1.犬にあげてはいけない野菜を知りましょう
1-1.ネギ類
1-2.アボカド
1-3.ほうれん草
2.犬にも春を楽しんで欲しい♪ オススメの春野菜はコレ!
2-1.キャベツ
2-2.ブロッコリー
2-3.菜の花
2-4.ニンジン
【掲載:2017.04.07 更新:2021.03.17】
犬にあげてはいけない野菜を知りましょう
◆ネギ類
犬にあげてはいけない野菜の代表はネギですね。長ネギ、玉ねぎ、にんにく、にらなどもこの中に含まれます。
アリルプロピルジスルファイドという成分が犬には悪いのです。血色素尿症や貧血など起こしてしまいます。人が食べるものの中には姿が見えなくてもねぎが入っているものがあります。基本的に人の食べ物を犬に与えることは無いでしょうが、どうしても犬にとりわけしたい人は、スープの中の玉ねぎエキスなどには十分注意が必要です。
◆アボカド
アボカドの中にはペルジンという成分が含まれていて、これは犬には毒となってしまいます。嘔吐や下痢などの症状が起こるので与えないようにしたいですね。
◆ほうれん草
緑の野菜の代表で、健康に良さそうなのであげたくなってしまう人もいるでしょうが、ほうれん草に含まれるシュウ酸は尿道結石の原因になることもあります。どうしてもあげたいときは、丁寧にアク抜きをして与えればシュウ酸の量を減らすことが出来ますので参考にしてみてください。
犬にも春を楽しんで欲しい♪ オススメの春野菜はコレ!
◆キャベツ
春にはやわらかくて甘い春キャベツが出回るのが楽しみ!という方もいるでしょう。愛犬にも良いのでぜひ美味しいキャベツを食べさせてあげてください。
生よりも軽く茹でてみじん切りにしてトッピングに使うと良いでしょう。
ただし、甲状腺異常のあるワンちゃんにはキャベツは控えた方が良いので注意してくださいね。
◆ブロッコリー
スーパーでは通年見かけますが、春のブロッコリーは価格も下がり甘くて美味しいですね。茎の部分には食物繊維が多すぎて食べにくく、犬によっては下痢をしてしまうこともあるので花房の部分だけをこまかくみじん切りにしてあげましょう。
ブロッコリーに含まれるビタミンC、Aは、身体の免疫力を高めてくれます。
◆菜の花
菜の花も春だけ出回る野菜ですから、愛犬にも楽しんでもらいましょう。ブロッコリーと同じく、茎の部分は硬く繊維質が多いので、どうしても与えたい場合は細かくカットして犬が食べやすいようにすると共にあげすぎには注意してください。
解毒作用がある植物です。
◆ニンジン
豊富なβカロテンが含まれるニンジンも、春はやわらかくて甘いものが出回ります。通年を通して購入できる野菜ですが、美味しい季節は春です。ぜひ、ワンちゃんにも食べさせてあげてください。
ほとんどの野菜は、やわらかく茹でてから十分冷まして食べやすい大きさにカットして与えます。ニンジンも同様に茹でてからみじん切りにして与えると良いでしょう。
春の植物の芽吹く力を愛犬にも!スプラウトはいかがですか
スプラウトというとかいわれ大根を代表とする芽の野菜です。芽には、タネに含まれる栄養を使って伸びる力があります。グングンと元気に大きく育って欲しい愛犬に食べさせてあげたいですね。
またスプラウトには酵素がたっぷり含まれているので身体に良いのです。
おすすめのスプラウトはアルファルファスプラウト。
消化を助けて腸を正常に作用させる働きがあります。スプラウトはやわらかくて食べやすいといっても、やはりサッと茹でてからカットしてあげましょう。
ブロッコリースプラウトも捨てがたい
ブロッコリースプラウトには、微量ですがスルフォラファンという成分が含まれています。このスルフォラファンは、活性酸素や身体に良くない化学物質にくっついて、活性酸素を消したり、化学物質を無毒化して排出してくれるのです。万病に効く酵素とも言われているんですよ。
まとめ
春を感じるやわらかくて甘い野菜を愛犬に食べて欲しい。でもあげてはいけない野菜もありました。食べさせない野菜、食べさせてあげたい野菜を理解して、愛犬の健康と元気の参考にしていただければ幸いです。
春とは直接は関係ないのですが、芽吹きの季節ということでスプラウトの効果もご紹介しました。
特にブロッコリースプラウトは人にも良いので、ぜひ飼い主さんもペットと一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。
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