この犬もシェパード!?ジャーマンだけじゃない20種類を大分析!

2021.08.19

この犬もシェパード!?ジャーマンだけじゃない20種類を大分析!

警察犬として勇敢に活躍する「ジャーマン・シェパード」や、白い被毛が美しい「ホワイト・スイス・シェパード」はペットとして選択される方もおり、馴染み深い、見たことがある、という方も多いのではないでしょうか。実は他にも、シェパードには様々種類がおり、世界にはなんと60種類以上が存在すると言われていることをご存じでしたか?今回はそんなシェパードたちのうち20種類を、特徴や性格とともに一覧でご紹介していきます!

【目次】
1.シェパードとは
 1-1.語源
 1-2.全種類数

2.ジャーマン・シェパード・ドッグ
 2-1.歴史
 2-2.見た目
 2-3.性格
 
3.ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ
 3-1.歴史
 3-2.見た目
 3-3.性格

4.オーストラリアン・シェパード
 4-1.歴史
 4-2.見た目
 4-3.性格

5.ベルジアン・シェパード・ドッグ
 5-1.歴史
 5-2.見た目
 5-3.性格
 5-4.4種類

6.海外にいるその他のシェパード
 6-1.シャイロシェパード
 6-2.アナトリアン・シェパード・ドッグ
 6-3.キングシェパード
 6-4.コーカシアン・シェパード・ドッグ
 6-5.カルパチアン・シェパード・ドッグ
 6-6.ダッチシェパード
 6-7.カルスト・シェパード・ドッグ
 6-8.タトラ・シェパード・ドッグ
 6-9.ボスニアン・シェパード・ドッグ
 6-10.サウス・ロシアン・シェパード・ドッグ
 6-11.セントラル・アジア・シェパード・ドッグ
 6-12.ベルガマスコ・シェパード
 6-13.オールド・ジャーマン・シェパード・ドッグ

7.まとめ

シェパードとは

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◆語源

シェパードとは英語で「shepherd」、「羊の世話をする人」のことを指します。家畜である羊や牛を誘導したり、野生動物や盗賊から護衛する牧羊犬として活躍していたことから、ヨーロッパでは主にこれらの仕事に従事する犬のことを、総じて「シェパード・ドッグ」と呼んでいたようです。

◆全種類数

牧羊犬として飼養されていた犬を指すことから、世界中には「シェパード・ドッグ」と名の付く犬は60種類以上いると言われています。


ジャーマン・シェパード・ドッグ

◆歴史

原産国はドイツ。「オールド・ジャーマン・シェパード・ドッグ」というドイツの牧羊犬が元になっています。19世紀末に軍用犬を作る目的で、この犬種に改良と繁殖を重ね、生み出されました。

◆見た目

 
筋肉質で力強く、がっしりとしています。被毛は生え変わりのあるダブルコート。毛色は全体が黒色のオールブラック、こげ茶色、明るい茶色、イエロー、明るいグレーといった様々なカラーが見られます。体重・体高はオスが約30~40kg・約60~65cm、メスが約22~30kg・約55~60cmとなっています。かかりやすい病気としては、大型犬特有の疾患である股関節形成不全、膝関節形成不全など関節系疾患、そして胃捻転、また毛が密集しているために、皮膚病にも気を付けたいところです。寿命はおおむね9~13年となります。

◆性格

忠誠心・理解能力ともに高く、頭が良いため、警察犬・災害救助犬・麻薬探知犬などとして様々な現場で活躍しています。知らない人には警戒心を高めるため番犬としても能力を発揮します。賢い分、家庭犬として迎える際は子犬の頃からのしっかりとしたしつけが必須です。またとても活動的であることから、毎日かなりの運動が必要なので、体力と時間が確保できる方向けといえるでしょう。

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ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ

◆歴史

原産国はスイス。アメリカやカナダが原産であるアメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパード・ドッグを、1970年代初めにスイスに輸入、改良し繁殖させた種類です。

◆見た目

その名の通りの美しいホワイトの毛色、優雅な雰囲気と穏やかな顔つきが特徴です。またジャーマンシェパードと同じく筋肉質で骨格もしっかりとしています。被毛はダブルコートで、毛の長さは一般的なスムースタイプ・少し長めのロングタイプの2種がいます。体重・体高はオスが約30~40kg・約60~66cm、メスが約25~35kg・約55~61cmとなっています。気を付けたい病気はやはり関節系疾患、胃捻転、皮膚病などになります。寿命はおおむね10~12年です。

◆性格

従順でとても賢く、優しい落ち着いた性格であるためペットとしても人気です。頭の良さゆえにしっかりとしたしつけが必須で、また運動能力も高いので、こちらも飼うのはお散歩やアクティビティの時間はしっかりと確保できる方向けといえるでしょう。

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オーストラリアン・シェパード

◆歴史

原産国はアメリカ。名前にオーストラリアと入っているのは、19世紀、オーストラリアへ移住したバスク地方の羊飼いたちが、犬を伴いアメリカに渡り、それがオーストラリアから来たものと勘違いされ名づけられたことが語源のようです。その犬がアメリカで改良を重ね、オーストラリアン・シェパードが誕生しました。オゥシーという愛称もあります。

◆見た目

被毛はダブルコート、ふさふさとした長毛が特徴で、体格はがっしりと筋肉質です。毛色は、黒い斑点とグレーの組み合わせが特徴のブルーマールやレッドマール、ブラック、レッドなどバリエーションに富んでいます。体高はオスが約51~58cm、メスが約46~53cm、体重はオス・メスともに約16~32kgとなっています。注意したい病気は、遺伝性の眼疾患、関節系疾患、皮膚病で、寿命はおおむね12~15年となります。

◆性格

飼い主に大変忠実で賢く、また人によく懐く温厚です。スタミナがあり、かなりの運動量を必要とするので、毎日一緒に走るなどの散歩の仕方を実践できる方向けの犬といえるでしょう。

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ベルジアン・シェパード・ドッグ

◆歴史

原産地はベルギー。19世紀末、被毛の種類ごとに、ベルギー各地の牧羊犬を4種類に分類したことがはじまりです。

◆見た目

体のサイズは4種類共に大きな差はなく、体重・体高はオスが約25~30kg・約60~66cm、メスが約20~25kg・約56~62cmとなっています。 気を付けたい病気は、どの犬種もジャーマン・シェパードと同じく関節系疾患で、寿命は10~14歳となっています。

◆性格

とても賢く、忠誠心が高いので、トレーニングを得意とします。また活動的なので、しっかりと運動の時間を確保してあげることが必要です。

◆4種類

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ベルジアンシェパード4種類の中で最もポピュラーな犬種です。名前はこの犬種を繁殖させていたブリーダーが当時経営していたレストランの店名が由来になっています。毛色は長毛のブラックのみ。美しくツヤがあり、気品に満ちています。

タービュレン 

ベルギーの小さな村「テルビュレン」が由来。世界中で警察犬や麻薬犬としても活躍しています。被毛は顔がブラック、体全体は黄金色と毛先がブラックのオーバーレイ、または淡めのイエローにブラックオーバーレイの個体もいます。優雅で風格のある見た目です。

マリノア

ベルギーのマリーヌという地が発祥であることから、この名がつきました。被毛は顔部分がブラック、体は濃い黄金色と赤栗色、毛先がブラックのオーバーレイ。ジャーマン・シェパード似の、パワフルな体つきが特徴。ベルジアンシェパードの中で、このマリノアのみ短毛タイプです。

ラケノア

ベルギーのラーケン城に住んでいた王女に寵愛されたことから「ラケノア」という名前になりました。ベルジアンの中で最も飼育頭数が少なく、日本ではまず見かけることはないと思われるレアな種類です。被毛はモコモコとした巻き毛で、口ひげも生えています。毛色は口元としっぽがわずかにブラックオーバーレイで、体全体は黄金色をしています。


海外にいるその他のシェパード

◆シャイロシェパード

原産国はアメリカ。古来からのジャーマンシェパードの姿を取り戻すために20世紀後半に作られた新しい種類です。アメリカでは警察犬、介助犬、救助犬としても活躍しており、ショードックとしても人気があります。

◆アナトリアン・シェパード・ドッグ

原産国はトルコ。古くから遊牧民の牧羊犬や猟犬として活躍していた土着犬が元になっています。垂れ耳と、しっかりとした骨格の非常に大きな体、そして愛嬌のある顔つきが特徴です。

◆キングシェパード

原産国はアメリカ。ジャーマンシェパードを頑丈に、そして大きくすることを目的として1990年代に作られた非常に新しい種類です。穏やかで協調性の高い性格、学習能力にも長けています。

◆コーカシアン・シェパード・ドッグ

原産国はロシア。オオカミなどの野生動物や泥棒などから家畜を守っていました。飼い主には忠実な一方で警戒心は強く、初めて会う人など危険と判断すれば攻撃的になることもあり、番犬としての特徴を伺えます。

◆カルパチアン・シェパード・ドッグ

原産国はルーマニア。古くから牧畜犬として活躍していたため、飼い主以外には慎重で強い警戒心を持ちます。カルピーという愛称でも親しまれています。

◆ダッチシェパード

原産国はオランダ。見た目のりりしさとは裏腹に穏やかな性格です。また真面目で頭も良く体力もあることから、警察犬としても活躍しています。

◆カルスト・シェパード・ドッグ

原産国はユーゴスラビア。希少な種類で、20世紀後半に数が激減したものの復活。スロベキアの天然記念物に指定されています。飼い主にとても忠実、勇敢で、番犬としても心強い種類です。

◆タトラ・シェパード・ドッグ

原産地はポーランド。タトラという山地からこの名が付きました。力強く勇敢ではありますが、通常は穏やかで、顔つきも優しいため、盲導犬としても活躍しています。

◆ボスニアン・シェパード・ドッグ

原産地はボスニア・ヘルツェコビナ。その歴史は古く、14世紀前半、ボヘミア南部に番犬として飼われていたものがルーツとされます。賢く、また陽気さと人懐こさも兼ね備えていることから介助犬として働くものもいます。

◆サウス・ロシアン・シェパード・ドッグ

原産国はロシア。優しい見た目ですが、強靭な体で勇敢で独立心があるので、第二次世界大戦では軍用犬として活躍したほどです。

◆セントラル・アジア・シェパード・ドッグ

原産国はロシア。約6000年前には存在していたとされる、歴史深い種類です。カザフスタンなどの中央アジアからシベリアにいたる広大な地域にわたり、遊牧民や家畜を守ってきました。

◆ベルガマスコ・シェパード

原産国はイタリア。トレードマークのドレッドの被毛は、どんな悪天候にも耐え、敵から身を守るためのものと言われています。

◆オールド・ジャーマン・シェパード・ドッグ

原産国はドイツ。ジャーマン・シェパードの原種になります。ジャーマン・シェパードが作出された際、区別するためにこの名前が付けられました。現在では非常に頭数が少なくなり、貴重な犬種となっています。


まとめ

いかがでしたでしょうか。シェパード・ドッグのルーツが牧羊犬であることから、世界各地に沢山の種類がいるのですね。古来より様々なシェパード・ドッグたちが人間の生活を守ってくれていました。今も警察犬など使役犬として、またはペットとして私たちの生活を助けてくれていることに、その能力の素晴らしさを実感します。
賢く体力もあるという特性ゆえに、もしもシェパード・ドッグをペットとしてお迎えしたいと思ったら、しつけや運動にはきちんと時間をかけ、向き合えるかどうかが重要なポイントとなるでしょう。



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PetSmilenews編集部

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