われている犬の体は、湿気を好む菌が繁殖して皮膚の病気を引き起こしやすい状態になっています。
また、下痢は病気が原因で起こることもありますが、梅雨時期のフードのカビによる食中毒が原因で下痢になる場合もあります。

梅雨の時期はお散歩に行くのも難しくてストレスになったり、湿気が原因でいろいろな症状も出やすくなるので、いつも以上に愛犬の体調チェックをこまめにすることを大切にしたいですね。

◆病気が原因の下痢

腸炎が原因だったり、膵炎や腫瘍などがある場合も下痢の症状が出ます。
梅雨の時期に多い下痢で病気が原因の場合は、好酸球性腸炎(こうさんきゅうせいちょうえん)と呼ばれる腸炎も多くなるそうです。

人間と同じように犬にとっても下痢の症状は辛いものです。軽い下痢の場合は水分補給をして様子を見ても大丈夫かもしれませんが、判断が難しかったり病気が原因の下痢かもしれないと思ったら、すぐに獣医師さんの診察を受けるようにしてくださいね。

◆食中毒が原因の下痢

梅雨の時期は湿気が多く、菌が発生しやすいので、食中毒も増えてきます。
犬が食べ残したドッグフードはすぐに片付けるようにして、お水も清潔なものをあげるようにこまめに取り替えて、食中毒にならない環境を飼い主さんが気をつけて整えましょう。

軽い食中毒の場合でしたら、下痢をして悪いものが出てしまえば自然に治る場合もありますが、発熱や嘔吐を伴う下痢だったり、ひどい下痢で水分も取れないという場合は、迷わず動物病院を受診しましょう。

◆皮膚病

犬の皮膚は高温多湿に弱いものです。
梅雨時期に多くみられる皮膚の病気もいろいろありますが、代表的な皮膚病をご紹介します。

– 膿皮症(のうひしょう) –

膿皮症とは、犬の皮膚上で菌が異常繁殖してしまい、化膿して膿が出てきた状態を言います。
犬の皮膚は表面に近い方から、表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織(ひかそしき)というように分かれていますが、その全てに膿皮症が発症することもあります。

犬の膿皮症を引き起こす原因の菌は、ほとんどの場合がブドウ球菌です。ブドウ球菌は、常在菌と呼ばれて人間や犬の皮膚の上に普通に存在している菌なので、通常は害を及ぼすことがありません。
でも、犬の皮膚は角質層が薄かったり、防御力が弱かったりする特性を持っているので、皮膚上の細菌バランスがちょっと崩れただけで、膿皮症を発症する場合もあります。

発症してしまった場合、皮膚の消毒や抗菌クリームなどで改善できるようですので、見なれない膿に気づいたら、獣医師さんの診察を早めに受けるようにしましょう。

– 耳疥癬(みみかいせん) –

梅雨の時期、犬が耳をかゆがったり、足で耳を激しくかく仕草が見られたら、耳疥癬と呼ばれる病気かもしれません。
通称、耳ダニと呼ばれるとても小さなミミヒゼンダニが犬の耳に寄生して、表皮や耳あかなどを餌にして増えていく病気です。

ダニが寄生した場合、予想以上のかゆさで耳を足でかきすぎて、皮膚に傷をつけてそこからさらに感染が広がる場合もあります。

犬は耳がかゆい時、足で耳をかくものですが、いつもより激しくかゆがったり首をしきりにふる仕草が見られたら、すぐに動物病院に連れて行き診察を受けるようにしましょう。

– 外耳炎(がいじえん) –

梅雨の時期は犬の外耳炎も増えるそうです。外耳炎になると、炎症を起こしてベトベトした臭い耳あかが見られるようになります。また、かゆみや痛みをともなうため、足で耳を激しくかいたり、頭を振ったりします。炎症が慢性化すると、皮膚が腫れて外耳道をふさぐ場合もあるので注意が必要です。

外耳炎を引き起こす原因は様々ですが、梅雨の時期はジメジメして細菌や真菌が犬の耳あかに繁殖しやすくなりますので、耳の中のチェックも怠らないようにしましょう。

外耳炎の発症に気がついたら、ほおっておかずにすぐ獣医師さんの診察を受けましょう。

◆ノミ・ダニ対策

梅雨の時期、ノミやダニにとっては最高の環境です。愛犬の皮膚をチェックして、ノミやダニがいないかこまめに確認しましょう。

シャンプーをして清潔にしていても、お散歩や他の犬との触れ合いで、ノミやダニをもらってくることも多いです。
雨の中のお散歩の後は、しっかりタオルドライをして、ブラッシングをするといいですね。犬の体を清潔に保つ他にも、ノミやダニは発生させない環境を整えることが大切です。

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室内飼いの犬の場合は、梅雨時期は意識して湿度コントロールを行いましょう。犬にとって快適な室内環境は、湿度は約50パーセント、温度は約25度前後となっています。

また万一、愛犬にノミやダニを発見したら、すぐ動物病院を受診して、投薬を受けましょう。
市販のノミ・ダニ対策の薬もありますが、愛犬の状態にあった量や種類が適正でないと、過度に薬を摂取してしまって、副反応が出やすくなる場合もあります。薬はできるだけ獣医師さんと相談の上、使用するようにしましょう。


まとめ

ジメジメしている梅雨の時期を、快適に過ごすためのおすすめのグッズや、梅雨の時期に多くなる病気などについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

愛犬にとって快適な環境を整えるのは、飼い主さんの大切な役割です。また、犬は体がかゆくても痛くても言葉で伝えることが難しいので、いつもと違う仕草が見られた時は、病気を疑ってすぐに獣医師さんの診察を受けると安心ですね。

愛犬の体をこまめにチェックして、安心・安全に梅雨の時期を過ごせるように心がけましょう。

※こちらの記事は、獣医師監修のもと掲載しております※


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カリーナ

カリーナ

動物好きな親の影響で、子どもの頃からずっと犬がいる生活をしていました。 これまで飼ったペットは、犬5匹・猫3匹・鶏8羽です。 現在は大型犬2匹と人間7人で、にぎやかに暮らしています。

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