パグってどんな犬?歴史や性格、値段などをご紹介します

2019.01.07

パグってどんな犬?歴史や性格、値段などをご紹介します

パグはフランスのナポレオン・ボナパルトをはじめとした世界の王室や貴族たちに愛された犬種です。 顔に大きく、多く刻まれたシワが特徴的で、短い脚に、短い胴、筋肉で引き締まった身体でコビーと称される体格をしています。 特徴であるシワは汚れがたまったり、皮膚炎をおこす事もあるため、濡れタオルで拭くなどのケアが必要です。 パグの性格や迎えるときの値段など、パグにまつわる様々なことをご紹介します。

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パグはどんな犬?

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しわの多い顔をしたパグは、特徴的な見た目と愛らしいフォルムから人気の愛玩犬です。
パグの特徴をご紹介します。

◆パグの歴史

パグの起源の詳細は不明ですが、紀元前400年の中国に存在していた記録があるため、中国チベット原産であるという説が濃厚です。
また一説では、パグの見た目の酷似点から先祖はマスティフ系なのではないか、という声もあります。
中国からヨーロッパのオランダに広まったパグは、フランスのナポレオン・ボナパルトとその妻ジョセフィーヌ、イギリスのウィリアム三世、ロシアのエカテリーナ二世など、世界の貴族に愛される犬でした。
1572年にはオランダの独立戦争である「八十年戦争」において、ポンペイという名のパグが飼い主のウィレム一世に暗殺の危険を知らせ、防いだとして英雄として扱われています。
その後パグは第二次世界大戦後に日本に渡り、愛玩犬として人気を博すようになりました。

◆名前の特徴

ラテン語で握り拳という意味の「pugnus(パグナス)」、中国語で「いびきをかいて眠る王様」という意味の「覇歌(パー・クー)」、猿の種類の一つであるマーモセット(通称パグモンキー)に似ていることから、など「パグ」という名前の由来は諸説あります。

◆見た目の特徴

短頭種の代表犬種であるパグの見た目の特徴は、顔に大きく、多く刻まれたシワです。
額のシワが漢字の「皇」に見えるため、中国ではパグを「皇の印」と呼んでいたと言われています。
また、スクエアフェイスにスクエアの胴体と、四角を組み合わせてギュッと詰め込んだ見た目をしていることが特徴です。
短い脚に、短い胴、筋肉で引き締まった身体でコビーと称される体格をしています。
尾は短く巻尾です。

◆毛色

パグの被毛の色は、フォーン、アプリコット、シルバー、ブラックの四色です。
フォーンが代表的なパグの毛色として知られており、次にフォーンより一段階濃い茶色のアプリコット、ブラックが続きます。
シルバーのパグは珍しいため、あまり街中で頻繁に見かける事はありません。
全ての毛色のパグに、後頭部から尾にかけての暗い色のトレースラインがあり、トレースは黒に近ければ近いほど良いと言われています。

◆体の大きさ

ジャパンケネルクラブ(JKC)が定めたパグのスタンダード(犬種標準)の理想体重は6.3キロから8.1キロです。
パグは体高25センチほどのコンパクトな体格に、6キロから8キロの体重のため、ギュッと詰まっている様な状態で、ズシッと重く感じることが多いです。


パグの性格は?

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パグが王室や貴族に愛される犬種であった理由の一つが、その性格の穏やかさです。
主人に忠実に従う性格のため、しつけもしやすい犬種です。
また子供や主人以外の他人にも友好的な性格で、現代の日本でも飼いやすい犬種です。
その反面、パグは頑固で嫉妬深い性格も持ち合わせているためしっかりとしたしつけが必要になります。

その顔は愛嬌抜群!パグの性格と特徴を知ろう。

独特で個性的な顔を持つ、小型犬パグ。 愛玩犬としても人気の高い、有名な犬種ですね。 可愛らしい外見からも充分な魅力を感じますが、性格や特徴を知れば更に魅了されてしまうかもしれません! 今回はブサカワの代表!?パグについて紹介します。

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パグの飼い方は?

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パグのしつけ方法や多い病気など、飼い方についてご紹介します。

◆パグのしつけ方法

パグは非常に友好的な性格をもった犬種で、主人に従順的なため、しつけが比較的しやすい犬種です。

気を付けなくてはいけない点は、パグの性格のネガティブな面である「頑固」という点です。
頑固な性格を持っているため、「これ」と覚えた事はてこでも動かず、修正が難しいという特徴があります。
そのため、「今日だけ特別」などは通用しないことが多い為、日ごろから一貫したしつけを行う必要があります。
特にトイレや食餌の時間などは、きっちりと守るように飼い主側が心掛ける必要があります。

◆顔のシワのケア

パグの特徴である深くて大きいシワは、シワとシワの間に汚れが溜まったり、風通しが悪いため皮膚炎になったりとトラブルの多い場所です。
そのため、濡れタオルやガーゼなどを使ってシワの内部を拭いてあげることが必要です。
食べかすなどが溜まる事もおおいため、食餌後には拭く習慣をつけると汚れが蓄積されず、清潔に過ごす事ができます。
濡れタオルなどは、指にくるっと巻き付けて使うと、細かい部分まで拭く事ができるため効果的です。
涙やけによって赤く色づいてしまう事があれば、ホウ酸を希釈したホウ酸水で拭き上げるか、動物病院へ来院してください。

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◆定期的なブラッシング

パグは短毛種ですが、ダブルコートという上毛と下毛の二層構造の被毛をしています。
ダブルコートの犬種の特徴は下毛の抜け毛が多いことです。
そのため、定期的にブラッシングをして抜け毛などを取り除いてあげることが必要です。

パグに最適なブラシは獣毛ブラシやラバーブラシです。
毛が短く、ブラシが皮膚に直接接することが多いため、ブラシは当たっても痛くない素材のものを使いましょう。
パグはスリッカーやピンブラシ、コームは基本的には必要のない犬種です。
また、抜け毛防止のために、室内では服を一枚着せる事も効果的です。

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◆シャンプーの頻度

パグの様な短毛種の場合は被毛のもつれなども無いため、あまりシャンプーをする必要はありません。ただし、皮膚病にかかりやすい犬種なので必ず定期的にケアをし、シャンプーの洗い残しの無いよう気を付けましょう。
手触りを求める方や、ドライヤーの熱やドライング時の摩擦などから被毛を守りたいという方はリンスを使う事をおすすめします。

パグの被毛のお手入れ方法を知って愛犬を健康的な被毛にしよう!

クシャっとシワの多い特徴的な顔立ちでありながら、キュートで愛嬌がたっぷりの「パグ」。 そんな独特の風貌である「パグ」の魅力に惹きつけられて飼っている人も多いですよね。パグは短い毛で手入れがしやすそうな外見ですが 、短毛だからと言ってお手入れがいらない訳ではありません。 パグにとって「毛の手入れ」はとても大事なので、飼い主さんがしっかりとケアしてあげたいものです。 そこで、今回はパグの特徴や性格もまじえて、お手入れ方法などについて詳しくまとめていきたいと思います。

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年齢によってケアの仕方を変えましょう

パグが幸せに暮らせるように、飼い主さんとして、子犬期から成犬期、シニア期と一生をかけてケアするのは大事なことです。

子犬期には社会化のためしつけること、活発になる成犬期には外出時に配慮すること、そしてシニア期には体の衰えによる注意点を頭にいれることなど、ライフステージに応じたケアをするため、ポイントをおさえておきましょう。

◆子犬期のパグ

パグは、とても穏やか系でフレンドリーな犬種です。
家のなかでも極端にうるさくすることもなく、お利口さんで飼いやすいでしょう。
そのため、しつけも苦にならない犬種と考えられています。

ただ、マイペースな性格から、ちょっと融通がきかないときもあります。
パグの可愛らしい表情を見ていると、ついつい甘えさせてしまうかもしれません。
愛情を注ぐのは大事なことですが、子犬期の頃から、さまざまなシーンごとに「怒るときは怒る」というスタンスが必要です。

◆成犬期のパグ

子犬期から成犬期になるころには、さらに活発になってくるでしょう。
家のなかから、散歩やドッグランと行動範囲が広がります。

そこで外出時には、いくつか注意したい点があります。

まずは、「目」のトラブル。
突出した大きな目をしているので、何かにちょっとぶつかるだけでも傷がつきやすいです。
散歩コースでは、安全なところを通り、目が物にぶつからないように気をつけてあげてくださいね。

次は、「気温」への配慮。
ぺちゃんこな鼻をしているパグは、体温調整がしにくい犬種です。
「暑過ぎ」「寒すぎ」と気温の変化にも敏感な体質なので、そんなときには時間帯に気をつけて散歩するようにしてくださいね。
温度管理された快適な室温から外に出ると、気温差で体調を崩すこともあります。
夏には、朝や夕方など気温が下がったタイミング、冬は、太陽が照っている日中がおすすめです。

特に、夏は熱中症に注意が必要です。
体に熱を溜め込みやすい体質なので、ちょっとの時間でも体調を崩してしまいます。
ひどい熱中症にかかると、命の危険にも繋がるので、温度変化を考えてあげましょう。

◆シニア期のパグ

そもそも、パグは食欲が旺盛なワンちゃんです。
子犬から成犬期までは、たくさん食べるでしょう。
ただ、シニア期になると食欲が落ちてくるかもしれません。
若いときと同じ量はお腹に負担となるため、年齢と体重に合った量を与えるように気をつけてあげてください。
そして、シニアの体に必要な栄養素が入っているフードを選びましょう。
あまりカロリーが高すぎると、運動量が少なめのシニア期のパグは太ってしまいます。
体重増加で肥満にならないように注意してくださいね。

また、老化現象により体の動きや内臓の働きが弱まります。
病気のリスクも高まるので、健康診断を受けるなど健康面のケアを大切にしましょう。


パグを飼う上で気を付けたい病気は?

パグに多い病気はいくつか代表的なものがあります。

◆器官虚脱

パグに限らず、短頭種の代表的で典型的な病気です。
ジャバラのホースの様になっている器官は、鼻や口から吸った空気を肺に送り、また空気を送り出す働きをしています。
この器官が何らかの原因により押しつぶされてしまうことで、空気のとおりが悪くなることを器官虚脱を言います。
ゼーゼーガーガーといった呼吸をするので、飼い主が気付きやすい病気の一つです。
器官虚脱が悪化すると、呼吸困難が起こりやすくなり命の危険もあります。
喉や首を圧迫する首輪は使用せずに、胴輪タイプのハーネスを利用する、暑さにより症状が悪化することが多いため室温や外気温に気をつける、などの配慮が必要です。

◆肥満

パグは食べる事が好きな犬が多く、肥満になりやすい犬種です。
パグの特徴である短い脚は、肥満の身体を支えるには負担が大きいです。
また肥満になると器官が押しつぶされる事も多く、器官虚脱を引き起こす原因にもなります。
適切な食餌量と、適切な運動量に気を付けて、肥満にならない様にケアしてあげることが必要です。

◆角膜の病気

2016年イギリスで行われた調査によってパグに多い病気トップ10が公表されましたが、その1位は肥満、2位は角膜の病気でした。
短頭種のパグは、眼球が突き出した様なフォルムをしています。
そのため、何かにぶつかるだけでも結膜炎などの眼球のトラブルに発展することが多いです。
眼におこった外傷から角膜腫瘍や、角膜穿孔(角膜に穴が開くこと)を引き起こす事も多いため、注意が必要です。
パグに手術が必要な場合、短頭種は麻酔に配慮が必要で難しいという点から値段が高くなることが一般的です。
安心して治療を受けるためにも、手術の提案などの際には必ず値段も問い合わせる事を心がける事をおすすめします。

◆皮膚炎

パグは皮膚炎の多い犬種としても知られています。
アレルギー性皮膚炎だけでなく、皮脂の分泌過剰によるマラセチアからの脂漏性皮膚炎も多い皮膚炎の一つです。
特にシワの部分や、柔らかいお腹や内またの部分に多く出現するため、定期的なシャンプーやブラッシングなどで皮膚の健康状態を把握し、早期発見することが大切です。

◆におい

パグのトラブルで代表的なものが「臭いにおい」です。
これは深いシワ部分に汚れが溜まっていたり、皮膚炎が広がっている事が原因の場合が多いです。
そのため、濡れタオルやガーゼで拭く、チェックする、定期的なブラッシングで状態を観察する、などの対策が必要になります。

ワンちゃんのチェリーアイってどんな病気?

「チェリーアイ」というワンちゃんの目の病気をご存知ですか?さくらんぼという名前が入っていて可愛らしい様に見えますが、放っておくと最悪の場合手術になってしまいます。うちの子、最近目を擦ったり目ヤニが多いな?と感じた方は要注意です!その症状、実はチェリーアイかもしれません!チェリーアイに関係する瞬膜や症状、治療法についてなどをご紹介したいと思います。

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パグの値段は?

パグをペットショップで購入する場合の一般的相場値段は、およそ12万から15万ほどです。
チャンピオン犬の血統や、珍しいシルバー色の毛色のパグの値段は、一般のパグの値段と比べても高く、およそ20万から30万ほどです。
パグの値段は、血統以外にも見た目のバランスの美しさ、顔の可愛さ、シワのバランスの良さ、体格などでも変わります。
パグの場合、帝王切開での出産の場合も多く、帝王切開で産まれたパグは値段が少し高くなる傾向にあります。


まとめ

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今回はパグについてご紹介しました。
鼻がぺしゃんこにつぶれ、深いシワが入ったパグはコロコロとした体格で人気の愛玩犬です。
短頭種であるパグは、短頭種特有の器官虚脱や目の病気などのトラブルも多く知られています。
パグの値段は12万から15万ほどで、血統以外にも見た目のバランスの美しさ、顔の可愛さ、シワのバランスの良さ、体格などでも変わります。
パグは飼い主に従順で温厚な性格から飼いやすく、一度飼うと次の犬もパグにしたり、多頭飼いをする飼い主もとても多い犬種です。
あなたもパグの魅力を知って、パートナーに迎えてみませんか。



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St.Elmos

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動物看護士、トリマー、愛玩飼養管理士などの資格を持っています。 家族の一員としてのワンちゃんネコちゃんにまつわる情報をお伝えできればと思います。

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