働く社員犬たち
社員犬と言えば、何といっても日本オラクル社の3代目社員犬「ウェンディ」が有名ですよね。「グリーティング&ヒーリング アンバサダー」という役職を与えられた社員犬のフロンティア的存在です。日本オラクル本社への出社はもちろん、イベントやセミナーなどにも参加し、多くのファンの心をつかんでいました。日本オラクル社に行かなければなかなか会えない「ウェンディ」に一目会いたいと、イベントなどを楽しみにされている方もいたようです。残念なことに2010年に逝去したウェンディですが、多くの社員を癒し、作業効率のアップや社員間の団結力を強める働きをしてくれていたといいます。
今日のキャンディ(11月30日)
先週は祝日で、今日が30日。
11月はあっという間に終わってしまいました。#社員犬 #employeedog #dog
日本オラクル社員犬キャンディ (CANDY, Oracle Japan Employee Dog)さんの投稿 2016年11月30日
後任には「キャンディ」が就任し、現在も可愛らしい活躍を見せてくれています。日本オラクルで代々社員犬を務めるのはオールド・イングリッシュ・シープドッグという種類で、大変元気で好奇心旺盛、陽気なワンちゃんです。大きな体でもふもふの毛に覆われ、手入れは比較的簡単なのが特徴です。
日本オラクル社の社員犬 キャンディのFacebookはこちらから!
モグモグ(またドッグフードなの。。。)
— チョビ (@chobi_pixiv) 2016年12月24日
有名な社員犬は他にもいます。ピクシブの社員犬の柴犬「チョビ」はサーバーの見張りや広報活動をしています。メンテナンス画面で見たこともある方も多いかもしれませんね。インタビュー記事に乗ったり、イベントに参加したりと大忙しな「チョビ」ですが、社員の心をがっちり掴み、みんなのアイドル的存在になっています。Twitterにも登場していて、毎日のつぶやきを見ることが出来ます。
この他にも近年、社員犬や社員猫を迎え入れている会社は大変増えてきています。会社に猫が放し飼いになっている海外の動画などは、見たことがある方も多いことでしょう。
ピクシブ社員犬チョビのツイッターはコチラから!
社員犬のメリットって?
社員犬を迎える一番のメリットは、社員のストレス軽減対策として期待できることでしょう。社員がうつ病に罹ってしまうことは珍しくなくなった現代社会、ストレス軽減は重大な問題です。ストレスチェックが義務化された会社では、すぐにも取り掛かるべきポイントと言えます。海外では社員犬を導入した場合とそうでない場合の比較実験が行われ、社員犬の癒し効果が実証されています。癒しだけではなく、社員間のコミュニケーションのきっかけを作ったり組織が活性化し、会社の雰囲気が良くなることで、作業効率が上がって生産性の向上も期待できます。
また、アイドル的存在になった社員犬の経済的効果も期待できるかもしれません。日本では動物を大事にする会社のイメージが悪いはずはないですよね。
社員犬導入のリスク
一番の問題は費用の問題でしょう。レンタルペットショップから借りる場合、飼育費、専用スタッフの人件費などを含めた犬のレンタル代は、社員一人を雇用するくらいの費用に匹敵する場合もあります。
また、社員の中には、犬が好きでない人や、アレルギーがある人もいます。きちんとしつけられた犬でないと思わぬトラブルを起こすこともあるでしょう。動物といっても命ある生き物ですから、動物自身の健康にもケアが必要になるでしょう。犬自身がストレスを抱えないような配慮が求められます。犬の種類で向き不向きもあるでしょう。
現在は、トップの意向で社員犬や社員猫の導入が決まる場合が多いようですが、働き手がストレスで病気になってしまえば、会社のダメージは少なくありません。ストレス社会といわれる現代、上手にアニマルセラピーを取り入れながら乗り切っていきたいものですね。
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