アメリカのノーフォークという都市にて起きたある小さな出来事が、世界中の人達の心を鷲掴みにしています。
生まれてからずっと一緒に過ごしてきた愛犬モエを亡くしてしまった3歳の男の子ルーク。彼が天国のモエ宛に書いた一通の手紙は、切手も貼られずにポストに投函されました。
本来なら宛先不明になり送り届けられることのない手紙ですが、何とルークはその後モエからの返事の手紙を受け取ります。そこには、モエの近況やモエが天国で幸せに暮らしているということが綴られていました。
返信が届いたルークは大喜びしましたが、母親のメアリーさんは驚いていました。
なぜなら、ルークが毎日モエに書いた手紙をポストに入れた後、毎晩彼が寝静まった頃にメアリーさんがその手紙をポストから抜き取っていたからです。
ところがある日メアリーさんは手紙を抜き取る事を忘れてしまい、その手紙はそのまま郵便局へと送られていったのでした。宛先不明に手紙は、郵便局のテーブルに置かれました。
「郵便局のテーブルの上に置いてあった切手の無い手紙に私は目が留ったわ。『ワンワン天国 雲一番地』と宛先が書かれたその封筒の中には、クレヨンで殴り書きされたカードが入っていたの。それを読んで感動したわ。きっとこの子は大切な愛犬を亡くしてしまったんだなって。そしてその愛犬のことをとても想っているんだなって。」
ジーナ・オーウェンさんは25年もの郵便局勤務をしているベテランスタッフ。この彼女こそがルークに返事を書いた郵便局員でした。
その手紙に驚き感動したルークの母親メアリーさんは、この出来事をソーシャルメディアに投稿。モエの代わりにルークに返事を書いてくれた人物に対して「親切で愛情溢れる行為」と讃えました。
このストーリーは80カ国の人達に感動を与え、あるオンラインの掲示板ではこのようなコメントを残す人も。
「何て素晴らしい出来事でしょう。この返事の手紙を書いた人のように心優しい人達がもっと増えてくれたら良いなと思います。」
今までサンタ宛の手紙の返事を書いたことがあるというジーナさんですが、天国にいるワンちゃん宛の手紙を受け取ったのは初めてだそう。小さな男の子のピュアな心に感動した彼女は、その感動を是非返したいと返事を書いたとのことでした。
「この世の中には嫌なニュースなどが溢れています。でも私達の生活の中にはもっと良い事が詰まっている。それが例え小さな幸せでも、それらが大きくなるとどんな嫌なニュースをも打ち勝つ事ができるんではないでしょうか。」
●ルークが書いた手紙についての記事はコチラ
13年間もの間一緒に生活してきた愛犬を亡くしてしまった、ある夫婦。その夫婦には3歳の息子がいました。産まれた時から3年間ずっと一緒だった愛犬が突然いなくなり、彼は毎日両親にワンちゃんがどこへ行ったのか尋ねます。そこでお母さんは、天国にいるワンちゃんへ手紙を書いて息子と一緒にポストに出しに行くようになりました。そしてある日、この家族に嬉しいサプライズが届くことに!!
<参考サイト>
pilotonline.com
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