そもそも「第六感」って何なのだろう?
人間だけでなく動物には、さまざまな能力が備わっています。人間と動物では能力自体に差がありますが、基本的な力は同じものを持っています。
一般的には次のような五感を持ち合わせています。
生きていくためには周辺を見渡す力が必要です。すべての動物は周辺を見る「視覚」が備わっていますが、見え方や視力は動物によってそれぞれ違います。人間は色の違いまで細かく判断することができますが、動物たちは人間と違った見え方をすると言われています。また、夜行性の動物は暗闇でモノを見る力に優れていて、周辺が暗くても獲物を狙うことができます。
人間と犬では耳の形が違うため、音を聞く力も異なります。犬は人間の約6倍もの聴覚を持ち合わせていると言われています。特に周波数の高い音を聞き取る力があり、人間が聞こえないような周波数の高い音までも聞こえます。
犬の嗅覚は人間と比較すると100万倍以上とも言われているほど、優れた鼻を持っています。ちょっとしたニオイも嗅ぎ分けることができます。犬達が警察犬として働くことができるのも、その優れた嗅覚のおかげなのです。
味覚に関しては、人間の方が優れています。人間は甘味、酸味、苦み、塩味などさまざまな「味」について舌を駆使して感じることができます。一方、ワンちゃんは人間と比較すると味音痴な傾向にあり、「味わう」というよりもなんでも食べることができます。
体が何かに触れることによって、温度、痛み、風などを感じることができる触覚。犬は体全体で「触覚」を感じることができますが、足の裏や尻尾、お尻、口、鼻などは敏感なので、あまり触られることを嫌います。
このように人間と犬では優劣の差があるものの持っている能力が同じです。しかし、犬はこれら以外に「第六感」を持っていると言われています。言葉で説明するのも難しいような、「予知能力」「霊感」などの不思議な力のことを総合的に言うケースが多いです。
犬が見せる不思議な行動について
言葉を話すことができない犬は、吠えて気持ちをアピールすることが多いものです。そこで、飼い主として気になるのが「何もない、誰もいない方向に向かって吠える」という行動。あまりにも吠えると「幽霊が見えるのでは?」とちょっと怖くなったりもするでしょう。
また「散歩中に決まった場所で何かを見つめる」などというのも、気になる不思議な行動です。
犬が何かに向かって「吠える」という行動については、人間では感じることができない「第六感」が関係していると言えるでしょう。
犬には霊感があるの?第六感の正体って?
実は、最近の研究発表により、犬の第六感の正体は「紫外線」ではないかと言われています。私達人間は、太陽から放たれる光の中のうち「紫外線」については見ることができません。特に紫外線は、肌や髪など外面に大きな影響を与えると言われているので「不安要素」の印象が強いものですよね。そんな紫外線が犬には見えているというのが驚きです。紫外線が見えることで、犬は人間とは違った世界が見えているということになります。
それでは犬は「霊感」を持っているのでしょうか。
これには諸説あるのですが、霊と紫外線は波長が似ているため「霊」を感じることができるのではないかという説もあります。
さらに犬が持つ特殊能力で注目したいのが、電磁波を察知するパワー。こちらも、電磁波の微妙な変化を感じとることができるため、地震を予知する犬たちの不思議な力も大きく注目されている部分です。
紫外線を見ることができたり、電磁波を感じ取ることができたりという不思議な犬の能力。科学的に実証するのが難しいところもいまだあるものの、これらが噛みあって「霊感」として持っている犬もいるのかもしれません。
人間には見えないものが見えるということはとても不思議です。ただ、犬にも個人差があるので一概には言えませんが、第六感にかぎらず、人間と比較しても優れた聴覚や嗅覚ももっていることから、総合的な能力で不思議なモノが見えている可能性もありそうですね。
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