冠婚葬祭「冠」ワンちゃんの成人式
冠婚葬祭の「冠」は人間でいうところの成人式にあたります。
人間は20歳で成人とみなされますが、ワンちゃんは何歳からが成人にあたるのでしょうか?
。
年齢の計算方法について一般的に用いられているのは、
小・中型犬の場合は、最初の1歳が人間換算18~20歳と言われており、その後は1年ごとに人間換算4歳にあたるとされています(諸説あります)
1歳・・・人間換算18歳
2歳・・・人間換算22歳
3歳・・・人間換算26歳
以降+1歳・・・人間換算+4歳
厳密に人の20歳に換算すると1歳6ヵ月ぐらいでしょうか。
犬種にもよりますが、1歳から成犬用のドッグフードを与える飼い主さんが多いことからやはり一歳が基準になっているようです。
成犬の証は食事だけではありません。
毎年、ワンちゃんネコちゃんの成人式(成犬式?)が各神社やお寺などで催され、着物を纏ったワンちゃんたちで大変な盛り上がりを見せています。
芸能人のワンちゃんなども参加されていて、一般の方でも楽しめるイベントになっているようです。
機会があればぜひ足を運んでみてください。いつもと違うワンちゃんたちのいで立ちを見ているだけでも楽しめますよ。
冠婚葬祭「婚」結婚式はぜひ愛するワンちゃんも
最近、自分だけのオリジナルウェデイングにこだわる方が増えてきています。
一生に一度のことですから、思い出に残る結婚式をしたい!
でもなかなかオリジナルの結婚式って難しいですよね。
予算も限られているし、自分たちだけが楽しむのではなく、来てくれる方たちにも楽しんもらいたい…
そんなときは思い切って、愛するワンちゃんも参列できる結婚式にしてみてはいかがでしょうか?
新郎新婦に加え、もう一人の家族であるワンちゃんの参列は自分たちはもちろん、ご家族ご友人にもきっと思い出深い結婚式になるはずです。
ヴァージンロードをワンちゃんと一緒に歩く、なんだかワクワクする結婚式になりそうですよね。
ワンちゃん参加可能の専用ウェディングプランもありますので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょう。
もちろん、自分の結婚式だけの話ですよ。
いくら可愛いからといって、親戚や友人の結婚式に許可なく連れていくのはNGです。
また、自分の結婚式でもワンちゃんアレルギーを抱えている方もいるかもしれませんのでサプライズ感はほどほどに、事前の告知をしておいたほうがよいでしょう。
ワンちゃん同士の結婚式も密かなブーム
純白のウェディングドレスとタキシード見つめあい愛を確かめあう二人…うっとりする結婚式のワンシーンですが、二人ではなく二匹だとしたら!?
アメリカで今ブームになっているのがワンちゃん同士の結婚式です。
ワンちゃん用のタキシードとウェディングドレスに身を包み、人と同じように結婚式を挙げるなんて、想像しただけで和んでしまいますね。
日本ではまだまだ認知度は低いですが、芸能人の方など影響力がある方がSNSなどでアップすれば爆発的に流行る予感がします。
もしも結婚相手がワンちゃんを飼っているならば、ダブル結婚式も夢じゃない?
冠婚葬祭「葬」愛するワンちゃんと最後の別れ
冠婚葬祭の「婚」の次は「葬」について紹介します。
素敵な出会いがあれば別れも必然的に訪れます。家族同然に過ごしてきたワンちゃんが亡くなってしまうのは本当に悲しいことです。
これまではワンちゃんが亡くなった場合、自分でお墓を作ったり庭に埋葬したりしていたのが一般的でした。
ですが最近では「ワンちゃんは家族の一員」という考えからワンちゃんに対して葬儀を行い弔う方が多くなりました。
たくさんの思い出を作ってくれたあなたの大切なワンちゃんのために、きれいに最期を飾ってあげましょう。
それではワンちゃんが亡くなった場合、どうすればいいか、簡単ではありますが紹介します。
まずはお家のお気に入りだった場所などに、北枕にして寝かせてあげます。
できれば日差しの当たらない涼しい場所を選んで安らかに眠ることができるようにすると安心です。
夏場など気温が高ければ、アイスノン等(ビニール袋に入れて)をタオルなどで包みワンちゃんの背中部分とお腹の部分囲んであげます。
枕元には、いつも食べていたお気に入りのおもちゃやエサ、おやつ、お水をお供えして寂しくないようにしてあげてください。
大切なワンちゃんが亡くなって混乱してしまいますが、保健所に鑑札と狂犬病注射票を添えて、飼い犬登録の抹消手続きをする必要があります。
その後のお通夜や葬儀は人と同様のものになります。
葬儀社に依頼した場合火葬が一般的ですが、埋めてあげる土葬でも法的にも問題ありません。
火葬をされる場合、生前ワンちゃんが好きだったものを一緒に火葬することができます。・お花
・好きだった食べ物
・小さな愛用品(金物やプラスチック類などは火葬できません)
ご自身ではなくご友人などの
お通夜に参列される場合、一般的に香典は必要ないとされています。
生花なのであれば、上記に挙げたようにお棺の中にいれることができます。
食べ物やおもちゃは生前の好みを把握しているのは飼い主さんなので、無用な誤解を生ませないためにも控えたほうがいいでしょう。
ペットロスについて
家族や恋人、親しい友人との別れにより悲しみや後悔で落ち込むことがあります。それはワンちゃんに対しても同様の感情です。
一緒に過ごした時間が家族よりも長ければ、その存在を失ったときの悲しみは計り知れません。
何年間も共に暮らしたワンちゃんは家族です。そのワンちゃんとの別れや死に対して悲しんだり、苦しんだりするのは自然で正常な反応ですが、この反応を「ペットロス」と呼んでいます。
最近では芸能人の方の結婚報道なので「~ロス」という言葉をよく聞くようになりましたが、喪失感を覚えるのは当然の感情であり自然です。
ペットロスは本人に自覚がない場合も多く精神的、肉体的にさまざまな変化が起こります。
月並みな言い方になりますが、悲しみは時間が解決してくれる、と言います。
ペットロスを乗り越えるための第一のステップとしては、まずワンちゃんがいなくなったことを受け入れるということです。
いつまでもいなくなってしまったことを悲しんでいても、ワンちゃんは戻ってはきませんし、安心して旅立つことができないでしょう。
ワンちゃんとの別れを受け入れた上で、楽しい思い出を作ってくれたことに感謝してください。
「今までありがとう、ゆっくり休んでね」という感謝の気持ちをもっていれば次第にペットロスから回復していきます。
冠婚葬祭「祭」人と一緒に楽しんでみては
冠婚葬祭の「祭」は「法事」を指します。これに「お盆」「正月」「七夕」「年末」「中元・歳暮」などを加えて考えるのが一般的です。
挙げたものは人の世界の行事であって、ワンちゃんにはあまり関係ないですね。
でも、正月や七夕などをワンちゃんと一緒に過ごすと楽しさは倍増です。
ワンちゃんを家族同然に生活している方なら、自然に一緒の時間を過ごしているのではないでしょうか。
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