1.犬が甘噛みをする理由
1-1.子犬の歯の生え変わり
1-2.遊びたいという欲求や好奇心
1-3.興奮やストレス
3.犬の甘噛みのしつけをしよう!
3−1.甘噛みをしたら遊びを中断する
3−2.噛んでもいいおもちゃを与える
3−3.無視をする
3−4.噛むのをやめることを教える
【掲載:2017.02.10 更新:2020.4.14】
犬が甘噛みをする理由
犬が甘噛みをするには、いくつか理由があります。その理由が分かれば、対処法もわかってくるので、まずは理由があるを明確にしましょう。
◆子犬の歯の生え変わり
犬は、生後6ヶ月頃になると永久歯に生え変わり始めます。この時期、歯の生え変わりが影響してら歯がかゆくなることがあります。その結果、犬は何かを噛んでかゆみを紛らわせようとします。
◆遊びたいという欲求や好奇心
犬は本来、狩りをして生活してきた生き物です。そのため、危険を察知したら身を守るために相手を噛むことが今でもあります。また、『動くもの』に班のするため、人間の手やスカートのようにヒラヒラと揺れるような洋服などを見ると、それをおもちゃと勘違いしてしまい噛んできます。
◆興奮やストレス
遊びたいという欲求や、遊べないストレスから甘噛みをする場合もあります。
犬の甘噛みを放置するとどうなる?
子犬のうちに甘噛みのしつけをしておかないと、成犬になってもその癖が治らず『噛み癖』がついてしまいます。しかも、子犬の頃とちがい、成犬になると、噛む力も強くなります。
また、犬は本来『噛む』という本能的欲求や防衛から、噛み癖もつきやすいです。噛み癖がついてしまうと、飼い主さん本人も『噛まれたくない』という思いから、一緒に遊ぶことを避けるようになりがちです。それ以外にも、家族・友人・散歩中など、飼い主さん以外の人と接する場面でも注意が必要です。興奮している場合が多いため、甘噛みのつもりが本気で噛んできて、ケガをしてしまうこともよくあるのです。そのため、子犬のうちから甘噛みに対するしつけを行なうことが必要です。
犬の甘噛みのしつけをしよう!
甘噛みをやめさせるしつけ方法は、いくつかあります。色々な方法を試し、愛犬のしつけを行ないましょう。
◆甘噛みをしたら遊びを中断する
犬はとって、人間の手はおもちゃの感覚です。手は、色々な方向へ動いたりするので、好奇心旺盛な子犬にとっては、遊ばずにはいられません。そのため、もし犬が手を甘噛みしてきたら、遊びを中断しましょう。そのまま甘噛みを続けると、行動がエスカレートしてしまい、制御が難しくなってしまいます。
◆噛んでもいいおもちゃを与える
愛犬が、手や洋服などを噛もうとしてきたら、噛んでも良いおもちゃを与えましょう。その時、おもちゃは壊れにくく誤飲しにくいものを選ぶのがポイントです。この行動を繰り返すことにより、犬は噛んでも良いものと悪いものの区別が出来るようになってきます。
◆無視をする
もし、愛犬が人の手や洋服を噛んできたら、無視をして愛犬を一人ぼっちにさせるのも効果的です。なぜなら、犬は本来、群れで生活をする生き物なので猫のような単独行動が苦手です。無視をすることにより、一人ぼっちになりたくないという気持ちを覚えさせて、甘噛みをやめさせるのも効果的です。
◆噛むのをやめることを教える
例えば、無視とは逆の方法で、愛犬が甘噛みをしてきたら【痛い!】など大きな声を出し甘噛みされた部分を犬が見えない場所へ隠します。そして、愛犬の前に戻った時に、先ほどと同じように甘噛みをしなかったら、思いっきりほめたり御褒美をあげましょう。また、洋服などを噛んだ場合は、空き缶など音の出るものを落として、噛むことを中段させます。そのあとに噛まなくなったら、先程と同様におやつをあげましょう。
どのしつけも、1回で習得できるわけではありません。コツコツと積み重ねていくとできることなので、諦めずにしっかりと愛犬のしつけをしてあげましょう。
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