ブリアードってどんな犬?特徴・性格・購入ルートは?

2018.02.26

ブリアードってどんな犬?特徴・性格・購入ルートは?

ロングヘアーでボリュームのある被毛に体を覆われたブリアードは、どこかエレガントな雰囲気も漂わせている不思議な魅力がある犬です。 ブリアードは歴史的にも有名なナポレオンからも可愛がられていたという事実もあります。 日本ではあまり知られていませんが、原産地のフランスではペットとしても人気です。 今回は、ブリアードがどんな犬なのか、歴史や購入ルートについてもまとめていきたいと思います。

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ブリアードの特徴はどんなものがある?


ブリアードの見た目の特徴を見ていきましょう。

◆大型犬

ブリアードはとても大きく、体高は56~68㎝、体重は35キロ前後と「大型犬」に分類されます。
大型犬ならではの包容力が全体から伝わってきますね。

◆筋肉質でスマート

牧羊犬として活躍していたブリアードですので、外での仕事に耐えられる筋肉質でパワフルな特長があります。
長めの足で外見はスマート、引き締まった感じに見えます。

◆ボリュームのある被毛は防寒対策

ブリアードはボリュームのある被毛が特徴的。
体全体が「被毛に覆われている」という表現がしっくりするかもしれません。
ブリアードの瞳は小さくないのですが、目元も毛で隠れているので、表情が見えにくいことも多いでしょう。
でも、毛の隙間からチラチラと目が合うとなんだか嬉しくなりそうですね。

さて、ブリアードの毛質ですがウェービーでモフモフ感が強めです。
被毛カラーは、黒、グレー、アイボリー、ブラウンなど「一色」が特長ですが、鼻や耳周辺など部分的に黒の被毛が混合することもあります。

ブリアードは屋外中心で使役犬として働いていたので、寒さをしのぐために自然に毛が厚く進化していった…というのが、ボリュームのある被毛の特長の秘密です。

耳のタイプは2パターン

ブリアードの耳の形には、頭の横に垂れ下がっているような垂れ耳だけでなく、立ち耳もあります。
どんな耳のタイプかにもよって外見の印象が変わります。

また、耳にもモフモフした飾り毛がありゴージャスな特長があります。
ブリアードの「犬種」としての基準では、どちらの耳のタイプも標準として認められています。
ただ、地域によっては、実は立ち耳の特長を持つブリアードが好まれる傾向にあり、垂れ耳のブリアードの耳を断って「立たせる」ということもあったのだとも言われています。


ブリアードが歩んできた歴史について

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ブリアードが存在していた時期や名前の由来についても説明していきたいと思います。

◆起源がはっきりしない犬種

ブリアードの歴史がいつからなのか、その起源ははっきりしていません。
しかし、古い書物や絵画にブリアードのモジャモジャした被毛とよく似ている犬が描かれていたことから、8世紀頃にはすでにいたのだろうと推測されています。

◆牧羊犬としての歴史

ブリアードは、家畜を追う牧羊犬として人間の使役に携わっていた過去があります。
持ち前のたくましい体と勇敢な性格から、羊を飼うフランスの農村地域でかなり重宝される存在でした。
フランス革命が過ぎたころには、フランスでも牧場が減ってきたので「牧羊犬」としての扱いに限定されず、ペットとしても親しまれるようになっていきます。

ただ、悲しいことに戦争が始まると荷物や人間を運ぶような軍用犬として働くことになります。
武器となる弾丸運びをするなど、非常に危険な戦地にいた不遇な時代もあったのです。

◆ブリアードという名前になったのはいつから?

8世紀頃にはフランスのブリー地方で牧羊犬として働いていた歴史があります。
ただ、当時のブリー地方では特に犬種名が付けられておらず「ブリー地方にいる牧羊犬」くらいの呼び名だったそうです。
ブリアードと呼ばれるようになったのは、1800年代と近年のこと。
名前の由来は「ブリー地方に住む」というところから来ているのが有力でしょう。

しかし、それ以外にも面白いエピソードがあります。

14世紀ころの話ですが、オーブリという名前の男が誰かに殺害される出来事がありました。
実は、この事件のたった一人の目撃者が彼の飼い犬だったのです。
飼い犬は主人の敵をとるかのように、犯人を追い掛け回す日々を送りました。
その様子は村人たちの目にも留まります。
殺された人間の飼い犬が一人の人物を付け回すのですから、周囲の人が怪しむのは当然のこと。
結果的にこの犬の行動がきっかけで人々の心を動かし「犯人確保」に至ります。
「オーブリの犬が犯人を見つけた」と周囲に広まっていくなかで「ブリアード」となったのでは…というエピソードもあります。
ブリアードが持つ飼い主への「忠誠心」が主人の無念を晴らしてくれたのですね。

◆現在は家庭犬として人気

日本ではブリアードの知名度は低く、名前を耳にしてもその姿が浮かんでこない人も多いかもしれません。
ブリアードの特長的なゴージャスな見た目や飼い主に忠実な性格が評価され、原産のフランスをはじめ、世界では家庭犬として人気がある犬種です。


ブリアードの気になる性格とは?

ブリアードは見た目の気高い雰囲気から、どんな性格なのかについて気になるところですよね。
ナポレオンにも愛されていたと言われているブリアードは、どんな性格をしているのでしょうか。

◆飼い主に忠誠を尽くす

ブリアードは、家族のことが大好き。
飼い主となれば「自分が愛されている」というブリアードからの愛を実感できるかもしれません。
飼い主との意思疎通が十分なら、ブリアードは飼い主に忠誠を尽くす「一途」な面があります。

家族のなかに小さなお子さんがいても仲良く過ごすことができます。
面倒見が良いので、他の動物と一緒に過ごすなど多頭飼いもできる犬種です。

◆大らかで明るい

信頼している家族が家族にいてくれる、そして自分のテリトリーである生活範囲内にいると気持ちが大らかで明るい雰囲気を見せてくれます。
ブリアードが楽しく活発に動いているなら、ストレスなく安心して過ごしているときでしょう。

大きな見た目から家庭に慣れてくれるか心配になるかもしれませんが、家族が愛情を持って接すれば愛嬌たっぷりと明るく過ごしてくれる素敵なワンちゃんですよ。

◆勇敢で賢い

ブリアードは牧羊犬として広く親しまれてきた犬種です。
そのため「主人のために働こう」という本能が備わっています。
信頼できる飼い主さんのもとでは、勇敢に動こうとします。
また、牧羊犬という素質が備わっているので、瞬間的にあらゆることを判断できる賢さも持ち合わせていて、頼りがいのある存在になるでしょう。

◆見知らぬ人には心を許さないところも…

慣れている家族の前では、とても大らかな性格のブリアードですが、見知らぬ人にはどこか警戒心を持つでしょう。
慣れていないという理由もありますが、家族に忠実な気持ちから「自分のテリトリーに入るもの」を警戒する傾向にあります。
縄張り意識が結構根強い性格です。

見知らぬ人間だけでなく、他の動物にも警戒心を見せ、ときには攻撃的な反応をすることもあります。
そんな性格から、番犬的に犬を飼いたい人にも適しているかもしれませんね。

ただ、攻撃的で大胆になるのも心情としては「家族を守りたい」という忠誠心の表れ。
基本的に思いやりのある性格なので、しつけや慣れ次第では周囲にも社交的なところを見せてくれるでしょう。


ブリアードを飼いたい!どこから購入できるの?

ブリアードは、フランス原産の犬で海外では人気で知名度もありますが日本ではあまり見かけることがありません。
ペットショップの店頭で見かけるなど、簡単に巡り合えない希少な犬で入手もスムーズにはいかないでしょう。
しかし、大きなペットショップであれば相談してみると探してもらえるケースもあります。

希少ながらにも密かに人気もあるので、タイミングによってはすぐに「売約済」となるかもしれません。
ブリアードを飼いたいと思ったら、できれば早めに行動を起こすといいかもしれませんね。


ブリアードと暮らすために知っておきたいポイント


ブリアードの特長から、一緒に暮らすまえに知っておきたいポイントがいくつかあります。
ブリアードの幸せをのぞむなら、飼う前に今一度確認しておくことも大事です。

◆自慢の被毛はこまめにお手入れしよう

ブリアードの大きな魅力はそのボリューミーな被毛でしょう。
ゴージャス感があって、気品がある毛に惹かれて飼いたいと思う方もいるのではないでしょうか。
そんな特長的な被毛は、日々のケアがあってこその魅力です。
被毛がパサつかないようにシャンプーなどで保湿をすることも大事です。

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全犬種の被毛に対応した超低刺激シャンプーです。
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また、被毛の美しさは内面も関係しています。
食べものから大事な栄養分を取り、被毛の土台になる「皮膚」の健康を維持することも大事です。
バランスの良い栄養素を内側から吸収することで、ツヤのある被毛へと繋がります。
ドッグフードは栄養が高いものを与えてあげるようにしましょう。
そして、皮膚に適度な刺激を与えるブラッシングも効果があります。

ブリアードのような長い犬種で気をつけたいのが、皮膚疾患です。
日本の四季は、温度が高く湿気の多い夏があります。
長い毛を伸ばし放題にすると蒸れてしまい、皮膚の健康を損ねてしまうので注意しましょう。
目の周辺にも毛が生えますが、目の疾患の原因なのでこまめにカットするのも予防法のひとつです。

ブリアードは大きな犬なので屋外飼育にも耐えられそうですが、温度管理のされている室内での飼育が理想的です。

◆攻撃的な性格にならないための「しつけ」

ブリアードに限らず大型犬全体に言えることですが、きちんとしたしつけをしないと「力負け」します。
基本的に飼い主さんのことが好きで友好的に過ごす性格なのですが、甘やかし過ぎると独立心が高くなり、いわゆる「ワガママ犬」となるでしょう。
家族の命令を聞かない状態で外に出すのは危険なことです。
特に、家族以外には警戒心を見せるケースも多いです。
「ワガママ」「凶暴」という性格のままの散歩の時間は「魔の時間」と化してしまいます。
他人や他の動物をケガさせるだけでなく、車の前に飛び出すなど交通事故のリスクだって増えるでしょう。
力のあるブリアードを制圧できるように、徹底した「しつけ」をすることが大事です。

また、注意したいのは「家族全員がブリアードを育てる」ということです。
例えば「力のある男性にブリアードの散歩はまかせよう」と考える家庭が多いかもしれません。
確かに、いざというときに力で対応できるメリットがありますが、病気や用事で散歩担当の家族が不在になることもあるかもしれません。
そうなると他の人が外に連れ出さなければなりませんよね。
いざというときに困らないように、誰が連れて行っても大人しく散歩できるようなスタイルがブリアードを飼うときには理想的です。

ブリアードは賢い犬ではありますが、しつけが簡単なわけではありませんが、飼い主さんへの愛情は深く忠誠心を見せてくれる性格です。
飼い主が愛情を注ぎつつ、根気よくしつけることでその期待に応えてくれることでしょう。

◆運動不足には要注意

体重が30キロを超えるような大型犬で体力もたっぷりあります。
そもそも使役犬として動いていた本能があるので、運動することが大好きです。
体力を持て余さないように運動不足には注意しましょう。

毎日の散歩は、ブリアードの生活の糧でもあるので大事なことです。
1日に1時間以上の散歩を日課にしましょう。

しかし、単調な日々の散歩だけではブリアードの体力が発散されません。
ときには、ドッグランなど思いっきり動ける機会を設けてあげましょう。


まとめ

日本では珍しいので知名度もあまりなく、入手も難しいかもしれません。
しかし、魅力的な特長をたくさん持っている犬なのでペットにしたいと考える人も今後増えていくことでしょう。

「飼い主」としての毅然とした態度で正しいしつけを行えば、愛情をたっぷり見せてくれる愛に満ちあふれた素敵なブリアードです。
体は大きいですが、心は基本的に優しい性格。
お互いの信頼関係を築くことができれば、家族の一員として愛すべき存在となってくれるでしょう。
毎日の暮らしを充実したものにできるかと思います。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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