【夢占い】犬が出てくる夢は何を暗示している？

【掲載：2019.05.02　　更新：2021.12.16】

犬が出てくる夢にはどんな意味がある？

夢で犬が出てきたことはありますか？犬は常にともにいる親愛なる者、また過去の経験から苦手な方もいらっしゃるでしょう。

犬の出てくる夢を見た時、その夢にどんな意味があるのか夢占いで見ていきましょう。

◆犬が夢に出てくる時はなにかのサイン？

犬の夢は、夢占いでは基本的に吉夢のサインといわれています。また、危険を察知して知らせてくれていることがあります。

どちらにしても、夢占いでは犬の夢はあなたにとって不吉な意味合いに捉える必要はありません。

◆夢に出てくる犬が象徴しているのはどんな人物？

夢占いで夢に出てくる犬は、親しい人物の象徴として考えられています。身近な人物、例えば友人や恋人、家族、職場の先輩・後輩など普段から一緒にいる人を暗示しているのです。

特に犬はそうした人々の中でも、自分に尽くしてくれている人、献身的に接してくれている人物の場合が多いようです。

◆夢に出てくる犬に性別があるとしたら？

夢占いでは、夢に出てくる動物によって性別を示していることがあります。
多くの夢占いでは、猫の夢は女性を象徴しているのに対し、犬の夢は男性を象徴していると言われています。

◆夢に出てきた犬は自分の中のある部分ということも

夢に出てくる犬が象徴する人物の他に夢占いでは、自分自身の献身的な性質を現していることがあります。

もしかしたら自分自身では意識していない、忠誠心が強く恩義を忘れない、そんな自分の持っている側面を表しているのかもしれません。

夢占いでは、犬は様々な意味を持つ

夢占いでは、単純に犬が出てきた夢ならすべて同じ意味があるというわけではありません。夢の中でみた犬の様子や、自分が犬と関わっている行動や様子で暗示していることが違います。

夢では犬と何かをしていましたか？それとも犬になにかをされていただけでしょうか。

夢占いでは、こうした夢で出てきた事柄によって暗示している内容が変わってきます。

犬とコミュニケーションをとっている時の夢占い

夢の中での犬との関わった内容、コミュニケーションで違ってくる夢占いの内容についてご紹介します。

◆犬の夢占い①一緒に犬と散歩をしている夢

犬と生活している人が、犬との関わりで一番多いのが散歩でのコミュニケーションです。犬と一緒に散歩をしている夢には、誰かとコミュニケーションをとりたいという願望の現れという解釈があります。

犬と一緒に散歩する夢は、異性の友人や恋人と仲良くなりたい、交際を深めたいと言う願望を象徴しています。恋人がいないけど？という人は、周囲にちょっと気になる異性がいませんか？

現在恋人がいる人は、関係を深め相手を服従させたい、飼い主と犬の従属関係のような支配願望が湧いてきている段階といえるようです。

男性が見た場合は亭主関白的な願望、女性の場合はかかあ天下の傾向があります。

◆犬の夢占い②犬と遊んでいる夢

犬と一緒に遊んでいる夢は、今あなたが置かれている人間関係を反映しています。
夢の中で自分が心から楽しいと感じて犬と遊んでいたなら、身近な人と信頼関係が築かれていて人間関係はいたって良好。その状態が保たれる吉夢と言われています。

一方、遊んでいても心から楽しんでいないと感じていたなら、人間関係に不満やひずみがあるという暗示です。不満の原因は、自分との上下関係、相手を服従させたいという気持ちが関わっている場合があります。
自分の態度を含め、相手との関係を客観的に見直す必要があるというサインかもしれません。

◆犬の夢占い③犬をなでている夢

犬をなでていた夢には、おだやかで満ち足りた光景とは逆の意味を示す逆夢のことがあります。

犬をなでている姿は、犬と親密な日常の光景ですね。ですが、夢の内容とは反対に現実とは離れ遠くに行きたい願望が反映されています。

現実では、ストレスが溜まり癒しを求めている気持ちが強まっている暗示が出ています。自分ではあまり重く受け止めていないことでも、心理的に負担がかかっている暗示ですので軽く考えずにストレスの解消を試みてください。

なでていた犬が、不機嫌な場合や喜んでくれていない場合は、相当に危険信号。心身ともに疲れているので無理は禁物、早めのケアが必要です。

なでられた犬が喜んでいた場合は、気分転換に環境を変えてみる、旅行に行くなどでリフレッシュがおすすめです。

◆犬の夢占い④犬を拾う夢

捨てられている犬を拾う夢は、動物好きの性格を示しています。夢の内容と同じ、現実でも動物好きな一面を持った人物といえます。

犬を拾う夢には、夢を見た本人が慈悲深い性格の人物という解釈があります。そして、その優しさから素敵な出会いが期待できそうな暗示があるのです。

現実に捨てられて犬を拾うかどうかはさておき、優しい気持ちは大切にして下さい。きっと素晴らしい出会いがあります。

犬が行動を起こしている時の夢占い

犬と一緒になにかしていた夢や、自分が犬になにか働きかけをした夢についてご紹介しました。

それでは犬が単独でなにかしている夢、自分はそれを見ているまたは、犬からなにかされている受け身のパターンの夢についてお話しましょう。

◆犬の夢占い①犬に吠えられる夢

夢で犬に吠えられてしまった、そんな夢の場合は、残念ですが愛情や好意の象徴でなく、中傷や侮蔑の意味合いが強いといえます。

夢で犬から吠えられる場合は、近い将来友人や同僚から非難をされたり、攻撃されてしまうという暗示です。信頼していた友人からの裏切や、些細なことでパートナーと喧嘩をする可能性もあります。今は円満な関係であっても、犬に吠えられる夢を見てしまったらいずれ孤立無縁となる可能性もあります。

慌てて騒ぎ立てず、その状況を冷静に判断して耐えていれば不運な状況から脱する道も見えてくるでしょう。この夢の警告はネガティブに考えすぎるのではなく、起こり得る可能性を察知して慎重に行動する機会にしてください。

◆犬の夢占い②犬が穴を掘る夢

犬が地面を掘っている夢には、ちょっとした良いことが起こる予兆があります。地面の中には幸運があり、意外なこと事が起こることを暗示しているのです。また、今何か困っていることがおもわぬ手助けで解決することを暗示していることがあります。

どちらも、展望としては幸運で意外性があるというのがポイントです。

◆犬の夢占い③犬にかまれる夢

諺で「飼い犬に手をかまれる」というものがありますが、夢で犬に本気でかまれる夢は要注意です。信頼している周囲の人に関しての警告夢の意味合いがあります。

犬に本気でかまれる夢は、これから友人に裏切られてしまったり、上司や先輩、同僚などに不信感を抱く事が起こる暗示です。注意しなくてはいけないのは、下心から近付いてくる人も出てくる可能性を示しています。

夢に出た犬が子犬なら、プライベートの付き合いの中で信頼している人や恋人に不信感を抱く暗示があります。犬にかまれた夢を見たら、警戒心を持ちつつお付き合いをしたほうがいいでしょう。

◆犬の夢占い④犬になめられる夢

犬は、飼い主をなめるのが大好きですね。飼い主ばかりか、慣れた人にのしかかるようにしてべろべろしているのはよく見かけます。
犬にとって口をなめる行為は、尊敬を示す意味があり敬意や挨拶を表現している手段です。

さて、夢で犬になめられた場合はどういうことを示しているのでしょう。

この夢は吉夢のサインといわれています。周囲の人間関係が良好だということを示し、友情や愛情といった人間関係が安定していることを暗示しています。また、人間関係で自分自身もストレスを感じていないことを示しています。

◆犬の夢占い⑤犬が言葉を話す夢

犬がおしゃべりをする夢、まさかのファンタジーの世界のようですね。夢ですから、多少の非現実的なことも珍しくありません。

犬がしゃべるという夢には、どのような暗示が込められているのでしょう。

現実ではありえない犬が言葉を話す夢は、警告夢です。これから何かしらの災いや、トラブルが降りかかる前兆と解釈されています。表面上はうまく行っているように思っていて、人間関係で意識していない実は小さなトラブルの芽に対して気付きがあるのを暗示しています。

最も身近で起こりやすいトラブルとして考えられるのは、恋人や配偶者との口論や喧嘩。さらにエスカレートしてしまって不和や、破局などに発展するケースもあります。

まとめ

犬に関する諺もたくさんあるくらい、昔から人との関わりが深い犬。身近に犬がいたという経験があるなら、夢で犬が出てくるのは多いかもしれません。
一方、普段犬とはあまり縁がない人、犬を飼っていない人や犬が嫌いな人の夢に犬が出てくることがあります。普段犬について全く意識していない人が犬の夢をみた場合、緊急性があったり警告の意味があるなど注意したほうがよいことを教えている可能性があります。

犬の夢は、ポジティブな意味を持つ吉夢のことが多いと捉えられています。しかし一方では、主従関係・上下関係など人間関係の中で、自分の位置が暗示されていることも。周囲との人間関係を警告していることもあります。

ストレスを感じていて心当たりのある人は、改めるきっかけにしてみてはいかがでしょう。

ライター／にゃんこ

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