事故で両耳を失った一匹の犬が奇跡的に回復!助けたボランティアに見せてくれた笑顔に感動

2018.08.22

事故で両耳を失った一匹の犬が奇跡的に回復!助けたボランティアに見せてくれた笑顔に感動

ある悲劇に襲われた2歳のワンちゃん。彼はその出来事のせいで大怪我をし、更には両耳をも失うこととなりました。救出され、かろうじて命を取り留めた彼は、動物病院にて緊急入院。周囲の人たちの必死の看護のおかげで徐々に回復を見せた彼は、ついに退院をします。トラウマになってもおかしくないほどの体験をした彼。そんな彼ですが、心を閉ざすどころか周囲に愛情を注ぐように…。奇跡の回復から幸せを手に入れたワンちゃんの救出物語です。

focebookシャア
ツイート

サウスカロライナ州の町中で、2匹の犬に襲われた1匹のワンちゃん。

幸いアニマルコントロール員がその争いを止め、攻撃を受けていたワンちゃんを救出することができましたが、そのワンちゃんの状態は酷いもの。

1

体中に傷を負い血まみれでぐったりする彼は、何と両耳をも食いちぎられていたのです。

救出されたワンちゃんは、すぐに地元の動物保護施設へと搬送されることに。

「レジェンド」と名付けられた彼は、奇跡的に一命を取り留めましたが、一刻も早く適切な治療が必要でした。

それに気づいたボランティアのフランさんは、Rescure Dogs Rock NYC という団体に連絡。レジェンドを団体で引き取ることと共に、動物病院での治療をお願いしたのです。

許可を得たフランさんはすぐさまレジェンドを車に乗せると、近所の動物病院へ向かったのでした。

2

「彼はとても危険な状態でした。静脈注射を打たれ、食べ物もチューブを通して与えられることに。だって彼の顔は傷だらけで腫れ上がり、自分で食べれる状態では無かったですから。」

その動物病院で1日を過ごした後、レジェンドは24時間体制の動物病院へと移動され、そこで付きっきりの看病を受けることに。

「彼は奇跡的にも命を取り留めましたが、とても不安定な状態でした。最初の数日間は彼が生き延びられるかどうかの確信は無く、ただ見守る事しかできなかったのです。」

しかし、その後奇跡的にも回復の兆しを見せ出したレジェンド。両耳を失くしましたが、幸い大事な外耳道は残っており、そのおかげで聴く力もあることがわかりました。

3

入院中、レジェンドを支え続けたのが、レジェンドを見つけたボランティアのフランさん。
毎日病院を訪れ、彼の様子をチェックするのが日課となっていた彼女は、レジェンドが退院したら一時的に引き取ろうと決意していました。

そして、あのボロボロの状態で病院に運ばれてから1週間。

7

何とレジェンドは無事に退院することができたのです。

両耳はありませんが、それ以外は至って健康。その名の通り奇跡の回復を見せたレジェンドは、一匹の犬としてフランさん宅で生活をするようになりました。

6

その後フランさんを驚かせたのは、彼がどれだけ優しく甘えん坊で愛情深い犬なのかということ。そして、彼が他の犬とも折り合いが良いという事でした。

5

彼の身に起こった事を考えれば他の犬を怖がるのも仕方ないハズなのに、レジェンドは人間だけでなく周囲の犬に対しても優しく振舞うのです。そんな彼の生活を見ていると幸せそのもの。彼に新しい家族が早く見つかるといいですね。

<参考サイト>
thedodo.com



– おすすめ記事 –

・2週間の命といわれたラブラドールの子犬。口唇口蓋裂という先天性の病気と闘った犬の感動ストーリー
・路上生活で酷い扱いを受け、見るも絶えない姿になった1匹の犬。荒んだ心を変えたのは人の温かさでした。
・湖の浅瀬に置き去りにされ、溺死させられかけた犬デピュイに救いの手が!
・飼い主の突然の死!鎖に繋がれ5年間も自分の存在を知られていなかったトレヤの話


focebookシャア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
yukoyosshi

yukoyosshi

昔から動物が大好きで、野生動物や自然が多いオーストラリアに留学。現在もオーストラリアにて生活を送っています。家では犬や猫やその他の動物も飼っていて、中でも12年も生きた柴犬のミミとはバディな関係でした。


記事に関するお問い合わせはこちら