犬用おせちの登場はいつから?
最近ではおせちは人のみならず、ペット用のおせちも一般的になってきました。
人用のおせちの歴史は古く、平安時代から振舞われてきたとされていますが、犬用のおせちはいつから登場したの?というお話しをしたいと思います。
犬用おせちが誕生した時期は定かではないのですが、一般的に販売されるようになったのはここ数年といって間違いありません。
背景としては数年前から犬と人間の関係性の変化が大きい言われています。
ここ数年で「犬=飼い主との主従関係」といったものから「同等の家族」という関係性に変化し、=イベントや行事を一緒に過ごすオーナーさんが増えてきています。
飼い主とペットが一緒に食べられる食品のことを「コミュニケーションフード」と言うのですが、食を通じてコミュニケーションをより深めようという文化が根付いて
きたかもしれません。
少し固い説明になってしまいましたが、もう一つ理由を挙げるとすればSNSの登場ではないでしょうか。誰でも気軽に画像や情報を共有できるSNSで、犬用おせちはインパクト大!自分で手作りした犬用の画像をアップする方もいらっしゃるので、SNS映えするのが魅力的です。
ワンちゃんとおせちを楽しむために…
「おせち」には、一年を健康的で幸せに過ごせますようにという意味が込められています。
飼い主さん一家がおせち料理を食べている近くで「食べたいな~」と言っているかのような愛犬を見ると「ちょっとだけ…」と食べさせたくなるかもしれません。
でも、塩分や糖分、食材のリスク(ネギなどが混ざっていると大変)から人間用のおせちを与えるのはNGです。
自分で作るにしろ購入するにせよ「犬用」と言われるものを食べさせるようにしましょう。
ただ、「犬用だから大丈夫」と過信するのはよくありません。
ふだんドッグフードしか食べていない犬だと、急に違った料理を食べてお腹がビックリすることも…。
それに、食べさせる量が多すぎてお腹に負担になることもあるでしょう。
「お腹がいっぱい」とワンちゃんが食べ残すこともあります。
食べ残したものは時間が経つとお腹を壊す原因になるので、少量ずつ様子を見ながら与えてくださいね。
また、冷凍保存された状態で届くといつでも食べられそうな感じがするかもしれませんが、記載されている賞味期限内に美味しくいただくようにしましょう。
見た目も味もおいしい!ワンちゃん用おせち
犬用のおせちを何点か紹介します。
◆ペットのコジマ ワンちゃん用おせち
ペットのコジマではオリジナルのワンちゃん用おせちが販売されています。
日本各地から厳選した素材を集めたコジマのおせちはすべて国内で加工していて完全無添加なので、ワンちゃんにも安心して食べさせることができます。
黒豆、煮しめ、など伝統的な具材も入っていますし、大きいサイズのおせちは「肉づくし」「魚づくし」の2種類があるためワンちゃんの好みに合わせて選ぶことができます。
また具材が一つずつ真空パックになっているので、ワンちゃんに食べさせたい量に合わせながら与えられるのも嬉しいポイントです。
価格は小は1,280円(税抜)、大は2,980円(税抜)と大変リーズナブルです。
ペットのコジマ全店・コジマ通信販売オンラインで販売されていますので、ワンちゃん用おせちを検討中の方はぜひお店に行ってみてくださいね。
- 徳島・北海道産 牛肉のトマト煮込み
- 徳島・北海道産 牛肉の煮しめ
- 徳島・北海道産 牛ハンバーグ
- 徳島・北海道産 牛ステーキ
- 国産 ぎゅうぎゅう
- 国産 肉球たまご焼き
- 国産 黒豆
- 北海道産 さけのクリーム煮
- 鹿児島県産 ぶりの煮しめ
- 北海道産 さけ
- 徳島県 まるごとあゆ
- 国産 じゃこじゃこ(トマト風味)
- 国産 肉球たまご焼き
- 国産 黒豆
- 国産 かにかま
- 徳島・北海道産 牛ミートボール(ごぼう入り)
- 徳島・北海道産 牛肉のトマト煮込み
- 国産 肉球たまご焼き
- 国産 黒豆
◆Deco’s愛犬用おせち~ローソン~
ローソンで販売しているのは、「犬とネコのおやつ・ごはん研究家 Decoさん」による監修の犬用おせちです。
重箱に詰まった本格的な犬用おせちは、まるで人間のものと見間違うくらいの豪華さ。
ローストビーフや海苔巻き、甘露煮、温野菜など、どれも愛犬が喜びそうですね。
重箱に盛り付けられた冷凍状態でお届けしてもらえます。
宅配専用の商品で、配達日が12月29日~31日となっています。
ただ、予約のタイムリミットは2019年12月10日まで。
数量限定なので、人気が高ければ早くに締め切られることもあるそうです。
気になったら早めの注文をおすすめします。
【参考URL】
https://www.lawson.co.jp/recommend/osechi/pet.html
◆【愛犬用】年越しおせち豪華3段重~キアッケレカーニ~
「これが犬用!?」と思えるほどの豪華なワンちゃん用のおせちです。
三段重で、メニューの数が豊富。
- 安納芋の焼いも風
- イベリコ豚のハンバーグ&タンサイコロステーキ
- ローストビーフ
- ささみのやぎミルクシチュー
- 鴨肉ロースト
- 国産牛タン先
- 国産豚耳ローストミミガー
- 竹チョコ入り国産ささみジュレ
- オーストラリア産フレンチラムラック
- だてまき
- 国産ブロッコリー
- ささみのリゾット
- 北海道産エゾ鹿ステーキ
- ささみ&ヒザ軟骨ロースト
- 寿マッシュチキンミートローフ
- 北海道産かぼちゃ小豆の煮物
- 黒豆きな粉マフィン
- サーモンテリーヌ
- エゾ鹿肉ミートローフ
こんな感じで、ワンちゃんが好きそうな味がギュッと3段に詰まっています。
16㎝×16㎝の三段重ねなので、ボリュームたっぷり。
小さいワンちゃんだと、すべてを一度には食べきれないかもしれません。
でも、冷凍保存商品なので、冷蔵庫から食べる分だけ保管しておくことができます。
数日間は鮮度を保ちながらキープできるので、安心ですね。
解凍後にラップに小分けして、再冷凍という方法もあるそうです。
また、嬉しいのが添加物や着色料など、ワンちゃんの体に負担になりそうな成分が入っていないこと。
「安全」にこだわった犬用おせちで安心感があります。
送料込で19,200円と値段が高めに感じるかもしれません…。
でも、「年に一度の愛犬へのご褒美!」と考えれば食べさせたくなりますね。
ふだんとは違ったごちそうに、ワンちゃんもきっと喜んでくれるでしょう。
予約期間は12月15日までとなっていますが、やはり人気商品ということもあり注文数が一定になると購入できなくなるそうです。
予約期限に関わらず、早めに注文した方が確実に買えそうです。
【参考URL】
https://www.chiacchiere.co.jp/shopping/season/osechi/osechi3.html
◆犬用 おせち~帝塚山ハウンドカム~
帝塚山ハウンドカムの本格おせちは、毎年大人気。
メディアでも紹介されるほど注目度が高いワンちゃん用のおせちなんです。
7品目入った「ミニ膳」、9品目で肉のメニューが豊富な「肉の重」、同じく9品目で魚と野菜でヘルシー系の「魚の重」、肉と魚の充実メニューが2段になった「豪華2段」など、ワンちゃんのサイズに合わせて注文できます。
大型犬でたっぷり食べられそうなら2段セット+ローストビーフなど超豪華な「贅沢和洋3段」も気になりますね。
おせちに使われている肉や野菜は、国産原材料を使用。
無添加、無着色なので、愛犬へ与える食材に注意している飼い主さん的にも安心感があります。
パピーからシニアまで、どのライフステージのワンちゃんも美味しく食べられる魅力があります。
届いた冷凍の犬用おせちは、食べる分だけを解凍すれば、たくさん買っても数日かけて楽しめますね。
販売期間は、9月21日から12月28日までとなっています。
【参考URL】
https://item.rakuten.co.jp/ashu/cp-wn-000053/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
どうしておせちをお正月に食べる?
犬用おせちの背景について説明しましたが、人用のおせちの歴史、由来について詳しく知っているでしょうか?
最近では有名シェフ監修のおせちなど、バリエーション豊富になったのと共に、通販などでも凝ったおせちが楽しめるようになり、とても身近なものになりました。
ペット用のおせちが一般的になったのは、以前よりおせちが手軽に楽しめるようになったということもあるかもしれません。
ところで、どうしてお正月におせちを食べるのか、疑問に思ったことはありませんか?
物心ついた時からお正月にはおせちを食べる、というのが習慣としてあるのであまり「意味」ということは考えたことが無い方がほとんどだと思います。
せっかくワンちゃんとおせちを食べるであれば、おせちの意味について知っておいても損はないかと思います。
◆おせちはお正月だけではなかった?
おせちは漢字で「御節料理(おせちりょうり)」と書きます。
「御節」の由来としては五節句などの節日を祝うため、神様にお供えし、食べたものを「御節供(おせちく)」と呼んでいたところから来たようです(諸説あり)
このことから元々おせちはお正月だけではなく、季節の節目や節日に振るわれるものとして存在していました。
おせちの歴史は古く、平安時代から宮中でふるまわれていました。
現在のようにお正月に振舞われるようになったのは江戸時代後期と言われています。
宮中での風習が一般大衆に広がり、年月を重ね年の節日で一番大切なお正月にふるまわれる料理が「おせち料理」と呼ばれるようになったそうです。
平安時代から江戸時代後期まで約800年ほどありますが、どうして一般大衆に広まったか、詳細はわかってはおりません。
◆おせちは主婦の味方だった?
おせちを作るのは一苦労だとは思いますが、一般的なおせちは保存がきく食材・調理法となっています。
料理自体にも縁起を担いでそれぞれ意味があるのですが裏の目的として、お正月三が日は主婦をゆっくり休ませるため、という意味があります。
日本ならではの意味としては、料理をしない=火を使わないことでかまどの神様を休ませるといったものもあるようです。
覚えておきたいおせちの意味
おせち料理には縁起を担いでいろいろな意味があると述べましたが、代表的なおせち料理の意味を挙げていきます。
●きんとん=「金団」黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物
●車海老艶煮=長寿でいられるように。茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから
●数の子=子孫繁栄。ニシンの腹子である数の子は、卵の数が多いことから
●黒豆=黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるようにとの願い。邪気払い。
●紅白かまぼこ=赤は魔除け、白は清浄の意味
●昆布巻き=「よろこぶ」に通じ縁起が良い
●鯛=「めでたい」恵比寿様が持つ縁起の良い魚
●鰤=出世魚。
●れんこん=穴から将来の見通しをたてる。
●里芋=「子孫繁栄」子芋がたくさんつく
語呂合わせやとんちが効いているものが多く、長い歴史の中で意味を持ってきたことがうかがいしれますね。
まとめ
いかがでしたか?
何気なく食べているおせちも由来や意味がわかると、また違った目線で楽しむことができるのではないでしょうか?
家族の一員である愛犬と一緒に「おせち」を食べて、一年の幸せを願い楽しいお正月を過ごしてみませんか?
– おすすめ記事 –
・【関東】愛犬と楽しめるクリスマスイルミネーションスポット3選♪おすすめコスプレも紹介! |
・これならあなたの愛犬もできるかも!?ギネス記録を持つ世界の芸達者なワンちゃんたち |
・【お正月カバー企画】掲載させて頂いた可愛いアイドルちゃんたちのお写真をご紹介!! |
・犬がティッシュを食べたがる理由と対処法 |