1.子犬の頃からしつけを始めても効果はある?
犬のしつけは、できるだけ早い時期から開始する方が良いといわれています。
人間だと、赤ちゃんの時からしつけをしてもあまり効果はありませんが、犬は人間よりはるかに早いスピードで年を取ります。
犬の場合は生後半年ほどで、人間に例えると幼稚園から小学校入学するぐらいまでの年齢になり、これぐらいの年齢になっていると、しつけを始めるのには充分可能ですよね。したがって、できるだけ早い子犬の時期からきちんとしつけを開始する方が良いでしょう。子犬の時にきちんとしつけをしていれば、成犬になった時の振る舞いに大きな違いが出てきます。
またしつけを開始するまでに、生後間もない頃から名前を呼んで犬自身に自分の名前を覚えさせることが大切です。
自分の名前を覚えていたら、しつけをしやすくなります。しっかりとアイコンタクトをして名前を呼んで振り向いたら褒めてあげるという事を続けていたら、すぐに名前を覚えてくれるはずです。犬が自分の名前を覚えてくれたら、いよいよしつけの開始です。
2.しつけの順番ってあるの?
しつけの順番は特に決まってはいませんが、ある程度順序を追ってしつけをしたほうが、犬も覚えやすいですし一緒に生活していく上で暮らしやすいです。
まず、犬を人間に慣れさせてあげることが大切です。子犬の間に人間にたくさん触ってもらって慣れさせておかないと、成犬になったときに飼い主に体を触らせないようになってしまう可能性があるからです。お腹を仰向けにして寝転んで服従のポーズを取ることは、今後のしつけにおいても大変重要なことですので、この服従のポーズは必ずさせるようにしましょう。人間との上下関係を築くのはとても大切なことです。飼い主に触れられることが慣れたら、違う人にも触ってもらい慣れさせて、人間は危害を加えないということをわからせましょう。これは、人間に対する警戒心を解くためのしつけです。人間に対してのむだ吠えや噛み癖を抑制することに繋がります。
次はトイレトレーニングです。室内で飼う場合は、なるべく早くトイレトレーニングをしたほうが飼い主にとっても犬にとっても良いです。快適に過ごすためにはトイレトレーニングは早い段階でしておいた方が良いです。
そしてもっとも重要なしつけは、甘噛みを子犬のうちにやめさせることです。子犬の間にやめさせておかなければ、成犬になった時にも噛まれてしまうかもしれません。子犬の歯はまだ噛まれても痛くはありませんが、成犬になってから噛まれてしまったら、大怪我をしてしまう可能性もあります。そうならないように、子犬の頃からしっかりとしつけをすることが大切です。
3.子犬のしつけをする時に注意することは?
犬の集中力は長続きしないので、しつけをする時間は短くして何度も繰り返し行うことが大切です。一度に多くのことを教えても犬は集中力が長続きしないので覚えることができません。結果、どれもが中途半端になってしまうので1つずつゆっくりと丁寧に根気強くしつけをすることが大切です。
また、犬にやる気を持たせるのも大切なことですので、ちゃんとできたらご褒美をあげると言うのもいいですね。褒める時は思いっきり褒めてあげて、叱る時はしっかりと叱る、を繰り返して犬のやる気を引き出させましょう。
4.まとめ
小さいうちからきちんとしつけをしていると、飼い主と犬の間に上下関係をはっきりと築くことができます。犬との上下関係をしっかりと築き、しつけをきちんとすることは犬を飼う上でとても大切なことです。子犬のうちは可愛いから、とついつい甘やかしてしまいそうになりますが、犬にとってもきちんとしつけをしてもらう方が良いのです。飼い主と犬と仲良く楽しく暮らしていきたいものですね。
– おすすめ記事 –
・犬のしつけをする前に!飼い主が知っとくべきしつけの心得 |
・犬が床を掘る意味とは?何でも掘る理由と困ったときの対処法はこれ! |
・子犬のココをチェック‼︎犬舎見学のポイントをおさえよう |
・犬を飼ってる方必見!!ペットにも適している便利なインテリアグッズとは? |
最近増えている!!ワンちゃんとネコちゃん一緒に飼うってどうなの?