犬も季節の変わり目に体調を崩す!?深まる秋に向けて飼い主さんができるコト

2018.11.05

犬も季節の変わり目に体調を崩す!?深まる秋に向けて飼い主さんができるコト

太陽が照ってポカポカと暖かい昼だったのに、夜にはグンと冷える“秋”。 季節の変わり目には、一日の気温差が大きく具合を悪くする人も多いでしょう。 実は、犬も天気の影響によって体調を崩してしまうんです…。

“秋”にはどうして犬が体調を崩すの?

秋 犬 体調

暑い夏には、夏バテしている飼い主さんもワンちゃんも多いですよね。
秋になると、気温も下がり過ごしやすく快適なイメージかもしれません。

しかし、実際には夏バテならぬ“秋バテ”で体調を崩してしまうワンちゃんも。
いったいどうしてなのでしょうか?
考えられる理由を紹介していきます。

◆理由その1:秋は気温の変化が激しい

秋と言えば、「秋晴れ」という代表的な言葉があるように、気持ちの良い晴天の日のイメージがあります。
夏のジリジリと照りつける太陽とは違って、優しい陽射し。
秋晴れは、暑くもなく、寒くもない…、そんな過ごしやすい一日です。

しかし、そんな晴天の日ばかりではありません。
急に曇ったり雨が降ったり…と、変わりやすい天候が待ち受けているのが“秋”の気候の特徴と言えるでしょう。
天気によって気温が変動するので、「昨日は暖かかったのに、今日は寒い」なんてこともよくあることです。

また、一日を通じても寒暖差があるのが秋の特徴。
夕方になると急に冷え込み、それは朝まで続きます。
秋は、「日中」と「朝晩」の気温差が大きく、体がそれに対応できにくくなっています。
洋服で調整できないワンちゃん達は、それに対応できずに体調を崩しやすいのです。

◆理由その2:気圧の変化で体調を崩す

さきほども触れたように「秋晴れ」という言葉がある一方、「秋雨」も秋を表わすワード。
秋雨前線が停滞すると、雨の日が続いて空気がヒンヤリということも珍しくありません。
それに、台風が活発になる時期として知られていますね。

雨や風は低気圧の影響ですが、実はこの「気圧」が人間や犬たちの不調を引き起こす原因。
気圧が低くなったり、高くなったりすると、体の内部で交感神経や副交感神経のバランスが悪くなります。
いわゆる「自立神経の乱れ」です。
神経状態がアンバランスなため、体の機能が弱まって体調を崩してしまうというしくみ。
自立神経が乱れると体のなかで不調が起こりやすいのは、人間もワンちゃんも同様です。

気圧が変化=天気の変化、それに伴う冷えで体内の血圧も変化します。
血流が悪くなって体の機能調整ができずに、体調を悪くしてしまうのです。

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台風が近づくと、なんだか犬の元気がなくなるように感じる飼い主さんは意外と多いようです。人でも、天候や気圧の変化によって体調を崩す方がいるように、犬も同じように体調を崩すことがあり、気象病と呼ばれます。少しでも愛犬の元気が出るように、してあげられることはあるのでしょうか。 今回は、犬の気象病の原因や症状、対策をご説明します。

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◆理由その3:夏の疲労が蓄積されている

最近の日本の夏は、とにかく暑いですよね。
過ごしやすい時間帯に散歩に行ったとしても、犬はお疲れモードになるでしょう。
帰宅すれば冷房の効いた涼しげな部屋で過ごせるかもしれませんが、外気と室内の気温差などで夏バテになるワンちゃんも。
秋になって過ごしやすくなっても夏バテが解消されずに、尾を引いてしまうことも少なくありません。
夏の疲れが蓄積されて、そのまま寒暖差の激しい秋に対応できずに体調を崩す犬たちも多いのです。

◆理由その4:水を積極的に摂らない子もいる

気温が高い夏には喉が渇くため、犬は水分を多く摂る傾向にあります。
しかし、秋になると「喉が渇いた!」とワンちゃん達もあまり思わないのか、積極的に水を飲まなくなる犬もいます。
「水を飲まない=尿がでない」、体のなかに溜まった老廃物を出しにくくなってしまいます。
そもそも、腎臓で毒素的なものを「いらないものだよ」と体外へ出すのが、尿の大事な役割です。

しかし、水分不足で尿が出ないと体のなかに悪い毒素が溜まったまま。
それが原因で、体調を悪化させてしまうかもしれません。
水分不足は、犬の健康の大敵です。

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愛犬がなるかもしれない!季節の変わり目に起こりやすい犬の不調

犬 秋 体調

季節の変わり目は、人間だけでなく犬達にもさまざまな不調を引き起こします。
個体差があるので必ずしも起こるわけではありませんが、特に免疫の低めの子犬や老犬が体調を崩しやすいと言われています。
また、子犬・老犬以外でもふだんから病弱な子は、季節の変わり目の影響を受けやすいです。
次のような「秋の不調」が表れることが多いです。

◆「食べたくないんです…」と食欲がなくなる

夏バテを引きずっている犬は、食欲がなかなか元に戻りません。
そのせいか、食べる量が減って体重が落ちてしまうこともあるでしょう。
また、胃腸が本調子でないのに食べものを食べ過ぎて、下痢や嘔吐の症状が見られることもあります。

◆空気の乾燥による皮膚の乾き、気管支炎

秋になるとついに暖房が登場。
床置きの石油ストーブのお宅では「愛犬がストーブの前を陣取っている」ということもあるでしょう。
ぬくぬくと温まっている愛犬の様子を見ると微笑ましいですが、それが皮膚の乾燥を招きます。
皮膚から水分が奪われることで肉球がカサカサになる、被毛がパサつくなどの症状が見られるかもしれません。

また、気管支炎の症状を引き起こすことも。
暖房で空気が乾燥することにより粘膜が弱まった気管は、ホコリやアレルギーの影響を受けやすいものです。
気管支炎になると「カッカッ」というような咳をするようになります。
安静にしているときはそれほど気にならなくても、「運動をする」「外出して風に当たる」「リードで引っ張られる」など、喉に負担がかかると苦しそうな咳をすることがあるでしょう。
気管支炎は喉の炎症なので当然ながら痛みをともない、それが気になって元気がなくなる子もいます。

◆足腰の不調

照りつける太陽の下では散歩も長くできないので、夏にはあまり運動をさせない飼い主さんも多いですよね。
無理に運動させたくないという思いから、散歩も控えめにしていたかもしれません。
運動不足の犬は、それに慣れてしまっていて足腰が弱まっています。
そのため、急激に運動させようとすると足の動きづらさを感じてケガをすることもあるのです。


秋でも元気でいて欲しい!愛犬と一緒に不調を乗り切る対策

愛犬 秋 体調

季節の変わり目の秋には、ワンちゃん達も夏の不調を引きずってしまうようです。
そこで、飼い主さんが“秋の気候の特徴”と“犬の体に起こりやすいこと”を熟知して、不調を乗り切るための対策をしてあげることが大事。
愛犬が季節の変わり目を元気に乗り切るためにできることは、いったいどういったことでしょう。
いくつか紹介していくので参考にしてみてくださいね。

◆乾燥対策をしよう

冬が来る前ですが、朝晩に冷えこむ秋には暖房は必需品。
しかし、ずっとつけていると部屋の空気はだいぶ乾燥してしまいます。
空気の乾燥は、ワンちゃんの皮膚や気管をいじめる強敵なので、加湿器を設置してあげるといいでしょう。
加湿器がないなら、濡れタオルでも代用できます。
濡らしたタオルを部屋に吊るして乾燥対策にしてみましょう。

暖房を運転するときには“加湿する”と頭に入れておいてくださいね。

肉球も乾燥するので、犬用の肉球ケアクリームの活用もいいですね。
カサカサにならないように、クリームで潤いを与えてあげましょう。

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また、被毛の乾燥にも要注意。
特に、ストーブ前に張り付いている犬の被毛のパサつきはかなりのもの。
保湿タイプのシャンプー、保湿スプレーなどで乾燥対策をしてくださいね。

そして、体内も乾燥しているかもしれないので配慮しましょう。
「水を飲みたい」という欲求が減る時期でもあるので、水分が不足しがちな秋。
水分を摂るように促してあげるのも大切です。
ワンちゃん自身が水を積極的に飲まないなら、野菜を細かく切って茹でたものやウェットタイプのフードなど水分の多い食べものを与えてあげるといいでしょう。

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◆寒さに注意してあげよう

「ちょっと冷えるな」と思ったとき、人間であれば洋服を着て調節することができるでしょう。
寒い地方原産の犬は寒さに強いかもしれませんが、そうでないワンちゃんもいます。
毛で覆われている犬は「毛が洋服代わりになっているのでは?」という気もしますが、短毛種と言われる毛の短い犬は毛が薄く寒がりのことがあるでしょう。
毛が長くても原産地によっては「寒さには弱い」という性質を持っていることも。
室内で飼われることが多くなっているので、本来寒さに強い犬種でも体質が変わって「寒いのがキライ」になっているかもしれません。

犬の目線になって寒さ対策をしてあげてくださいね。
夜間に暖房を消した後に部屋が寒くなるので、愛犬のベッドに毛布を用意してあげるのも寒さ対策のひとつです。
外で飼っているなら、夜間は室内に入れてあげるなどするのもいいでしょう。
日中の天候によっては散歩のときも冷えるので、無理のない程度で犬用の洋服を着せてあげるのもおススメです。

◆食事は無理強いしないように

暑さのせいで食事量を減らしていたワンちゃんもいるでしょう。
秋になったから…といきなり食事を多めに与えるのはあまりよくありません。
夏バテで内臓が弱っているところに、急激に食事を増やすとそれが負担になることも。
結果、消化不良で嘔吐や下痢を引き起こしてしまうかもしれませんね。
特に、シニアのワンちゃんは内臓の働きが衰えているので、あまり負担をかけないようにしましょう。

少しずつ増やして、本来の食事量に戻してあげてくださいね。
愛犬が喜ぶように、フードにふりかけのようなものをプラスして食欲を高めてあげるのもおススメです。
様子を見ながら、徐々に愛犬の食欲を取り戻してあげましょう。

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また、そもそも犬は冬に備えて脂肪がつきやすい体質で、脂肪を蓄えて寒さに耐え忍ぼうとします。
野生で生きていたときの名残と言えるでしょう。
そのため、無理に食事量を増やすと肥満にも繋がります。
体重が急に増えた結果、足腰への負担が増し、余計に「運動したくない」と体調を崩すかもしれません。

秋バテで元気がない愛犬には「食事で元気をつけてもらおう」と思いがちですが、急激な食事量の増加は逆に不調を引き起こす可能性があります。

◆運動は無理をさせずに…!

夏に運動不足だった子は、急に運動させるのは控えましょう。
夏季にペースダウンしていた散歩は、少しずつもとに戻すようにします。
また、元気がなく動きたくなさそうなら、いきなり運動量を増やすのはリスクがあります。
ドッグランなどで走らせ過ぎた結果、急にケガをする可能性も考えられます。
散歩時間を少しずつ長める程度に留めつつ、夏前の運動量にスライドしていきましょう。

◆気温が低い時間帯は散歩を控えよう

暑い夏には、暑さが和らぐ時間帯の朝や夜に散歩に行っていた飼い主さんも多いでしょう。
しかし、秋にはそれが逆になります。
冷え込む時間帯の早朝や夜の散歩は、犬にとっては寒くてツラいかもしれません。
寒さのせいで足腰が上手く動かないこともあり、それがケガの原因となる可能性も…。
できるだけ太陽が昇っている時間帯に、散歩に連れ出してあげるようにしましょう。


まとめ

秋に犬の体調を崩さないためには、体温調節、食事管理、運動量の調整など、飼い主さんとしてできることはたくさんあります。
秋の不調で表れる症状のなかには、下痢や嘔吐、ケガなど見逃せないものもいくつかあります。

・元気が戻らない
・動きたがらない
・食事を食べない
・下痢や嘔吐の回数が多すぎる

など、秋バテが続くようなら動物病院で診断してもらうことも考えておくといいかもしれませんね。

いずれにしても、季節の変わり目には、愛犬の健康状態をよく観察してあげましょう。
不調が見られたときには、無理をさせずにゆっくり休ませてあげてくださいね。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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