12歳の羊の番犬、ルーイが家族の前から姿を消したのは、ある日の昼下がりでした。
ルーイは普段なら勝手に家から離れたりしない賢い犬なので、心配になった家族は家の周辺を探しました。しかし、どこにも姿を見せないルーイ。
もしかしてルーイの身に何か起こったのか…。家族は心配でいても立ってもいられなくなり、ただただ彼の帰りを待ち続けました。ルーイは事故に巻き込まれたのでしょうか、それとも誰かに連れ去られたのか…?
その日の午後が過ぎ、ようやくルーイが家族の元に戻ってきました。
しかし家族が喜ぶのも束の間、ルーイは突然倒れこみます。
「彼はヘトヘトで、草むらの辺りで倒れこんだんです。私たちは彼が怪我をしてるのかと思いました。」
家族はルーイの元へ駆け寄ると、ルーイが無事なことを確認。そして彼の首輪に一枚のメモが付けられていることに気付いたのです。
そのメモにはこう書かれていました。
「ルーイはとっても賢いヒーローだ。枝の下に閉じ込められていたマディのことを知らせてくれたんだよ。ありがとう。ロブより」
賢いヒーローだと謳われた本人は、その後ブランケットの下に潜り込み、翌朝までグッスリと眠りにつきました。
さて、その感動的なメモを書いたロブとは近所に住む男性で、マディは彼の飼い犬です。
マディと姿を消していたルーイの間には、一体何があったのでしょうか?
ルーイの家族は早速ロブに電話をかけ、そして感動の真実を聞くこととに…。
ロブはその日、マディの姿が見えないなぁと思いながらも、そのまま町まで用事を済ませに出掛けました。彼が家に戻ってくると、そこに居たのはルーイ。
「早くコッチへ来い」とでも言うかのような彼の仕草にロブは何かを感じ取ります。
「ルーイが何かを知らせようとしていたのは100%感じたよ。それがマディのところへ連れていくといった目的だったと気づいたのは、その後すぐさ」
そして、ルーイに連れられたロブは、木の枝の下で動けなくなっていたマディを発見。
ロブがマディを救出する間、ルーイも一生懸命手伝います。木の枝をどけ、土を掘りました。
そうして感動的な救出劇は見事成功。マディが出てくると2匹は一目散に近くの池へと走っていき、水に飛び込んで渇きを潤しました。
その後、賢いルーイはロブからのご褒美として一握りのビスケットをもらったといいます。
この賢い番犬のストーリーは話題となり、多くの人に感動を与えました。動物の賢さや勇敢さを改めて思い知らせてくれるお話でしたね。
<参考サイト>
boredpanda.com
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