路上生活で酷い扱いを受け、見るも絶えない姿になった1匹の犬。荒んだ心を変えたのは人の温かさでした。

2017.12.30

路上生活で酷い扱いを受け、見るも絶えない姿になった1匹の犬。荒んだ心を変えたのは人の温かさでした。

ある1匹のワンちゃんが重い皮膚病にかかり、見るも絶えない姿になって一度はその命を諦めかけました。すべてを信じられなくなり恐怖心しかなかった彼でしたが、奇跡的に救われ信じられないほどの回復力を見せました。そんな動物の尊い命を救う団体と新しい生活を取り戻したワンちゃんをご紹介します。

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ある日、道の一角で小さく丸まっているやせ細った犬が発見されました。名前はエンリケ。

その命には、終わりが迫っていました。

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エンリケの皮膚は、一部が剥がれ落ちてむき出しになっており、その部分が乾燥して硬くなっていました。正しく立つことさえ難しく、とても深刻な状態だったことを物語っています。

今まで皮膚病の犬たちを見てきた獣医師の方ですら、「これほど酷い症状を見たことがなかった」と話します。とても深刻な状態であったため、回復できるかどうかもわからず、そしてうまく皮膚を再生するには絶対安静にすることはもちろんですが、体力をつけることなど、エンリケにはすべき事がたくさんありました。

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エンリケを発見した「マーヤン・ファミリー」は、苦しんでいる動物の不安を取り除いて、新しい家を見つけてあげる活動を行う保護団体です。
彼らは活動の中で「動物は決して諦めることはない」という信念を持ち、希望を失くした動物たちが再び生きることへの喜びを持てるように全力でサポートする活動をしています。

そんなマーヤン・ファミリーのメンバーは、とてもひたむきな姿勢でエンリケを支え続けてくれました。

そして、エンリケが入院をして3ヶ月後。

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