犬にとって子供はどんな存在?一緒に暮らすメリット・デメリットを紹介

2021.02.23

犬にとって子供はどんな存在?一緒に暮らすメリット・デメリットを紹介

犬と暮らしている方の中には、小さな子供さんのいる家庭もたくさんあります。 動画などでは、犬と子供が仲良く遊んでいる姿や犬が子供を守ろうとする微笑ましい様子を見ることもあるのでは、ないでしょうか? 犬と子供が良好な関係を築いて、パートナーとして一緒に暮らしていくためには大人の方がきちんと犬をコントロールして、犬とのふれあい方を子供に教えることが大切です。 犬と子供の関係性や一緒に暮らしていく上でのポイントを紹介します。


犬と子供は仲良くなれるのか

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結論から言えば、犬と子供が仲良くなれるかは相性の問題です。
犬の性格が子供好きであり、子供も犬の存在を怖がらずに好きであれば良き遊び相手としての関係が成り立ちます。

また、犬は群れで生活する生き物ですので飼い主さんやその家族のことを一つの群れとして認識しています。
飼い主さんがリーダーとして愛犬との信頼関係が正しく築くことができていれば、子供さんに対しても仲間の一員として愛情深く接してくれる犬が多いでしょう。

しかし、犬の性格が神経質だったり飼い主さんへの独占欲が強く他人に対して警戒心が強い場合には、子供さんとのふれあいは慎重になる必要があります。
特に子供さんは大切な存在であり、愛犬以上にお世話などに時間がかかるものです。
そうした飼い主さんが子供さんのお世話をする姿に嫉妬して、愛犬が攻撃的になる危険もあります。

さらには、他人が苦手な愛犬に対して子供さんがグイグイ触ろうと距離を詰めると、びっくりして自己防衛のためにガブリ!という可能性も。

愛犬と子供さんが仲良くなれるかについては、特に子供さんが小さなうちは飼い主さんがしっかりと双方の様子をみてコンロールすることが必要です。


犬にとってのメリット・デメリット

犬が子供と生活する際のメリット・デメリットを詳しく紹介します。

◆メリット

犬と子供が良好な関係を築くことができれば、良き遊び相手として兄弟のように一緒に過ごすことができます。
また、寂しがり屋の愛犬などは近くに子供の存
在があることで安心感を得ることができます。

さらには、子供を守る対象として、認識している愛犬は子供を守ろうと振る舞い自分の役割を持つことで生活にメリハリを持たせることができます。

そんな愛犬の様子を見たら、飼い主さんはたくさん褒めてあげましょう。
犬は、飼い主さんに褒められることになによりも喜びを感じますので、2人の絆も深まり家族全体で温かな思いやりの気持ちを持って過ごすことができます。

◆デメリット

犬にとって子供はいきなり大声を出す、激しく走り回る、手加減をしないなど不可解な行動をとるため奇妙な存在に感じているかもしれません。

さらには、激しくさわられることに嫌悪感を感じて、「やめて」とサインを出しても子供に伝わらずにストレスを感じる場面もあるかもしれません。
そんな状態が続くと、犬にとって子供はストレスの原因になり体調不良や情緒不安定といった問題が出てきます。

さらには、完全に子供のことが嫌いになってしまうと犬が敵と認識して攻撃的な態度を取るようになったり、つねにイライラして生活に支障をきたす恐れもあります。
子供の存在が完全なストレスになる前に早い段階で、飼い主さんが距離感を見直す必要があります。

当然、犬にも自分の時間が必要であり休みたいときにしつこくかまってくる子供の存在は不安要素でしかありません。
犬が一人でリラックスできる飼育スペースを整えて、就寝時などはさわらずにそっとできるように仕切りなどを設けることも有効です。


子供にとってのメリット・デメリット

子供にとっての犬の存在は兄弟や友達のようなであり、成長にも良い影響があります。
しかし、ふれあい方には注意が必要です。

子供にとってのメリット・デメリットを紹介していきます。

◆メリット

第一に犬の存在は教育にも良い影響を与えるでしょう。
他人を思いやる気持ちや、おもちゃのやりとりなどを通して社会性を学ぶことができます。

また、犬のお世話をすることも道徳心を育てることに有効です。
一緒にボール遊びなどをして、体を動かすことで丈夫な身体づくりにも効果的です。

犬との有効な関係を築くことができれば、子供にとって良きパートナーになってくれますよ。

◆デメリット

上記で紹介したように、子供にとって犬と暮らすことはさまざまなメリットがありますが、子供に合わせて犬が力を加減しており、友好的な態度で接してくれることが前提になります。

犬の犬歯は鋭く、噛まれてしまうと大怪我する危険があります。
特に子供は大人よりも背が小さいため、頭や首など急所を噛まれてしまうと可能性も高いです。

いくら仲が良くても犬は動物であるという認識をしっかりと持ち、必ず大人が目をはなさいようにしてふれあいをさせることが大切です。

犬に1度噛まれてしまうと、子供が痛い思いをするだけでなくトラウマになってしまい動物を嫌いになってしまう可能性もあります。
お互い嫌いになってしまっても、一緒に生活することは続いていくので、お互いに適度な距離感で過ごすことがポイントですね。


子供と犬が接する際に注意すること

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子供と犬が遊ぶ際には大人が目を離さないことが大前提です。
決して子供と犬だけで部屋に残さないようにしましょう。

接する際に具体的に注意したいポイントを紹介します。

◆犬の後に子供が生まれた場合

犬の後に子供が生まれて、赤ちゃんと暮らすことになった際には、突然犬を子供に合わせるよりは徐々に慣らしておくのが良いでしょう。

赤ちゃんが生まれたら退院しておうちに帰るまでの間に、赤ちゃんの臭いのついたガーゼなどを家族の方が犬に渡して、臭いに慣れさせておくのもおすすめです。

赤ちゃんと犬を始めて対面させる場合には、犬が冷静で興奮していない時に安全な距離を保ち対面させます。
もし、犬が赤ちゃんを舐めたり顔に前脚をかけようとした時には新生児ゆえ辞めさせるようにします。
その後も徐々に子供の存在に慣らしていくようにしましょう。

必ず犬と子供の間に大人が入るようにして、目の届く範囲でふれあいを行います。

愛犬によっては、今まで自分の存在が1番だったのに赤ちゃんの存在によりに飼い主さんを取られた気になる子もいます。
嫉妬して子供に攻撃てくる態度を取らないようにするためにも、飼い主さんがあなたのことも大切であるとしっかりと伝えてあげることが大切です。

また、子供は加減できないのであまりにも遊びがヒートアップしたり、犬が嫌がっている素振りを見つけたら仲裁に入ります。
特に未就学児の子供は、犬の寝床と子供の間にゲートを設置して、子供が犬に干渉しすぎない工夫も大切です。

◆後から犬を飼う場合

子供の後に犬を迎える場合には、前もって子供に犬とのふれあい方について教えてからお迎えすることが望ましいです。
子供が小学生などある程度大きな子であれば、犬とはどのような存在なのか理解しやすいのでさわられて嫌な部分や嫌なことについて教えてあげましょう。

未就学児の場合にはより初対面には気を配る必要があり、徐々に慣らすことが大切です。
犬のぬいぐるみのような容姿に子供は抱っこしたり、1人で散歩したがったり、お世話をしたくなるかもしれません。

お世話を率先してもらうことは、成長にもつながり犬との関係を築くチャンスでもあるのでとても良いですが、無理のない範囲でお世話してもらうようにしましょう。

◆子供と犬が遊んでいるときに目を離さない

何度かお伝えしましたが、犬と子供2人きりにする状況は避けましょう。
「うちの犬は人に噛み付いたことがないから大丈夫」と過信するのはよくありません。

なぜならば犬と子供がどんなに仲良くなっていてもおもちゃを取ろうとしたり、おやつを与えたら指ごと噛んでしまって怪我をする可能性もあります。

必ず大人が見守るようにして、犬が嫌がっているサインなどを見逃さないようにしましょう。
子供さんには、犬にも感情があり生き物だということを日頃から教えて理解してもらうようにすることが大切です。


子供と相性のいい犬

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小さな家庭でも飼育しやすい犬種について紹介します。
犬と暮らしたいと感じている方は参考にしてください。

◆ゴールデンレトリバー

大型犬の中でも頭がよく、賢くおおらかな性格のゴールデンレトリバーは子供のいる家庭でも飼育しやすい犬種です。

人が大好きなゴールデンレトリバーは家族との時間を大切にして、他の犬や人に対しても友好的に接することができます。

一つ注意したいのは、いくらゴールデンレトリバーが穏やかな犬であると言っても大型犬であり、成長すると30キロ前後になります。
子供よりも力が強く、力負けして転倒してしまう危険もあるため幼少期からしつけを行い、飼い主さんがゴールデンレトリバーをコントロールできるようにします。

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◆ブルドッグ

強面の顔からは想像できないほどブルドッグは愛情深く、家族に対して親愛にあふれた性格の子が多いです。
また、頑丈で筋肉質な身体をしており、子供が多少乱暴なふるまいをしても我慢強く受け止める寛容さがあります。

しかし、ゴールデンレトリバーと同様にブルドッグは力が強く、子供が力負けしてしまうことがあります。
さらには、闘犬として重用されていた歴史があり全ての個体が穏やかで愛情深く子供に接するとは限りません。
顎の力も非常に強いため、骨を噛み砕く力があります。
その子の性格を把握した上で安全策を取りながら、ふれあいさせるようにしましょう。

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◆ミニチュアダックスフンド

陽気で遊び好きなミニチュアダックスフンド はサイズ感もちょうどよく、子供の遊び相手として優秀な犬種です。

猟犬として活躍していたミニチュアダックスフンド は賢さもあるので、幼少期からしつけをしっかりと行い社会科をすれば子供のいる家庭でも飼育しやすいです。

反面、飼い主さんに対する独占欲があり他人に対して警戒心が強い子もいます。
そんな子と子供がふれあうさいには飼い主さんかすぐに対処できる状態でふれあいをするようにします。

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◆キャバリア

家庭圏としての歴史が長いキャバリアは穏やかで我慢強い子が多いので、子供とも相性が良いです。
サイズ感もちょうどよく、小学生くらいであれば、リードを持って散歩することもできます。
もちろん、大人の目が届く範囲で触れ合うことが前提ですが、お世話を子供がしてもおっとりとした性格から、受け入れてくれる子が多いです。

キャバリアは目が出ているため、子供と遊んでいる際に傷を作ってしまう可能性があります。
遊び場には角のあるものは置かないようにして、キャバリアの目を気にしながらふれあいましょう。

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まとめ

子供と犬の関係性について紹介しました。
犬との暮らしは双方にとって充実した時間を過ごすことができます。

快適に良きパートナーとして生活するためなは、幼少期からのしつけをしっかり行い社会科をすることが必須になります。
また、愛犬や子供さんの性格を大人がよく把握して、危険を回避しながら遊んでもらうのが良いでしょう。



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のえコアラ

のえコアラ

犬の専門学校を卒業後、犬のテーマパークにて飼育員を5年間しておりました。 様々な犬種の飼育経験があります。 その後ホームセンターでペット用品の販売をしておりました。 現在はペット系の記事を中心にライター活動しております。 資格 愛玩動物飼養管理士1級 小動物看護士


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