【お正月】猫はおせちを食べれるの?猫用おせちの作り方は?

2016.12.05

【お正月】猫はおせちを食べれるの?猫用おせちの作り方は?

お正月に食べる縁起物のおせちを大切な家族であるペットにも食べさせたいと思ったことはありませんか。健康を祝う料理だからという気持ちは判りますが、人間用のものを与えて害はないのでしょうか。今回は猫がおせちを食べれるかについてみていきましょう。

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人間用は塩分が多いので厳禁です

猫 おせち

おせち料理は一年の健康を祝ったり良い事があるようになど願いが込められています。
家族の猫にも縁起にあやかってほしいという気持ちから、猫に与えてしまう人もいるかもしれませんが猫には厳禁です。おせち料理には普段の食事よりも保存性を高めるために特に塩分や砂糖が多く含まれています。人間には食べられる量の調味料でも体の小さな猫の体にとっては毒になってしまいます。

そのため人間用のおせち料理を猫に食べさせるのは厳禁です。人間用の料理は場合によってはネギが入っている事もあるのでネギ中毒の危険性もあります。中華タイプのものには味つけに香味野菜を使っている事もありますので特に注意が必要です。縁起物として有名なアワビも猫の体には良くなく特に内臓に含まれている成分には光線過敏症の原因となる光励起物質が含まれている為与えてはいけません。

よく入っている紅白かまぼこは添加物が多く含まれています。猫は人間よりも多くのビタミンB1を必要とする動物ですが添加物の入った加工品を取り過ぎてしまうとビタミンB1欠乏症になる危険があります。これらの事から人間用の料理は与えない方が良いでしょう。


おせちを一緒に食べたいなら猫用のものを

猫 おせち

猫と一緒におせちを一緒に食べたいと思った場合には猫用のものを用意しましょう。最近ではインターネットなどから簡単に申し込むことができます。元旦に間に合わせたい場合には締め切り期日が早い会社もありますので、こだわって選びたい場合には早めに取り掛かることをオススメします。元旦より早く届くことが多いので年越し用の蕎麦を一緒に購入するのもオススメです。

猫の為に作られたものは添加物や塩分に気を付けて作られているので安心して与えることができます。チキンやビーフ、魚など色々なメニューが入っているのでご自宅の猫の好みに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。

高級なものになると厳選された赤身の肉を利用した馬刺しのたたきや舌平目の旨煮、北海道産の天然昆布を利用した艶煮など人間顔負けのメニューが入ったものも販売されています。普段の食事とあまり変えたくないと思った場合にはドライフードを使用したタイプのものもあります。高級なタイプからリーズナブルなものまでいろいろなタイプがありますので探してみてはいかがでしょうか。


一番安心できるのはやっぱり手作り

通信販売で購入できるのは便利だけれど、やっぱり少し不安が残るという方は思い切って手作りをしてみてはいかがでしょうか。手作りであればご自宅の猫の好みにあったものを作れるので、せっかく購入したものが口にあわなくて残すことになってしまったという失敗も少なくて済みます。量も加減して作ることができるので新鮮なものを食べてほしいと思った時にもおすすめです。

普段はドライフード等を与えている方でも湯でたササミや卵焼き、紅白なます等は比較的簡単に作れるのでオススメです。手作りのものは味をつければ人間用にできるのも手作りの魅力となっています。猫の食べやすい大きさに切って適切な量を与えましょう。

お正月の時くらいは特別な料理にしたいと思った場合にはサプリメントを奮発してみてはいかがでしょうか。手作りの料理に混ぜて与えれば体にも良い料理になるのでおすすめです。うちの猫はご飯が変わるのが駄目だという方は、お皿をお正月のデザインのものにするだけでも一緒にお正月を楽しむ雰囲気を味わえます。それぞれのご家庭にあったおせち料理を楽しんでみて下さい。


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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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