走るのが得意な犬種は何?短距離と長距離が得意な犬種は違う?

2017.12.31

走るのが得意な犬種は何?短距離と長距離が得意な犬種は違う?

ドッグランやドッグレースで、犬たちが走っている姿を見ると「速いな~」と感心する人も多いでしょう。 そもそも運動神経がいい犬ですが、走る能力に関しては人間とは比べ物にならないくらい。 自慢の脚力で自然を駆け抜ける凛々しい姿は、こちらまでワクワクしてきますね。 どのワンちゃんもイキイキした表情で、走ることが大好きなことが伝わってきます。 そこで今回の記事では、犬種のなかでも特に走ることが得意な犬種を紹介していきます。 速いスピードで走ることができる「短距離が得意な犬」、そして長い距離をずっと走っていられるような「長距離が得意な犬」に分けて、それぞれ紹介していきたいと思います。

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短距離なら任せて!瞬発力があってスピード溢れる犬たち

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狩猟犬として活躍していた歴史を持つ犬種は、獲物を捕まえるまで走って追いつめることで培った自慢の脚力が備わっています。
今ではドッグレースなどの競技で、そのスピードを披露している犬たちの活躍を見ることができますよね。

短距離が得意な犬種の大きな特徴はなんと言ってもその「スピード」。
時速70キロという自動車並みのスピードで走ることができる犬もいます。
スピード自慢ができるほど、速く走れる犬種に共通するのは「長くスラリとした脚」と「体全体にバランスよくついている筋肉」。
細マッチョな体型が、短距離走を得意にしている秘密なのかもしれませんね。

それでは、短距離が得意な犬種を何匹か紹介します。

◆犬界最速の犬!車並みのスピードを持つ「グレイハウンド」

グレイハウンドと言うと、犬界で「最速」を誇る脚の持ち主です。
その速さはなんと時速70キロにまで到達するのだとか…!
自動車並みの瞬発力があるなんて、びっくりしますよね。

体重は30キロ前後と大型犬のグレイハウンド。
その歴史はかなり深く、エジプト時代にはすでに人間のもとで狩猟犬として活躍していたと言われています。
その後は、レース犬として数々のドッグレースで活躍する姿が見られています。
外ではスピードを出して走る元気な犬ですが、家庭に入れば一転、とても穏やか系。
飼い主に忠実で飼いやすい性格ですよ。
見た目のカッコよさと内面の穏やかさのギャップが人気の秘密で、家庭犬としても人気がある犬種です。

◆流れるような美しさで走る気品あふれる「ボルゾイ」

ロシア原産のボルゾイは体重40キロにもなる大型犬です。
運動能力は高いですが、細く引き締まった体型でサラサラの風になびく長毛で気品がある犬です。
実は、原産地であるロシアでは、ボルゾイは貴族間だけで飼われていたという高貴な歴史もあるのです。
かつては「ロシアン・ウルフハウンド」とも呼ばれ、足の速いオオカミを追いかけて捕まえる役割もしていました。
足の速いオオカミを追いかけられるスピードがあったことが分かりますよね。

ボルゾイは、しつけがしっかりされていれば落ち着いて過ごしてくれる性格なので、家庭犬としても飼うことができます。

しかし、そもそも狩猟犬だった本能が残っていて、興味のあるものを見つけると「追いかけたい!」という衝動に駆られるようです。
外出時には、他の犬や猫を追ってしまうこともあります。
瞬間的にものすごいスピードが出るので、しつけによって制止できるようにしなければならないでしょう。

ボルゾイの子犬を選ぶ際の注意点と遊び方の注意点

スマートな体型で高身長、ほっそりした顔立ちが印象的なボルゾイはとても優雅で気品がある犬種です。走ることが得意なので、 スレンダーなボディで駆け巡る様子は多くの人を魅了します。 とても魅力的なボルゾイですが、家族に迎え入れるのは子犬の頃ですよね。そこで、ボルゾイの子犬の選ぶときの注意点、 一緒に暮らしていくときの遊び方の注意点など、ボルゾイについて学びながら見ていきましょう。

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◆最古の犬!長い歴史を持つ「サルーキ」

サルーキは、現存する犬種のなかでも「最も古い犬」と言われている歴史の深さがあります。
体重は20~25キロ程度と大型の犬種です。
スレンダーな体型ですが筋力もあります。
引き締まった長い脚で走る姿は、とても優雅で美しい魅力を感じることができるでしょう。

サルーキは狩猟犬という位置づけなので、それだけで「速い犬」ということが分かりますよね。
ガゼルと言われる脚の速い動物の狩りで活躍していたため、「ガゼル・ハウンド」という異名もあったのだとか。
ガゼルはとても足の速い動物なので、その追撃ができるサルーキの足の速さもかなりのものということが分かります。

個体差がありますが、ドッグレースで活躍するようなサルーキのなかには、一般的に最速と言われているグレイハウンドよりもスピードを出せる個体もいるという説もあります。

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◆小ぶりだけどスピード感たっぷりに走る「ウィペット」

ウィペットもドッグレースでよく見かける犬種です。
上記で紹介した3種の犬と比較すると体は少し小さく、体重は13キロ前後で中型サイズになります。
そもそも大きな体のグレイハウンドの小型版を生み出したいと考えたブリーダーたちの手によって誕生した犬種で、グレイハウンドをベースに交配が繰り返されていったので、外見的特徴はかなり似ています。

流線形の美しい体のライン、長くしなやかな脚、走るときにじゃまになるものがないスッキリした体型です。
体重の違いからも分かるように、ウィペットは中型犬ですのでグレイハウンドよりも一回り小さいです。

ウィペットは運動が大好きなので、走る環境があれば喜んで走りだすでしょう。
グレイハウンドよりは小さい体型とはいえ、そのスピードはなんと時速50キロも出ると言われています。

ウィペットは、家族への愛情が深く忠実。
賢いのでしつけがしやすく家庭のなかでもおとなしく過ごしてくれる優しい犬です。
周囲への攻撃性を見せることもあまりありません。
フレンドリーなタイプなので、元気いっぱいの小さな子供がいる賑やかな家庭にも、うまく溶け込める性格が人気となっています。

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持久力抜群!長い時間でも走れる長距離が得意な犬たち

瞬発的にスピードを出して走る「短距離」が得意な犬種に対し、長い時間走るのが得意な犬種もいます。
短距離が得意な犬のようにスピードを出すわけではありませんが、軽やかな走りで一緒にジョギングも楽しめるでしょう。

◆オオカミのように凛々しい「シベリアンハスキー」

一見、オオカミのような雰囲気があるシベリアンハスキー。
目の色は、ブルーのほか、黒や茶、黄色などがありますが、ブルーの目の色をしたシベリアンハスキーはクールな印象で大人気です。
また、左目と右目で色が違う「オッドアイ」を持つ個体もいて神秘的な雰囲気も感じられますね。

シベリアという雪国が原産なので、寒さに耐えられるような厚い被毛に覆われています。
体重は、20キロ前後くらいから28キロほどの大型犬です。

シベリアンハスキーは、雪の降る地の移動手段であるソリを引く「そり引き犬」として活躍した過去を持っています。
足元の悪い雪の上を長時間移動できる持久力があり、人々の生活を支えていました。
また、世界で戦争が目立っていた時期には軍隊にお供し、救助犬として大活躍していたこともありました。

見た目はとてもカッコよくクールな印象なのですが、人間のことが大好き、性格はとてもフレンドリーです。
運動が大好きなので、たくさんの運動量を確保してあげることが大事です。
日常的な散歩も大事ですが、ドッグランに連れていったり、ジョギングをさせたりと、積極的に運動させたい犬です。
一緒に運動する時間が確保できないような忙しい家庭では不向きの犬種です。

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◆独特の模様が可愛らしい「ダルメシアン」

ダルメシアンというと「101匹わんちゃん」を思い出す人も多いでしょう。
黒い水玉のようなキュートな模様が特徴的な犬です。
アニメ映画の影響で可愛いイメージがあるかもしれませんが、体重30キロ前後と実は結構大きい体型です。

かつては馬車を周囲から守る護衛犬で、馬と共に長い距離を動く持久力が求められていました。
馬車に代わる自動車の時代になると消防車を先導するマスコット的な存在として現在も活動しています。

そんな背景もあり、持久力があるダルメシアンは、走っていてもすぐに疲れることもなく、長く動き回っても飽きずに楽しそうです。
ダルメシアンを飼うには、一緒に長時間散歩できるくらいの体力が飼い主さんにも必要です。

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◆アラスカ生まれの大型犬「アラスカンマラミュート」

犬種名にも入っているように、アラスカンマラミュートはアラスカ原産の犬です。
外見はシベリアンハスキーとかなり似ているので、間違われることもあるくらいです。
体重は35キロ前後の大型犬です。
シベリアンハスキーと比べると結構大きいことが分かるでしょう。
立ったときには、人間ほどの大きさにもなります。

アラスカンマラミュートの目の色は「茶色」だけなので、ブルーや黒、茶、オッドアイの個体もいるシベリアンハスキーとは違った特徴があります。

アラスカンマラミュートもシベリアンハスキーのように、アラスカでそりを引いていた犬です。
厳しい寒さの地域で動ける体力と重量のあるソリを長時間引ける持久力を持っていたアラスカンマラミュートは、人間たちの大事な相棒だったと言えます。

オオカミに似ているので「怖いのかな?」と思う人が多いかもしれません。
実は、外見の荒々しい印象とは違っていて、とても愛情深く穏やかです。
ソリを引くなど、人間とともに集団で生活していたこともあり、子どもがいる家庭でも飼うことは難しくないでしょう。

ただ、急に走りだされると子どもではアラスカンマラミュートに引っ張られてしまう可能性もあります。
家のなかで一緒に過ごす分には問題ありませんが、散歩に連れていくときには体力のある大人が連れていくようにしたいものです。

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◆小さいけれどスタミナたっぷり「ジャックラッセルテリア」

比較的大きな長距離が得意な犬種を紹介てきましたが、小型犬でも長く走るスタミナを持っている犬種もいます。

一般的には小型犬は、大型の犬よりも少ない運動量でOKと言われています。
大型犬の散歩の時間が1日に1~2時間だとすると、小さいワンちゃん達は長くても30分くらいが妥当なところ。
あまり運動させてもそれに耐えられる持久力がありません。

しかし、ジャックラッセルテリアは大型犬のように動ける犬とも言われています。
とても活発でパワフルな犬なので、ちょっとした長距離の走りも難なくこなしてくれる個体が多いようです。

ジャックラッセルテリアは体重が5キロ前後と小型犬です。
細い体つきに見えますが、実は結構筋肉質です。
好奇心旺盛&高い運動能力で、日常的にヤンチャな動きをする犬です。
可愛らしい見た目で愛玩犬のようなイメージがありますが、大型犬のような運動量が必要なのです。

「小型犬だから運動量は少ないだろう」というのんびりした気持ちで飼うと、そのギャップに飼い主さんが疲れてしまうこともあります。
一緒に走ったり、遊んだりと、ジャックラッセルテリアと一緒に運動をこなす体力のある飼い主さんにおすすめの犬種です。

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まとめ

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いかがでしたか?

短距離と長距離に分けて「走る」ことが得意な犬種を紹介しました。

「短距離」が得意な犬は、瞬発的に自動車並みに速いスピードで走ることも可能。
長くて細い脚、引き締まっているけれど筋肉質な体、颯爽と走る姿は流れるような美しさが感じられますね。
また、「長距離」を走ることが得意な犬は、基本的に体力があるパワフルな体質。

どちらのタイプも「走ることが大好きで得意」な犬種たちです。
走っている犬たちの顔は、まるで笑っているかのように輝きに満ちた表情にも見えますよね。
こちらまで温かい気持ちになれそうな瞬間です。

住宅街では、走りの好きな犬を自由に走らせてあげる環境はなかなかありませんが、ときには走りの好きな愛犬をドッグランなどに連れていってあげるようにしたいものです。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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