動物やペットに関わる仕事をしたい!就職するにはどんな資格が要る?

2018.08.04

動物やペットに関わる仕事をしたい!就職するにはどんな資格が要る?

愛犬家の皆さんの中には、犬に限らず、動物全般が大好きな方も多いでしょう。子供のから動物に関わる仕事に就くのが夢だった、これからペット関係の仕事に就く準備をしたい、という方もいるかもしれませんね。就職するためには資格が必要なのか、資格を持っていなくても就職できるのか、とても気になりますよね。 今回は、動物やペットに関わる仕事について紹介します。その仕事に向いている人や、仕事内容にも触れていきます。

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ペット関係の仕事に就くには資格が必要?

ペット関係の仕事 資格

「ペットは家族の一員」という考え方が広まった現代では、ペットに携わる仕事も増えてきています。ペットや動物に関係する仕事といえば、どんな就職先にも専門的な資格が必要不可欠なのではないか?と想像しがちです。

しかし実は、ペットに関係する仕事の中で、国家資格を必要とするものは「獣医師」のみなのです。

ペット関係の資格の殆どは民間団体の資格で、資格がなければ就職できないという職種は少ないですが、その就職先・職種によって、民間団体の資格が役に立つ、就職や独立がしやすいというメリットもあります。


資格が必要なペット関係の仕事は?

資格を必要とする(持っていると役に立つ)就職先はどのようなものか、就職方法や仕事内容、向いているのはどんな人なのか、一例を紹介します。

◆獣医師

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獣医師になるには、獣医学科のある大学にて6年間勉強することが必要です。その後、獣医師国家試験に合格し、獣医師免許の取得が必須となります。

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「動物病院の先生」というイメージの強い獣医師。実は動物病院で勤務する以外にも、獣医師資格を持つ人には沢山就職先があります。地方自治体や、動物園、はたまた製薬メーカーで会社員をしている獣医師も少なくありません。獣医師という職業は、実はかなりの狭き門。では獣医師になるには、どんな大学に行き、何を学ぶのでしょうか?

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仕事内容は、動物病院にて、犬・猫や小動物を対象とした診療・怪我や病気の治療を行うのが主です。
動物病院に努めるのが一般的ではありますが、産業動物獣医師として公務員になったり、臨床獣医師として水族館・動物園などに勤務することも可能です。

獣医師には、動物に対する愛情は勿論必要ですが、冷静に現実を受け止めて対処できる精神力も要します。そして、幅広く専門的な知識が不可欠です。常に研究熱心であること、動物の為に努力を惜しまないことが重要なのです。

更に、仕事をする上で体力も欠かせません。急患があれば休みが取れないことも多いでしょう。そして、相手は病状を言葉では伝えられない動物です。些細な行動やサインを見逃さない洞察力や柔軟な対応ができる発想力も必要となるでしょう。

動物への愛情や努力を惜しまない姿勢を常に持てる人、動物を守ることに生きがいを感じられる人が向いているといえます。

◆動物看護士

動物看護士になるには、動物看護学を学べる大学・専門学校にて、資格を取得します。ちなみにこの資格は民間資格ですが、2012年2月から動物看護士資格の統一認定試験がスタートしており、今後は動物看護士の資格が一本化されていくようです。

主な仕事は、動物病院などで獣医師のサポートをすることや、患者さんの受付・検査・入院中の看護・院内の清掃・手術補助・薬品の調剤などにあたることです。
更に、来院する飼い主さんに対して病状を分かりやすく説明する、という重要な仕事もあります。患者のペットや動物に限らず、飼い主さんにも誠実な対応をできることが必要です。

動物看護士の場合、獣医師と共通する部分が多くあります。まず、動物やペットが好きであることは重要な資質です。
加えて、精神的な強さ、体力に自信があることが必須条件といえるでしょう。獣医師同様、動物の最期を看取る場面や、辛い治療を目の当たりにすることは多いので、精神力が強くなければ務まりません。急患に対応する為の体力も必要です。

更に看護師の場合、コミュニケーション能力の高さも大切です。飼い主さんへの応対も仕事の一つなので、不安を和らげるような会話力や、的確に病状を伝えられる能力が重要といえるでしょう。

◆トリマー

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トリマーは資格が必要不可欠な仕事ではありませんが、ペットの扱い方・シャンプーなどの技術・体調管理に関する知識は必要です。専門学校などで学ぶことで、この知識を得ると共に資格を取得することができるので、トリマーの資格を取得してからペットショップ・サロンなどに就職するのが一般的でしょう。
しかし中には、通信講座で学んだ後にアルバイトをして、技術・知識力を磨く方もいるようです。

主な仕事内容は、ペットサロンなどで、シャンプー・カット・爪切り・耳掃除など、美容に関するケアを行うことです。美容といっても、ペットにとっては健康維持にも繋がる大切なケアが殆どだといえるでしょう。

トリマーも動物が相手なので、ペットや動物が好きであることは大前提です。そして、手先の器用さやセンスも重要な資質といえます。大型犬を相手にトリミングをしたり、ペットが暴れる場合も珍しくないので、体力も必要です。

更に、飼い主さんの要求を汲み取る為、信頼関係を築く為のコミュニケーション能力も要します。


資格のいらないペット関係の仕事は?

次は、一般的に特別な資格が必須でない就職先について、就職方法や仕事内容、向いているのはどんな人なのか、一例を紹介します。

◆ペットショップ

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開業するとなると話は別ですが、販売員になる為に必要な資格はありません。アルバイトとしても関わりやすい就職先ともいえるでしょう。

主な仕事は、接客・店内清掃・販売するペットの世話・ペット用品の管理などです。
種類によってもそれぞれの知識を要します。飼い方や体調管理の仕方、フードについても、顧客に対してアドバイスするのも重要な業務の一つです。
他にも、商品のポップ作りや、販売するペットの写真などで店内を装飾するなど、店舗によって幅広い業務を行うこととなるでしょう。

販売店員なので、コミュニケーション能力の高さは必要不可欠です。顧客に対して、その動物の良さや飼い方のアドバイスを的確に伝える必要があるので、どんな質問にも返答できるように、その動物に対する知識があることも大切ですね。

◆ドッグカフェ

犬の同伴がOKなタイプや、猫カフェのように犬が接客をするタイプのドッグカフェがありますよね。いずれも個人経営である場合が多く、アルバイトの募集があれば資格不要で働くことができます。
但し開業するとなると、食品衛生責任者・動物取扱責任者などの資格や、様々な許可や登録が必要となります。

スタイルにもよりますが、接客・調理・衛生管理・経営などが主な仕事となるでしょう。犬が接客をするタイプであれば、加えて店舗にいる犬の世話・健康管理なども重要な業務となります。

接客業なのでコミュニケーション能力は必要です。犬と飼い主のどちらに対しても、感じ良く応対できることが成功への近道でしょう。調理を担当するのであれば、犬好きであるのに加えて料理好きであることも大切ですね。

また、来客も様々でしょうから、店内の幅広い業務に対して臨機応変に対応できる器用さも必要かもしれません。

◆ペットフード会社

国内メーカーでも沢山のペットフード会社が存在し、一般社団法人ペットフード協会の加盟企業でも95社あります。それぞれに特徴があるので、まずは企業研究をしましょう。就職希望先に新卒採用があれば、挑戦することはできます。

中でも開発が希望職種であれば、畜産学科などで家畜飼養学や家畜栄養学を学ぶと良いでしょう。

製品の開発・製造・販売などが主な職種となり、直接的に動物と接する機会は少ないです。外資系ペットフード会社であれば、外国産フードを国内に流通させるのが主な仕事で、求人は営業職や営業開発が中心となります。

就職希望先に新卒採用がなければ、同業他社に就職すると希望先に転職できる可能性が高まるでしょう。ちなみに同業他社というのは、動物用医薬品メーカーや医療機器など、動物病院を顧客とする会社を指します。

部門によりますが、営業であればやはりコミュニケーション能力の高さや、販売製品に対する知識が欠かせません。開発側であれば、常に研究熱心でいられること、向上心の高さが大切でしょう。いずれもペットや動物の健康に貢献したい、という方に向いている職種といえます。

◆ペット系雑誌の出版社

出版社も種類や規模が様々ですが、大手出版社の場合は大卒の学歴が必須であることが多いようです。難関大学を修了することが、就職に有利に働きます。
しかし、出版社によっては学歴よりも、企画案などの発想力や本が好きであることなどの資質、人間的な魅力に着目する場合もあります。

ペット系雑誌であれば、記事や書籍の編集を行う上で動物に関わることも多いでしょう。ただし、大手出版社であれば、配属先は入社するまで不明なので、動物に関われる部署はごく一部です。動物専門誌を扱う出版社を志望することが近道でしょう。

出版社の仕事は、本の作成とはいえ体力勝負です。配属先の仕事内容にもよりますが、企画発案や記事の執筆、その為の取材など、文章力に加えて発想力やコミュニケーション能力も要するでしょう。


その他の動物関係の仕事は?

犬や猫など家庭で飼育するペットに関わる仕事の他にも、様々な動物関係の仕事があります。

◆動物園の職員

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動物に関わる仕事として代表的な職種ですが、その採用人数はとても少なく、公立の動物園であれば公務員試験の合格(受験資格に一般大卒も含まれる)が必要です。各動物園の採用情報を、常にチェックしましょう。

主な仕事内容は、担当種の健康維持、来場者への生態などの教育機会提供、繁殖のための調査研究などですが、更に細かく幅広い業務を多岐に渡り行うこととなります。

動物への愛情は勿論、勉強・研究熱心であること、そして十分な体力も必要です。就職する動物園や担当種によっては、来場者とのコミュニケーション能力を必要とする場合もあるでしょう。

◆家畜に関わる仕事

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酪農家として働く人の多くは、農業高校や農業大学校出身者が殆どです。酪農家の場合、法人ではなく個人経営しているところが多い為、個別に問い合わせが必要となります。地域の役場が紹介できるケースもあるようです。

酪農家には、繁殖農家・酪農家・養豚農家・養鶏農家などがあり、牛・豚・鶏などを育てて出荷するまで、または加工するまでが主な仕事となります。

対象となるのはいわゆる家畜ですが、日々の世話をすることとなるのでそれらの動物とは毎日のように接することができます。しかし酪農家には、朝から晩まで多忙な毎日が待っています。根気と体力が最も重要といえるでしょう。


まとめ

今回紹介した仕事以外にも、動物を関わる仕事は沢山あります。いずれもペットや動物に対する愛情がなくては、とても務まらない仕事ばかりだといえますね。

就職を希望する方は、必要な資格を見極めたり、募集先をチェックするなどして、是非挑戦してみてください。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!