犬用ベビーカー?ペットカートってどんなもの?メリットは?

2020.12.13

犬用ベビーカー?ペットカートってどんなもの?メリットは?

ペットのいる家庭が珍しくない現代では、人間と犬との生活を、より快適に安全に送るためのアイテムが様々販売されていますよね。そんなペット商品の中から、今回はペット用カートについて紹介していきます。ペットカートとはどんなアイテムなのか、利用することでどんなメリットがあるのか、しっかりチェックしていきましょう。購入を予定している方は、おすすめの商品にも注目です。

【目次】
1.犬を乗せるベビーカーのようなものは何?

2.犬をカートやバギーに乗せることで得られる主な4大メリット!
 2-1.メリット①愛犬のお出掛けの幅が広がる!
 2-2.メリット②シニア犬や闘病中の愛犬、子犬でもお出掛けできる!
 2-3.メリット③災害時の備えになる!
 2-4.メリット③多頭飼いの場合に外出を助けてくれる!

3.犬用カート・バギーの選び方
 3-1.愛犬のサイズに適したアイテムを選ぼう
 3-2.利用するシーンを抑えておこう
 3-3.本体の重さ・大きさをチェックする
 3-4.デザイン重視の方も、それに囚われすぎないこと!
 3-5.必要な機能は揃ってる?

4.おすすめの犬用カート・バギー
 4-1.おでかけカート Fit ピンク
 4-2.多機能カート スイートハート リュックタイプ
 4-3.ペットバギー デカプログレ
 4-4.わんわんカート多頭用DXアルファ
 4-5.エアバギー ~ドッグカート トゥインクル

5.まとめ

犬を乗せるベビーカーのようなものは何?

犬 カート

お出掛けや外出の際に、犬がベビーカーのようなものに乗っているのを見たことがありますか?その犬用のベビーカーに見えるアイテムが、ペットカート(バギー)です。
愛犬を飼っている家庭では、実際に使用している方も多いでしょう。
現代では、市販されているペットカートの種類も多種多様で、その仕様や機能面もメーカーによって様々です。キャリーバッグと比べるとその商品数では劣りますが、利用することでたくさんのメリットを得られる犬用アイテムの一つだといえるでしょう。
今回は、そのペットカートやバギーに愛犬を乗せるメリットや、商品の選び方とおすすめアイテムを紹介していきます。
これまでペットカートを利用したことのない方や、これから購入を検討している方は、是非参考にしてみてください。


犬をカートやバギーに乗せることで得られる主な4大メリット!

「犬は歩かせるべき」との意見を持つ方も中にはいますが、ペットカート・バギーの利用には様々なメリットがあります。

◆メリット①愛犬のお出掛けの幅が広がる!

ペットカートはお出掛けの際に、愛犬を守るために重宝するアイテムだといえます。
例えば人の多い場所へのお出掛けです。人混みで愛犬を歩かせると、踏まれるなどして怪我をする恐れもありますし、リードが他人に引っ掛かるなどして反対に怪我をさせてしまうケースも考えられます。そんなシーンでも、ペットカートを利用すれば安全に進むことができますよね。
また、公共の施設ではキャリーバッグやペットカートの利用がルール付けられている場所もあります。愛犬のサイズによっては、キャリーバッグを持ったまま歩くのが大変だと感じることもあるでしょう。ペットカートなら移動の負担も軽減されますし、買い物で荷物が増える場合にもとても役に立ちます。

◆メリット②シニア犬や闘病中の愛犬、子犬でもお出掛けできる!

人間同様、犬も歳をとるとシニア期に入り、長時間の散歩や外出が難しくなってきます。ペットカートがあれば、カートで移動して少し歩かせる、そしてまた乗せて移動する、という方法で気軽に外出することができるのです。歩けないからといって、家に引きこもるのは心身ともにマイナスです。外の空気を吸わせたり、外出による刺激を受けることは、認知症の予防にもよいといわれているので、健康状態をみながら積極的に一緒にお出掛けしてあげてくださいね。
また、愛犬が闘病中だったり怪我をしている場合も同様です。いずれも症状の度合いによりますが、お出掛けが可能であればペットカートで出かけることで、気分転換になりストレス発散にも役立ちますよ。
さらに子犬のお散歩デビュー前にも、ペットカートを利用することは可能です。子犬はワクチン接種が終わるまでは、散歩で外を歩かない方が良いといわれていますよね。しかし、スムーズに散歩デビューをするためには、外出することで外の空気や人・音に慣れさせることが効果的なのです。抱っこでのお出掛けでももちろん良いのですが、子犬の頃からペットカートに慣れておくことでその後、カートの利用がしやすくなるというメリットも得られますよ。

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成犬であっても老犬であっても、散歩は犬の本能を満たすために重要で、犬の健康的な生活を維持するためにも大切なことです。最近では老犬介護用の補助用品や散歩カートが数多く販売されており、犬の散歩補助が楽に行えるようになりました。老犬の快適で健康的な生活維持のために散歩カートを活用しましょう。

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◆メリット③災害時の備えになる!

いつ訪れるかわからない災害の備えのためにも、ペットカートを用意しておくことがすすめられます。
突然の災害で非難をする場合、ペットカートがあれば愛犬と一緒に素早く非難することが可能となるでしょう。キャリーバッグ一体型のタイプであれば、避難所での愛犬の居場所として使用することもできます。
避難所は人間に限らず、犬にとってもストレスを感じる場所となります。愛犬が落ち着ける居場所の確保をするためにも、キャリーバッグやペットカートは重要なアイテムとなるのです。

◆メリット③多頭飼いの場合に外出を助けてくれる!

ペットカートやバギーは、多頭飼いをしている家庭にとっては特に持っておきたいアイテムの一つだといえるでしょう。愛犬のサイズや個体差にもよりますが、2頭以上でのお出掛けは中々大変な場合もあります。散歩ではリードが絡まったり、個々に気を配る必要があるので、一人で愛犬全員とお出掛けするのに苦労している飼い主さんも少なくないでしょう。
近年では、多頭飼育用のペットカートも多数販売されています。このタイプの商品を利用することで、2頭以上の愛犬を連れてのお出掛けがとても楽になる場合がありますよ。
多頭飼育で外出に難問を抱えている飼い主さんは、是非一度、商品をリサーチしてみてください。


犬用カート・バギーの選び方

前述したように、販売されている犬用カートやバギーの種類はとても多く、見た目はもちろん、それぞれが持つ特徴や機能にも違いがあります。初めて購入を検討する飼い主さんは特に、どれを選べばよいのか迷ってしまうでしょう。
カートやバギー類は、決して安い買い物とはいえません。その仕様によって、またメーカーやブランドによっても、価格帯には差があります。
後悔しないように、愛犬と飼い主さんの両者にとって使いやすいもの、適した商品をしっかり選びたいですよね。ここでは犬用カート・バギーを選ぶポイントを紹介していきますので、購入アイテムを絞るための参考にしてみてください。

◆愛犬のサイズに適したアイテムを選ぼう

まず大切なのは、愛犬のサイズに合ったアイテムを選ぶことです。カートが愛犬にとって大きすぎると落ち着くことができませんし、反対に小さすぎると窮屈な思いをさせてしまいます。
カート内(コット部分)が愛犬にとって居心地の悪い空間となっては、カートの使用を嫌がるようになる可能性もあるでしょう。カート内が愛犬にとって広すぎると感じた場合は、タオルを入れるなどして対応しましょう。
そしてもう一つ、選ぶ上で注意したいのが「耐荷重」です。
ペットカートには商品それぞれに耐荷重が設定されています。購入する際には、必ずこの耐荷重をチェックしましょう。特に多頭飼育をしている家庭では、愛犬の合計体重が耐荷重を超えていないかしっかり確認してください。愛犬全頭の体重を把握してから、商品を選ぶようにしましょう。

◆利用するシーンを抑えておこう

ペットカートの機能は商品によってそれぞれ、使う場面に合わせて特化した特徴をもつタイプの製品があります。
例えば、人通りの多い場所で使うことの多い家庭では、小回りのきくコンパクトなタイプがおすすめです。アウトドア派の飼い主さんは、タイヤ・フレームなどがしっかりした製品を選ぶとよいでしょう。車でお出掛けする機会が多い場合は、コット部分が取り外し可能で折りたたみ可能なタイプや、カーシートとしても使える商品を購入すると重宝します。
このように、ペットカートを購入する前に、まず使う機会の多い場面を想定しておくことが、後悔しない買い物をするための重要なポイントとなるのです。

◆本体の重さ・大きさをチェックする

ペットカート本体の大きさが大体同じでも、メーカー・シリーズによって、その重さには差があります。
保管場所や持ち運びをする場合にも、大きさ・重さが扱いやすいものであるかどうかを、しっかり考えておく必要があるでしょう。
本体の大きさや重さをチェックしておかないと、折角購入したのに、車のトランクに入らない、公共交通機関での利用が難しかった、などという残念な結果を招く可能性があります。
飼い主さんにとって扱いにくいものであれば、結局は使用せずにしまいっぱなしになってしまうケースも起こり得るでしょう。
保管場所に困らない大きさか、折り畳み可能なタイプか、自立式か、持ち運びに重すぎない重量かといった点は、使う人やライフスタイルによって抑えておきたいポイントですね。

◆デザイン重視の方も、それに囚われすぎないこと!

現在販売されているペットカートには、アイテムによってデザイン性の高い商品もあります。お気に入りのデザインというだけで、使用する際の飼い主さんのモチベーションもアップしますよね。見た目にも気を配りたい、という飼い主さんはデザインからまずペットカートを絞るという方法もアリでしょう。
しかしあまりにデザインに囚われてしまうと、紹介してき各チェックポイントや、必要な機能などを見落としてしまう可能性も高いです。結局買って後悔する、といったことが起きないように、愛犬と飼い主さんの両者にとって適切なもの、安全に使用できるものを選ぶことを前提としてくださいね。

◆必要な機能は揃ってる?

ペットカートによって、その商品が持つ機能や使用は異なります。軽さを重視したもの、ブレーキングに拘っているもの、耐荷重の多いものや、コンパクトに畳めるものなど、それぞれに特徴があるのです。
飼い主さんが求める機能が何かをしっかりイメージしておき、その機能が網羅された商品を探すことがおすすめです。
ペットカートには大きく分けて、3輪タイプと4輪タイプの二種類がありますのでその点も注目してくださいね。
3輪タイプは小回りがきく、4輪タイプは安定感が強い、というメリットがそれぞれにあります。街中や人混みで使うのなら3輪タイプ、アウトドアで使用したり、多頭飼育で耐荷重が必要であれば4輪タイプを選ぶと良いでしょう。


おすすめの犬用カート・バギー

◆おでかけカート Fit ピンク

おでかけカートFit
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折り畳み可能なタイプのペットカートです。開口部が二か所付いており、用途に合わせて使い分けられます。便利な背面ポケットと収納バスケットでお出掛けの際の荷物の持ち歩きにも重宝し、反射テープで夜のお散歩も安心です。細かいメッシュカバーが、虫を入りにくくするという嬉しいポイントも!

◆多機能カート スイートハート リュックタイプ

多機能カート スイートハート リュックタイプ
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カート・キャリーバッグ・リュックとして使用できる3WAYの多機能ペットカートです。
ハンドルを傾斜しても、バッグが垂直を維持できる仕様なので、愛犬のストレス軽減に効果あり!スリムで軽量なので、女性でも利用しやすいですよ。後輪は360度回転するので、運転もスムーズです。バッグ部分は通気性に優れており、日よけと飛び出し防止テント、前面には小物用ポケット、飛び出し防止のリードフック2本と、嬉しい装備が満載です。

◆ペットバギー デカプログレ

ペットバギー デカプログ
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4輪タイプのバギーで、30kg以内の中型犬まで対応できます。フレームが太いので強度もあり、ハンドブレーキなので安心感も抜群です。前後輪のサスペンションで振動にも強く、愛犬の乗り降りが楽にできるスロープが後面についています。サイズの大きいペットカートですが、折りたたんだ状態でも引っ張れるので、持ち運びも簡単にできるでしょう。

◆わんわんカート多頭用DXアルファ

わんわんカート多頭用DXアルファ
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最大4頭まで対応できる、多頭用ペットカートです。ただし、6kg以下の小型犬までが限度なので、愛犬のサイズをきちんと確認してくださいね。収納バスケットと背面ポケット付きで、カバーの開閉はマジックテープとなっています。小型犬を多頭飼いしている家庭にはもってこいのアイテムですね。

◆エアバギー ~ドッグカート トゥインクル

エアバギー ~ドッグカート トゥインクル
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ペットカートでおなじみのエアバギー製品です。中型犬や、小型犬の多頭飼いに対応できるモデルとなっています。車輪を外すと、ハウスとしても使用できますし、愛犬が自分で乗り降りできる設計なので、愛犬を抱き上げなくても簡単に乗せることができます。フロントとリア両サイドのリフレクターで、夜道も安心して散歩できますよ。出入口の開閉はファスナータイプで、折りたたむと厚さ26cmとコンパクトに保管できます。


まとめ

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ペットカートはお出掛けの幅を広げたり、愛犬を守るために役立つアイテムです。
愛犬と飼い主さんにぴったりの商品をみつけて、上手に利用しましょう。
多種多様な商品の中から選ぶのは中々大変ですが、選び方として紹介したポイントをしっかりおさえながら、ペットショップや通販サイトをのぞいてみてくださいね。
愛犬とのお出掛けがもっと楽しくなるように、購入アイテムを厳選してみましょう!



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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