大型犬がかかりやすい病気って?

2015.07.24

大型犬がかかりやすい病気って?

同じ犬でも、体格の違いによってかかりやすい病気がありますよね。 小型犬と大型犬では体のつくりが違います。大型犬には大型の体格なりに注意しなければならない病気があり、愛犬との幸せな生活のためには、覚えておきたいところです。 特に大型犬のペットオーナー様が気をつけて欲しい病気をまとめてみました。

前十字靭帯断裂とは

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ひざの上にある、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間をつなぐ靭帯の一つが前十字靭帯といいます。
この部分が激しい運動などによって圧力がかかって断裂してしまうのが、前十字靭帯断裂という病気です。
そして肥満などで常時負荷がかかった状態では、少しの運動やジャンプ等でも断裂が起こってしまいます。
年齢を重ねた犬に見られる病気ですが、大型犬では若い時にもよく発症している病気です。
急に断裂の起きた前十字靭帯だと、犬は痛みをかばうように引きずって歩くようになります。
関節に痛みが生じるので、運動も嫌がるようになります。
前十字靭帯の断裂が軽度の場合は、数日程度でまた歩けるようになるため治ったと思いがちですが、そのまま足を使い続けることで今度は完全に断裂してしまうこともあるので、ペットオーナー様は注意が必要です。
この病気の予防法としては、肥満に気をつけること、また激しい運動を控えさせるようにします。
特に、室内犬の場合は、フローリングなどで滑ることでひざに負担がかかるので、じゅうたんを敷くなど愛犬が足を痛めないように室内環境を整えましょう。


股関節形成不全症とは

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特に大型犬で発症しやすい病気です。
骨盤と太ももの骨の間の股関節が遺伝的な要素から変形してしまい、異常を起こしている状態をいいます。
そのため、親のどちらかが股関節形成不全症の場合は、約7割の子供は同じ病気になります。しかし、遺伝性のものだけでなく、環境から発症することもあり、予防するには肥満など股関節に負担をするような太り過ぎに注意が必要です。
2歳頃までにはこの症状が見られてきます。
股関節形成不全症になると股関節の部分に炎症が起きるため、痛みを生じ、跛行などの歩き方に不自由が見られます。
また歩く時に後から見ると、腰が左右に揺れたような歩き方であることが分かります。
そして走ったり、階段の上り下りを嫌がるケースもあるものの、逆に幼齢の場合は症状が出ないままこの病気にかかっているケースもあります。


胃捻転とは

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胃捻転とは、膨れた胃がねじれてしまった状態のことです。
深刻な事態にもなりうるこの病気。
小型犬にも発症する可能性もあるのですが、特に大型犬にありがちな病気です。
しかも急性に起こるので、異変に気付かないでいると、たちまち症状が悪化してショック状態となって、最悪の事態に陥ってしまう可能性のある恐ろしい病気なのです。
どうしてこの胃捻転が起きるかというと次のようなことが考えられます。

  • 一回の食事量が大量
  • 急いで食事をした
  • 食べてすぐに運動した
  • ストレス
  • 食べ物が入った胃の中が垂れさがった状態で激しく動いて、胃がねじれてしまいます。
    ねじれた胃の中では胃の中身が外に出せずに、またガスが膨満して拡張して呼吸が苦しくなってしまいます。
    大型犬でもシェパードやコリーなどの犬種に多く見られます。
    胃捻転の症状が犬の胃に起きると、お腹が膨らむ、元気が無くなる、呼吸が苦しそうになる、吐きたいのに何も吐くことができない、よだれがたくさん出るなどの症状が見られるようになります。
    予防法としては、早食いさせない、食事後の運動は控える、食事の量を小分けして調節するなど、食生活の見直しをお勧めします。
    食べた直後の運動で急に発症してしまうこともあるため、食事後はケージに入れて休憩させるのもいいでしょう。
    特に大型犬の場合はペットオーナー様が配慮してあげるといいでしょう。

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     しつけをするメリット(病気編) 

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    笹本 雅

    笹本 雅

    犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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