「レトリバー」は6種類もいる?!珍しいレトリバー犬種の特徴や飼い方を知ろう!

2019.05.03

「レトリバー」は6種類もいる?!珍しいレトリバー犬種の特徴や飼い方を知ろう!

盲導犬などのワークドッグとしても有名なラブラドールレトリバー。ペットとしても人気の高いゴールデンレトリバー。この2種類のレトリバーは、知名度がとても高いですよね。しかし、レトリバーには他にも種類があるのです。ゴールデン!…あれ、ちょっと違う?といった外見のレトリバー種を見たことのある方も中にはいるでしょう。 今回は、レトリバーの全種類を紹介します。特徴や性格、飼い方や値段も一緒にチェックしましょう!

focebookシャア
ツイート

レトリバーは6種類存在する!?

レトリバーと聞くと、見掛けることも多いゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーが思いつく人がほとんどですよね。

しかし、実はレトリバーには全部で6種類もの犬種がいるのをご存知でしょうか?

犬は長きに渡って人間のパートナーとして活躍してきましたが、このレトリバーの祖先は、猟師がしとめた獲物を回収する仕事をしていました。
レトリバーの名前は、「回収する」という意味を持つ「レトリーブ(retrieve)」が由来となっているようです。

いずれのレトリバーにも、昔から人間と共に生活をしてきた、パートナーとして活躍していた歴史があります。

それでは、レトリバーの犬種ごとにその特徴や性格、飼い方や値段を紹介していきましょう。


レトリバーの種類①ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバー

◆ゴールデンレトリバーの特徴

ゴールデンレトリバーは、バランスの取れた体つきをもつ大型犬です。垂れ耳でアーモンド型の目からは、優しい印象を受けますよね。

体高はオスが約56~61cm、メスが約51~56cmが標準で望ましいとされています。

体高よりも体長がやや長く、被毛はダブルコートの長毛です。被毛のカラーは、ゴールドまたはクリームに限られ、白の差し毛が胸にだけ許されています。

◆ゴールデンレトリバーの性格

ゴールデンレトリバーの性格は穏やかで、人間に対しても犬に対してもフレンドリーに接することができます。家族に対しては、特に深い愛情を示すでしょう。人間の傍にいるのが大好きです。

鋭い洞察力があり、大変賢い犬種ですが、他のレトリバー種と比べて少し精神的に幼い傾向があるようです。活発で遊び好き、快活であることからも、喜ぶとはしゃいで興奮する面がみられるかもしれません。

ゴールデンレトリバーは賢いので、しつけさえきちんとすれば、子供の遊び相手にもなりえます。

◆ゴールデンレトリバーの値段

ゴールデンレトリバーの値段は、大体23万~35万円程です。平均価格としては24万円前後といえるでしょう。

最も安ければ10万円台、高ければ60万円する個体も中にはいます。

◆ゴールデンレトリバーの飼い方

長毛でダブルコートのゴールデンレトリバーは、その体の大きさからみても、意外と被毛の手入れは難しくありません。
しかし、やはりダブルコートなので、月に1~2回程度のシャンプー、週に数回のブラッシングは行いましょう。

トリミングは、手足の裏の被毛カットは必要ですが、全身をカットしなくても日常生活には困りません。

散歩は、毎日十分に時間を割くことを前提としましょう。ゴールデンレトリバーは、活発で遊び好きな上に体力があります。若い年齢で健康であれば、朝晩1時間でも足りない個体もいるでしょう。

単調な散歩では、退屈したり、ストレスを抱える可能性もあります。その結果、問題行動を起こすことも考えられるので、散歩中にボール投げ、引っ張りっこ遊びなどの時間を入れたり、服従訓練などを行うことが望ましいです。

ゴールデンレトリバーは人間や他の犬との触れ合いが好きなので、ドッグランなどに定期的に連れていくこともお勧めです。
孤独な時間が長かったり、コミュニケーションをとる時間が少なければ、無駄吠えや飛び掛かりなどの問題行動を起こしてしまいがちです。幼い時期から、しっかりと社会性を身につけさせましょう。


レトリバーの種類②ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバー

◆ラブラドールレトリバーの特徴

ラブラドールレトリバーは、ゴールデンレトリバー同様に体長が体高よりも少し長めで、骨太で筋肉質な体をもっています。頭は横幅が広めで、垂れ耳です。

体高はオスが約56~57cm、メスが約54~56cmが標準とされます。

被毛は短毛で、カラーには、ブラック・イエロー・レバー・チョコレートの基本色があります。イエローには、明るいクリーム色から赤みの強いレッドフォックスなども存在し、胸には白い差し毛(通称「メダル」)が入る場合があります。

元々、水猟犬のため、泳ぐことが大好きな個体もたくさんいるようですよ。

◆ラブラドールレトリバーの性格

ラブラドールレトリバーは穏やかで、攻撃性が少ない性格とされます。

また、知性と順応力が高く、強い服従性と自己判断できる能力を併せ持っているといわれています。場所や状況に応じて判断できる、知的レベルの高さが大きな特徴といえるでしょう。

家族に対しては深い愛情を抱き、他人や他の動物に対しても攻撃的な面をみせることはほとんどないようです。

ちなみに高い知性を持つ優秀なラブラドールレトリバーですが、社交的で優しい性格から番犬には向かないといわれています。

◆ラブラドールレトリバーの値段

ラブラドールレトリバーの値段は、大体10万~30万円程度です。平均価格は約22万円前後といったところです。

年齢などにもよりますが、安くて10万円台、高くて36万円の個体もいます。

◆ラブラドールレトリバーの飼い方

ラブラドールレトリバーの被毛は短毛ですが、ダブルコートなので、週に数回のブラッシングを怠らないようにしましょう。

活発で体力があるので、散歩は朝晩各1時間程必要となるでしょう。知的好奇心が盛んなので、特に若いうちはただ散歩をするだけでなく、遊びを取り入れてください。ボール遊びやフライングディスクなどは、回収(レトリーブ)能力が発揮できるので、愛犬も飼い主さんも一緒に楽しめるでしょう。

ラブラドールレトリバーはアジリティなどのドッグスポーツにおいても優秀です。しかし、筋肉質なので体重があります。ハードル競技などでは怪我や健康を損なう可能性があるので、注意して取り組んでください。

大変賢い犬種ですが、だからこそ基本的なしつけをしっかり行うことが重要です。室内で放置すると家具が破壊されるなどの、問題行動を起こすケースも多いようです。若い年齢の内にしっかりとしつけを行いましょう。

更にラブラドールには、食欲が旺盛であるという特徴もあります。太りやすい体質なので、肥満には常に注意してください。


レトリバーの種類③フラットコーテッドレトリバー

フラットコーテッドレトリバー

◆フラットコーテッドレトリバーの特徴

フラットコーテッドレトリバーは、レトリバーの種類内で比べると胸幅・腰幅はありませんが、しっかりとした筋肉をもっており、軽快で優雅に歩く特徴があります。耳は垂れ耳で、長めのしなやかな直毛をもつ大型犬です。

体高はオスが約59~61.5cm、メスが約56.5~59cmが標準とされています。体重はオスが27~36kg、メスが25~32kgです。

被毛のカラーは、ブラック、もしくはレバーに限られています。

◆フラットコーテッドレトリバーの性格

フラットコーテッドレトリバーの性格は、明るく陽気で、楽天的な面があるようです。人間にも他の犬にも、フレンドリーに接することができます。

飼い主さんや周囲の人・犬の状況をよくみて、敏感に反応してしっぽを元気に振るような愛想のよい犬種です。

遊び好きで、スポーティーな面が強く、猟犬としての能力が高いといわれています。

◆フラットコーテッドレトリバーの値段

フラットコーテッドレトリバーの値段は、平均価格で約25万円前後です。安くても15万円前後、高ければ35万円前後といえます。

ただし、ゴールデンやラブラドールに比べて珍しい犬種なので、ペットショップなどで探すのは難しいかもしれません。ブリーダーさんを探すのが近道といえるでしょう。

◆フラットコーテッドレトリバーの飼い方

レトリバーの種類の中でも、際立った元気さをもっているのがフラットコーテッドレトリバーです。毎日1~2時間の散歩は最低限必要だといえるでしょう。猟犬としての能力の高さからも、レトリーブ(回収)することが大好きなので、ボール投げやアジリティを利用して遊ぶのをお勧めします。

訓練性は高いので、しつけが難しい犬種ではありません。しかし陽気な性格から、嬉しいと喜んではしゃぐ、興奮するといったケースが多くみられるでしょう。
散歩や外出時などには、落ち着いて行動できるようにしつけておく必要があります。

フラットコーテッドレトリバーもダブルコートですが、直毛なので被毛のケアは難しくありません。ただし毛は抜けるので、週に1回程度の頻度でブラッシングを行ってください。


レトリバーの種類④カーリーコーテッドレトリバー

◆カーリーコーテッドレトリバーの特徴

カーリーコーテッドレトリバーは、気品を感じる体型をもつ大型犬で、逞しい筋肉に深い胸、しっかりとした首がわずかにカーブしている、といった身体的特徴をもちます。垂れ耳で尻尾は真っ直ぐですが、全身は巻き毛で覆われています。

体高はオスが約67.5cm、メスが約62.5cmが標準的だといわれています。

被毛のカラーは、ブラック、もしくはレバーの単色です。

◆カーリーコーテッドレトリバーの性格

カーリーコーテッドレトリバーは、とても賢い性格をもつ種類で、感情的にも落ち着いています。

家族には深い愛情を抱き、他の人間や動物に対してもフレンドリーに接することができますが、相手や状況によっては距離を置くというケースもみられるようです。

◆カーリーコーテッドレトリバーの値段

カーリーコーテッドレトリバーの値段は、大体20万円前後だといわれています。ただし、日本のペットショップで見掛けることはほとんど無いといえるでしょう。

国内ではブリーダー自体も少ない犬種のため、探すのは困難です。国内で購入できなければ輸入することになりますが、その場合は手続きや輸送料などを考えると50万円前後の費用が掛かるでしょう。

◆カーリーコーテッドレトリバーの飼い方

カーリーコーテッドレトリバーは、優秀な猟犬、水猟犬であったことから、走る、泳ぐことが大好きな犬種です。若く健康的な個体であれば、1日2回、各1時間以上の散歩が推奨されます。
たっぷりと運動する時間を与えることが大切なので、フライングディスクや、アジリティなどのドッグスポーツ、水泳をする機会を設けてあげるとよいでしょう。

賢い犬種でコミュニケーションがとりやすいことから、しつけは難しくありません。しかし、知的であるからこそ繊細な一面をもっています。力で抑え込むような方法は逆効果となりますので、運動・トレーニングなどを重ねることで信頼関係を育みましょう。

カーリーコーテッドレトリバーは洞察力も鋭いので、飼い主さんの気持ちの変化にも敏感です。信頼関係が成り立っていれば、飼い主さんが喜ぶことを判断できるようになるでしょう。子供との相性も良いといわれています。

カーリーコーテッドレトリバーの被毛は巻き毛のシングルコートのため、他のレトリバー種と比べるとケアがしやすいです。
ただし、換毛期に抜け毛は目立ちますので、その場合は週に3~4回のブラッシングが推奨されます。換毛期以外であれば、週に1~2回で問題ないようです。

独特な巻き毛は、シャンプー後のブラッシングの仕方で、カールが伸びてしまう場合もあります。乾かす時はドライヤーで被毛を伸ばさずに、形を整えながら乾かす形をとりましょう。


レトリバーの種類⑤チェサピークベイレトリバー

Chesapeake Bay Retriever -12

◆チェサピークベイレトリバーの特徴

チェサピークベイレトリバーは、骨格ががっちりしており、適度な皮下脂肪や逞しい筋肉をもつ、正に力強い体格をした大型犬です。

オスの体高は58~66cm、メスの体高は53~61cmで、体高は体長よりもやや長め。丸い頭部をしており、垂れ耳です。マズルにはストップがあり、開口部が大きい特徴をもっています。

被毛は短毛でカールしており、ダブルコートの下毛には水を弾くための皮脂が含まれているそうです。

被毛のカラーは豊富で、ブラウン・セッジ・デッドグラス・タンなどを基本とし、ブラウン系では濃淡に様々なバリエーションをもちます。
腹・胸・指などに白がわずかに入ることは許されますが、単色の方が好ましいようです。

◆チェサピークベイレトリバーの性格

チェサピークベイレトリバーの性格は、基本的に明るく陽気、賢く度量があるといわれています。自己判断できる知性に併せて、自立心と服従心の両方を兼ね備えています。

家族に対しては愛情深く、子供や同居している小動物を守ろうとする一面もあるようです。

レトリバーの種類の中で、猟犬としての能力が最も優れているといわれています。

◆チェサピークベイレトリバーの値段

チェサピークベイレトリバーの値段は、平均価格で約23万円前後とされています。こちらも比較的珍しい犬種なので、ペットショップで出会うのは難しく、探すのは大変かもしれません。

◆チェサピークベイレトリバーの飼い方

チェサピークベイレトリバーはとても体力のある大型犬なので、散歩は1日2回以上、各1時間以上が推奨されます。可能であれば、ドッグランなどの広い場所で走らせてあげましょう。ボール遊びなどの時間も取り入れてください。

水遊びも大好きな犬種です。安全な水辺やプールなどで、泳がせてあげるのも良いでしょう。

非常に知能が高いので、人間の意志を汲み取って喜ばせようと画策する一面があります。子犬の頃のしつけは難しくありませんが、高い知性が故に成長に伴って我が強くなる可能性も。小さい頃から、しっかりとした信頼関係を作っておくことが重要です。

ドッグスポーツ、服従訓練などの競技会にも向いています。体力・性格を把握して、チャレンジしてみるのもお勧めです。

チェサピークベイレトリバーの被毛は短毛に巻き毛ですが、意外と抜け毛が目立つようです。下毛には皮脂が含まれているため、抜け毛が残りやすいのです。
皮膚トラブルを予防するためにも、換毛期であれば週3~4回のブラッシングを徹底しましょう。


レトリバーの種類⑥ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー

dogshow-3801459_640

◆ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーの特徴

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーは、レトリバーの種類の中で最も小柄な犬種です。しかし、その代わりに機敏さやスピードが、他のレトリバー種と比べて群を抜いているといえるでしょう。

体高はオスが約48~51cm、メスが約45~48cmで、体重はオスが20~23kg、メスが17~20kgが標準だといわれています。コンパクトな体型ですが筋肉がよく発達しており、その体は力強く均整のとれたものです。

被毛のカラーはレッド、もしくはオレンジが基本で、飾り毛と尻尾の下側には、それよりも明るい色の被毛が生えています。そして、白の斑が尻尾の先端、足、胸、ブレーズのいずれか一か所にあり、これが欠如しても許されます。

◆ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーの性格

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーはスイマーとしても有能で、瞬発力があって遊び好きな性格をしています。強い回収欲は、猟師のパートナーとして活躍してきた歴史を感じさせるでしょう。

理解力が高く、忍耐力も強いので訓練は入りやすい犬種です。ただし、豪快な陽気さに賢さ、頑固な自主性が混ざった性格をしているので、初めて犬を飼う人にはあまりお勧めできません。

◆ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーの値段

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーは大変珍しい犬種です。現在の所、国内でのブリーダーもいないようなので、手に入れるには輸入するしかないでしょう。

生体価格は不明瞭ですが、輸入するとなると約50万円前後の費用がかかることを想定してください。もちろん、ブリーダーや個体の状況によっても値段は変わります。

◆ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーの飼い方

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーは、他のレトリバー種と比べて曲者な一面があるので、犬の扱いに長けた人を前提として、訓練をしながら一緒に楽しみたい方、アウトドアが好きな方には、もってこいのパートナーとなるでしょう。アジリティなど、ドッグスポーツも得意分野といえます。

しかし、国内での飼育頭数ははるかに少なく、飼育経験者の話を聞ける機会は珍しいです。日本では未知数の犬種といえるでしょう。

被毛はダブルコートのため、通年抜け毛は多く、換毛期には相当の量の脱毛があります。ブラッシングは基本2~3日に1回、換毛期であれば毎日行った方が良いでしょう。

のど・耳の後ろ・大腿の後ろに柔らかい飾り毛がありますが、必ずカット・トリミングが必要というわけではありません。


まとめ

レトリバーの全種類を紹介してきましたが、同じレトリバーでも外見はもちろん、性格にも違いがあることが分かりましたね。

これからレトリバー種を飼ってみたい!と考えている方は是非参考にしてみてください。



– おすすめ記事 –

・初めて犬を飼う人にオススメの犬種10選!初心者には向かない犬種も紹介
・見ているだけで癒される!もふもふな犬の4犬種の特徴と性格、飼い方は?
・賢い犬種ベスト10とエピソード!遊びながらの脳トレで認知症も予防しよう!
・今後わんちゃんを飼おうと考えている方必見!吠えるのが少ない犬種とは?


focebookシャア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

関連するキーワード


記事に関するお問い合わせはこちら