日本スピッツってどんな犬?
現在の日本スピッツに品種改良される前のルーツは、モンゴルにあります。
モンゴルの遊牧民・サモエド族が飼っていた犬種が日本に伝わり、品種改良を繰り返し行って、今のような純白な日本スピッツがスタンダードになりました。
「スピッツ」とは、ドイツ語で「とがった」という意味を持っていて、耳や口元がとがっている特徴から、その名が付けられました。
日本スピッツは、小柄で可愛らしい外見と明るい性格が人気です。
家庭犬として日本で1番人気のある犬種になった時には、全犬種の4割を日本スピッツが占めることもあったそうです。
上品で愛くるしい日本スピッツは、今でも日本国内外で、根強い人気のあるワンちゃんです。
日本スピッツの性格
日本スピッツの性格を一言でいうと、陽気なワンちゃんです。
明るくて活発で物覚えもよく、家庭犬として手頃なサイズの日本スピッツは、変わらない人気があります。
トレーニングの効果も出やすい犬種ですが、その分、よくないことも覚えてしまうところがあるので、日本スピッツにはしっかりとしたしつけが必要です。
また、日本スピッツは、もともと番犬として改良された犬種なので、知らない人への警戒心が強く、うるさいと感じるほどよく吠える場合があります。
マンションなどの集合住宅で飼う場合は、無駄吠えをしないよう、上手にしつけを行いましょう。
日本スピッツの特徴
日本スピッツの特徴と言えば、真っ白でふわふわしたキレイな被毛が印象的です。
ダブルコートと呼ばれる被毛を持っている日本スピッツは、寒くなる秋にアンダーコートが生えてきて、暖かくなる春に抜けていくのを繰り返す、換毛期があります。
日本スピッツの体高はオスで30〜40センチ前後で、日本スピッツのメスはオスより少し小さめのサイズになります。
体重はメス・オスどちらも5キログラム前後です。
日本スピッツの目と鼻の色は黒なので、白い被毛によく映えて上品な印象のあるキレイな顔つきをしています。
日本スピッツのお手入れ方法
白くて上品な被毛を持つ日本スピッツは、そのキレイな純白の状態を保つために毎日のお手入れが欠かせません。
被毛が白いので、お手入れを怠ると毛が灰色になり汚れている感が目立ってしまいます。
ふわふわの被毛がもつれて毛玉にならないように、ブラッシングは毎日行うようにして、汚れを感じる前にこまめにシャンプーをしましょう。
また、日本スピッツには、暑さ寒さが入れ替わる頃、毛も生えかわる換毛期があるので、春と秋には大量の抜け毛が発生します。
その時期の日本スピッツには、普段よりマメにブラッシングしましょう。
そうすれば、お部屋の中が毛だらけで困る事態を防ぐことができます。
まとめ
日本スピッツの性格や特徴についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
真っ白で可愛らしい日本スピッツは、お手入れをマメにすることでキレイな外見を保つことができます。
日本スピッツには運動量はそれほど多く必要はありませんが、お散歩や遊びを楽しんで行えるといいですね。
家庭犬として改良された日本スピッツは、番犬の性質も持っているので、無駄吠えをしないように、しっかりとしつけをして飼うようにしましょう。
抜け毛の処置やしつけなど、いろいろ注意点のあるワンちゃんですが、なんといっても可愛らしい日本スピッツと一緒に過ごせる飼い主さんは、毎日ハッピーでしょうね♪
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