ゴールデンレトリバーの性格としつけ

2016.04.05

ゴールデンレトリバーの性格としつけ

ゴールデンレトリバーは大型犬の代表格です。ウェーブのかかった黄金色の美しい毛並みと柔和な特徴が最大の特徴です。19世紀にスコットランドの貴族によって作られ、当初は狩猟犬として主人が仕留めた獲物を回収するために活躍していました。体重は、オスだと30~40キロ、メスだと25~30キロです。体高は、オスだと約60cmぐらい、メスだと約55ccmぐらいです。 でも、ゴールデンレトリバーにはどのような性格があり、どのようにしつければいいのでしょうか?この記事では、これらの話題についてご紹介します。

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賢くて、優しいところが人気

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ゴールデンレトリバーは、おおらかで優しい性格の持ち主です。また友好的・社交的で色々な人と仲良くなれます。さらに、家族と一緒に行動するのが大好きで、1匹になるのが大嫌いです。

人や他の犬が大好きで、攻撃性はあまり見られません。飼い主以外の人にも友好的なので、時には飼い主そっちぬけで他の人に愛想を振りまいていることもあります
ただ、ゴールデンレドリバーのこのような人好きの面が悪い意味で出てしまうこともあります。まず、人が近づいてきたら喜んで飛びつくので、特に子供やお年寄りだと倒されて怪我をしてしまうことがあります。さらに悪くなると、突然人に噛みつき、重傷を負わせてしまう可能性があるので、
飼い主の方は要注意です。

でも、ゴールデンレトリバーは、回収した鳥を自分で食べることなく飼い主に届けるという行動からも分かるように、非常に賢いです。またレトリバー(回収犬)の名の通り、運搬が得意でおもちゃなどを執着して放しません。

そして、ゴールデンレトリバーは体を動かすことが大好きな上、体力も大いにあるので、草原などを一日中駆け回っていても飽きません。


褒めて伸びるタイプのゴールデンレトリバー

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基本としては、褒めてしつけて下さい。叱るときも、きつく叱らずに、1つ叱ったら10褒めてあげてください。いけないことをした時には「だめ!」や「ノー」と言い、ちゃんとやめたら、たくさん褒めてあげて下さい。そして、褒めるときは「よしよし」となでてあげたり、おやつをあげてもいいでしょう。
ゴールデンレトリバーは典型的に褒めて伸びるタイプになります。

次に、ゴールデンレトリバーをお家に迎え入れたら、名前を早く決めてあげてください。既に決まっている場合は、はやめに名前を覚えさせて下さい。名前を読んで話しかければ、2・3ヶ月で完璧に名前を覚えるでしょう。

また、トイレトレーニングは気長にやって下さい。ちゃんとトイレで排泄できるようになるために、少なくとも1ヶ月はかかりますので、粗相することは事前に覚悟しておいて下さい。ただ、トイレに多少おしっこのにおいをつけておくと、そこをトイレと決めて、排泄してくれるかもしれません。

さらに、ハウスをしつけるためには、ワンコにとって、ハウスが一番安心できるところだということを教えてあげる必要があります。具体的に言うと、子犬のときに、眠そうなしぐさをしたら、「ハウス」と声をかけて、ハウスに連れて行ってあげて下さい。そうすれば、ゴールデンレトリバーは賢いですから、すぐにハウスを覚えられます。

そして、「まて・よし」は大事です。「まて」をさせると、忍耐力を養えますし、危機回避もできるので、是非覚えさせて下さい。
具体的に言うと、ご飯をあげるときに、ご飯を目の前に置いて、「まて」と声をかけて下さい。もちろん最初はわからずに食べようとしますので、手のひらでとうせんぼしておいて下さい。5~10秒ぐらい待てたら「よし」と声をかけて、ご飯をあげるようにして下さい。
これらの一連のことを、ワンちゃんの様子を見ながら、少しずつ時間を延ばしながら繰り返していくと「まて・よし」ができるようになります。

ゴールデンレトリバーは賢い犬なので、比較的しつけがしやすい犬種です。
しっかりしつけてあげてお行儀が良いワンちゃんにしてあげましょう。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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