猫がブラッシングを嫌がる!効果的でおすすめの対処法とは?

2021.01.18

猫がブラッシングを嫌がる!効果的でおすすめの対処法とは?

猫は年に換毛期が2回あり、被毛が大量に抜けるので飼い主さんによるお手入れが必要になってきますよね。 普段でも抜け毛が多いと言われている猫ですが、自身のグルーミングだけでは追いつかないのが現状です。 そのような場合におすすめなのが、飼い主さんによるブラッシングなのですが、猫ちゃんの中にはブラッシングを嫌がる子も多いですよね! ブラッシングが苦手な猫ちゃんには、どのような方法でブラッシングをしてあげれば良いのでしょうか。

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猫にブラッシングはなぜ必要?

ブラッシングされている猫

猫は自分でグルーミング(毛繕い)が出来る綺麗好きな動物となりますが、グルーミングが出来るのなら、飼い主さんによるブラッシングはあまり必要ないように思えますよね。

ですがブラッシングを推奨する獣医師や専門家の方はとても多く、ブラッシングの重要性が高いことが窺われるのも事実です。

なぜ猫には、ブラッシングが必要となるのでしょうか?

◆毛球症にならないため

猫には短毛種と長毛種の種類に分けられますが、どちらの猫種でも換毛期にはたくさんの毛が抜け落ちます。

とくに長毛種の猫は短毛種の猫よりも毛が長いので、抜け毛の多い季節にはびっくりするぐらいの量が抜けることでしょう。

いくら猫がキレイ好きでグルーミングを行っていたとしても、その抜け毛をすべて舐めとることは出来ません。

そしてたくさんの抜け毛を飲み込んでしまうと、体内で大きな毛の塊となりどんどん大きくなってしまいます。

このような状態を「毛球症(もうきゅうしょう)」と呼びますが、この病気を患ってしまうと胃や腸でさまざまな症状を引き起こし、症状が悪化すれば開腹手術を行わなくてはいけないのです。

このような病気を防ぐためにも、ブラッシングは必要であると考えることが出来るでしょう。

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◆健康状態のチェックが出来る

普段猫と一緒に生活をしていると、「フードをしっかり食べている」「排泄をしている」などで、愛猫の健康状態を把握することがほとんどだと思います。

それ以外にも猫の体の不調は被毛にも出やすいと言われているので、被毛の健康状態も目視でチェックしておきたいところですよね。

猫にとってのブラッシングとは、自身で行うグルーミングと同義であり、体を清潔に保ち機能の維持などを目的として行うことを指します。

このようなことからも、もし愛猫がグルーミングを怠っていた場合には、何かしらの不調の表れとして受け取ることが出来るのです。

そしてブラッシングの際に猫の体に触れることによって、皮膚の状態を知ることが出来るので、愛猫の体への異変にいち早く気付くことも出来ますよね。

◆コミュニケーションの一環になる

飼い主さんによる愛猫へのブラッシングは、病気や健康状態のチェックだけでなく、コミュニケーションの一環としても有効です。

普段お留守番の時間が長い猫ちゃんや、寂しい思いをさせている猫ちゃんには、是非ブラッシングを行ってコミュニショーンを図ってみてはいかがでしょうか。

自分でグルーミングを行うことが出来る猫ですが、アゴの下や首元などは難しいので疎かになってしまいがちです。

アゴの下や首元を触ってあげると、とても喜んでくれる猫ちゃんは多いですよね。

そんな手の届かない場所を優しくブラッシングされたのなら、さらに猫ちゃんとの絆が深まるはずです。

ですが猫の中には触れられたり、ブラッシングをされたりすることを嫌がる子も居ます。

無理矢理ブラッシングをしてしまうと、猫に嫌われてしまう可能性がありますので気を付けましょう。


猫がブラッシングを嫌がる!原因は?

お腹をブラッシングされる猫

みんながみんなブラッシングを喜んでくれれば良いのですが、嫌がる子にブラッシングをしても逆効果になってしまうこともありますよね。

なぜ猫の中にはブラッシングをしても平気な子と、嫌がる子に分かれるのでしょうか?

ブラッシングを愛猫が嫌がる場合、以下のような原因が考えられます。

◆触れられたくない箇所を触っている

猫は自我が強い動物ですので、「嫌なことは嫌!」という主張がとてもはっきりしています。

とくに触れられたくない体の箇所を触られたときに、嫌な気持ちを態度で表す子は多いです。

おなかや尻尾、そして手足などの敏感な箇所をブラッシングされれば、不愉快な気持ちになってしまうのは仕方のないことですよね。

なるべく猫が触れられて喜ぶ箇所からブラッシングをするようにし、徐々に慣れていってもらうようにしましょう。

◆長時間の拘束を不快に感じている

ブラッシングは猫が望んでしてもらう行為ではないので、飼い主さんに拘束されて行われるブラッシング行為は、猫にとっては苦痛が伴う時間になってしまうことも。

とくに無理矢理押さえつけてブラッシングをしてしまうと、飼い主さんへの不信感も募ってしまうようになってしまうので気を付けなくてはいけません。

ブラッシングは力加減も大切なので、力強く無理矢理するようなことは避けましょう。

◆痛みを感じている

猫の毛並みに逆らってブラッシングをしてしまったり、ブラシに対して敏感に反応したりすると、ブラッシングは痛いものだと猫が認識してしまうことがあります。

毛並みに逆らってブラッシングをしてしまうと、毛と毛の間に空気を含んで静電気を起こしてしまうので、猫が自ら毛を逆立てたときと同じような状況になってしまうのです。

このような状態の猫は緊張状態の場合がほとんどですので、猫にストレスを与えることに繋がってしまうんですよね。

ほかにも皮膚にケガをしている場合や、皮膚病などを患っている場合にも痛みを感じて嫌がることがありますので、皮膚に異常がないかの確認も必要となってきます。

◆信頼関係を築けていない

愛猫を家に迎え入れて日が経っていなかったり、元々警戒心の強い子だったりすると、信頼関係が築けていないことにより、ブラッシングを嫌がることがあります。

猫にブラッシングをするためには、まずは信頼関係を築いてから行わなければいけません。

お互いに距離を感じているのなら、まずは家族として認めてもらうことに時間を費やすようにしましょう。

確実に信用を寄せてくれていると確信が出来たのなら、優しくブラッシングをしてあげて下さいね。

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猫がブラッシングを嫌がる時の対処法

お腹を撫でられる猫

愛猫の健康のためにも、出来ることならブラッシングは日常的に行いたいところですが、嫌がる場合はどのような方法を用いて対処すればいいのかと考えている飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

嫌がる理由も猫それぞれですが、どの猫にも効果のある対処法はあるのでしょうか?

◆リラックスしている時にしてみる

猫にブラッシングを行う際には、タイミングも重要となってきます。

猫が活発に行動しているときなどにブラッシングを行ってしまうと、元から嫌がる子はさらにブラッシングに対して苦手意識を持ってしまうはずです。

ですので猫が眠っているときや、寝起きのリラックスしているタイミングを狙ってブラッシングを行うと、嫌がる子でも比較的大人しくブラッシングをさせてくれることがあります。

もちろんその際に嫌がる態度をとるのであればすぐに止め、別のタイミングを見計らってチャレンジするようにしてみましょう。

◆ブラシを変えてみる

猫がブラッシングを嫌がる場合、ブラシが合っていない可能性が高いです。

猫に使用するブラッシング用のブラシにはさまざまな種類があり、短毛種用の商品もあれば長毛種用の商品なども販売されています。

猫ちゃんの被毛に合ったブラシを使用しないと、痛みやストレスを与えてしまうことになりますよね。

長毛種の猫ちゃんにはコームやピンブラシが有効ですが、短毛種の猫ちゃんは敏感な子が多いので、初めてのブラッシングには痛みの少ないラバーブラシや獣毛ブラシなどがおすすめですよ。

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◆猫の気持ちに寄り添ってブラッシングをしてみる

どうしてもブラッシングを嫌がる猫ちゃんには、無理強いをしないで気持ちに寄り添ったブラッシングをするように心掛けてあげましょう。

「撫でられるのは好きだけどブラッシングは嫌い」といった子も多いので、そのような場合には体を優しく撫でながら、好きな箇所と嫌いな箇所を飼い主さんの中で明確にしてみて下さい。

愛猫の好きな箇所にはマッサージをするようにブラッシングをし、嫌がる箇所には触れることはせず、何回か回を重ねていくことに徐々に慣れていくことが望ましいです。

飼い主さんにとってはもどかしい方法となりますが、猫の気持ちが第一なので、愛猫が嫌がることは極力避けて、お互いに負担がないように行うことがベストです。


まとめ

抜け毛の多い猫にとってブラッシングは必要となりますが、自我が強く飽きっぽい性質の猫にとっては、その行為自体を快く思っていない子も多いです。

飼い主さんに強制的に行われる行為となるので、本能的に「自由を奪われる!」と警戒してしまうことも多く、一度嫌がってしまえば触らせてさえくれなくなる子も居ますので、嫌がる子には無理強いをしないことが一番です。

ですが猫自身のグルーミングだけに頼ってしまうと、体内に取り込んでしまう抜け毛の量も多くなり、毛球症などの病気のリスクが高くなってしまいますよね。

愛猫の健康を守る意味でもグルーミングは大切ですので、もし子猫から飼い始めたのなら、子猫時代からブラシに慣れさせておくのもおすすめです。

そしてどこを触られれば喜んでもらえるのかも知っておくと、嫌がる箇所を避けてスムーズにブラッシングを行うことが出来ますので、普段からたくさん触れ合うことも大切ですよね。

ブラッシングはコミュニケーションの一環にもなりますので、積極的に触れ合って絆を深めてみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。

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