1.柴犬が仕草でかわいいのはコレ!
1-1.全身をペタッと床につけてこちらをチラ見…♪
1-2.あれっ?眠いの?あくびをしている柴犬
1-3.甘えている!?お腹を見せてゴロゴロ
2.柴犬の見た目ってどんな可愛さがある?
2-1.どちらがお好み?「キツネ」or「タヌキ」
2-2.地域によって系統が変わる
2-3.可愛すぎる顔の特徴
2-4.被毛パターンで印象が変わる
2-5.くるりんシッポがチャームポイント
2-6.さらに小さい「豆柴」の存在
3.柴犬の性格の注目ポイント!こんなところがかわいい
3-1.汚いのはイヤ…きれい好きな柴犬
3-2.クールに見えるけれど…実は甘えん坊なところもある
3-3.飼い主さんへの一途な愛情がかわいい
柴犬が仕草でかわいいのはコレ!
いつもは凛々しくカッコいい姿の柴犬ですが、ときどきキュンとさせるかわいい仕草をすることがあります。
柴犬のさまざまな仕草を見逃さずに発見できるのは、柴犬の飼い主さんの特権とも言えるかもしれません。
◆全身をペタッと床につけてこちらをチラ見…♪
体を地面にぴったりとつけるフセの状態に加えて、アゴも地面につけていることがあります。
そしてこちらを上目づかいでチラ見。
リラックスしているような、安心しているような仕草です。
いつもはクールな柴犬がこんなしぐさをしていたら、かわいさのあまり釘付けになりそうですね。
◆あれっ?眠いの?あくびをしている柴犬
しつけで柴犬に話しかけている途中、「ふわ~っ」と大あくびをされたらクスっと笑いそうになります。
犬なのに人間みたいな仕草がかわいらしいですよね。
「眠いな~」「疲れたな~」という心理のほか、「怒られて緊張だよ~」という気持ちもあるのだとか。
柴犬なりに「怒られたけどガマンするよ」と一生懸命な様子に思わず許してしまいそうですね。
◆甘えている!?お腹を見せてゴロゴロ
なかなか甘えてくれない柴犬がお腹を見せてきたときは、飼い主さんとして嬉しくなる瞬間。
いわゆる「ヘソ天」ですが、「僕は幸せ~」「飼い主さんのそばは安心できる~」と現状に満足している仕草です。
お腹を見せて「撫でて♪」と言わんばかりにゴロゴロと寝転んできたら、愛されている証拠。
思いっきり甘えさせてあげたいものですね。
柴犬の見た目ってどんな可愛さがある?
柴犬をはじめとする日本犬は、洋犬のような「モコモコした被毛」「風になびくサラサラの毛並み」と犬種ごとにバリエーションに富んだ特徴はありません。
しかし、古い時代から変わることがない素朴な見た目がかわいいとよく言われます。
◆どちらがお好み?「キツネ」or「タヌキ」
柴犬には、2通り「キツネ顔」「タヌキ顔」という顔のタイプがあります。
もちろん、どちらも同じ柴犬ですが、結構印象は変わります。
・まずは「キツネ顔」
キツネ顔タイプは、柴犬界でもイケメンとも言えるカッコよさがあります。
キツネに似ている顔立ちで、逆三角形でほっそりしているのが印象的です。
それに、顔立ちだけでなく、体つきまでキツネ寄り。
海外の人たちも「キツネのような犬」として柴犬のかわいさに注目しています。
・そして「タヌキ顔」
タヌキ顔の柴犬は、全体的に丸っこい雰囲気です。
どこか、ホッとさせるような温かなイメージがあります。
フォルムが丸いこともあって、「かわいい」「癒される」と人気が高めです。
キツネ顔が「イケメン」と例えるなら、タヌキ顔の方は「素朴」という感じかもしれませんね。
◆地域によって系統が変わる
そのほか、地域ごとの分類もあります。
柴犬は、日本の広い地域で存在していましたが、地域によって「信州柴」「山陰柴」「美濃柴」「縄文柴」と系統が異なります。
現在見られる柴犬のほとんどが、長野周辺の甲信越地方の山間部で猟犬をしていた「信州柴」がベースです。
「山陰柴」は中国地方の山間部の地柴で、キツネ顔に近くスリムな系統。
そして、緋赤と言われる被毛が特徴的なのが中部地方の「美濃柴」。最近では絶滅に近いほど数は激減している希少な柴犬です。
また、過去に絶滅した縄文柴を再現するために交配を重ねて誕生した柴犬もいます。犬骨のサイズをもとに再現し、同じく「縄文柴」と名付けらえれ、キツネっぽい見た目が特徴と言えるでしょう。
◆可愛すぎる顔の特徴
柴犬の顔立ちはかわいい特徴がいくつかあります。
・「つぶらな瞳」
飼い主さんを見つめるときの柴犬は、優しい印象を感じさせてくれるつぶらな瞳が印象的です。
また、遠くをじっと見つめるときはキリっと凛々しい様子で、まぶしいときには目を細めて笑顔のような表情を作り出すこともあります。
感情によって表情に変化が見られるのもかわいいですね。
・まっすぐに立った「三角耳」
子犬期には垂れている耳は、成長するにつれてピンと上向きの三角形の耳になります。
リラックス状態のときは横に倒したり、緊張MAXのときはピクピクさせたりなど、耳の動きから柴犬の心理を読み解くことができます。
・キュッと閉じた「おちょぼ口」
口をキュッと結んだときの柴犬の口は、まるでおちょぼ口。
いつもは豪快に口を開けている柴犬が、食事を目の前にするとおちょぼ口に…なんてギャップがかわいらしいですね。
・びよーんと伸びる「頬」
柴犬のほっぺはもちもち♪
柔らかくて伸びると評判です。
びよーんと横に伸ばすと、愛嬌のある顔立ちになってかわいいですよ。
ただし、無理やり柴犬のほっぺを伸ばすと嫌がるかもしれないので気をつけましょう。
◆被毛パターンで印象が変わる
柴犬の毛の色は、大きく分けると「赤毛」「黒毛」「白毛」「胡麻毛」と全体で4パターンです。
・一般的な柴犬は【赤毛】
キツネを連想させる茶色の毛をしたのが「赤毛」の柴犬です。
文字通りの「赤」とは違って、赤と茶色が混ざったような色合いを指します。
赤に近いこともあれば、淡い茶色に近いなど、色の濃淡は個体差があり、同じ「赤毛」でもだいぶ印象が異なります。
・眉毛っぽい斑点が愛嬌たっぷりの【黒毛】
全体的に黒の毛が多いのが「黒毛」で、眉毛を連想させる目の上の白い模様が最大の特徴です。
柴犬全体のなかでは黒毛はかなり希少ですが、特徴のある見た目から「黒柴」と呼ばれ、近年人気が高まってきています。
・ふんわり優しい印象の【白毛】
赤毛や黒毛の個体でもお腹周りは白い被毛ですが、体全体が白いのが「白毛」です。
公式には認められていない色で、数もあまりいません。
ふんわりと優しい印象で人気があります。
・珍しい【胡麻毛】
上記にあげた、赤毛・黒毛・白毛がすべて混ざった色合いを「胡麻毛」と言います。
その混ざり方は個体差があり、黒色が強めに出ていれば「黒胡麻」、赤色が強めに出ていれば「赤胡麻」とされています。
ただ、このような複雑な色の柴犬は全体の数%に満たない確率でしか生まれないため、なかなか出会えない超希少な柴犬と言えるでしょう。
◆くるりんシッポがチャームポイント
柴犬のシッポはちょっと特徴的。
後ろにくるりんと巻かれて「巻き尾」と言われて、日本犬に多いシッポの種類です。
いつも上を向いて丸まっているのがかわいく感じますね。
・巻き方のバリエーションもある
右側に巻かれている「右巻き」、左向きに巻かれている「左巻き」、シッポの半分ほどだけが上向きに巻かれている「半巻き」、シッポの巻き回数が1周半の「二重巻き」などがあります。
一見、お尻のうえでくるりんと巻かれているかのように見えますが、さまざまな巻き方のバリエーションがあるのが面白くもあり、かわいさも感じさせてくれますね。
・巻かれていないシッポの子もいる
ただ、すべての子が巻き尾ではありません。
巻かれていないシッポは差し尾と呼ばれ、「差し尾」「半差し尾」「太刀尾」「薙刀尾」などがあり、それぞれ違った形のシッポが特徴です。
・シッポをフリフリしない子もいる
犬と言えば、自分の感情をシッポで表現する動物です。
でも、柴犬は体の構造上、振りにくい子もいるのだとか。
シッポを振られないと寂しくもありますが、それがない分、柴犬の表情や動きで読み取る力もつきそうですね。
愛犬の表情を見る回数が増えるので愛犬との絆が深まりそうです。
◆さらに小さい「豆柴」の存在
柴犬のなかには、さらに小さな「豆柴(マメシバ)」がいます。
海外でも豆柴の存在は注目され、その可愛さから柴犬とともに人気が高まっている存在です。
・「豆柴」は柴犬の小さいバージョン
豆柴は知名度も高く、犬種と勘違いしている人もいるようです。
実際には、犬種ではなく、「柴犬」というくくりのなかの小さいサイズのワンちゃんのことです。
見た目は一般的な柴犬と似ていますが、サイズが小さめなので「豆柴だ」とすぐに気づく人も多いでしょう。
また、表情もどこかあどけなさが残っていて、成犬になっても子犬っぽくも見えるかもしれません。
とは言っても立派な成犬です。
柴犬の見た目が好きだけれど小さいサイズの犬が欲しい人には、ぴったりかもしれませんね。
・豆柴のサイズ感について
一般的な柴犬と比較してみましょう。
オスかメスかで若干違いますが、だいたい9キロ前後が平均的な柴犬の体重です。
体高は40㎝程度が平均と言われています。
一方の豆柴ですが、4~6キロ程度の体重に、30~35㎝くらいが基準体高と考えられています。
体重が半分程度までになることから、だいぶコンパクトなサイズ感が伝わってくるのではないでしょうか。
柴犬もかわいいですが、サイズを小さくした豆柴もかわいいですね。
柴犬の性格の注目ポイント!こんなところがかわいい
柴犬の性格と言うと、「警戒心が強い」とか「自我が強い」など野生的な面が注目されがち。
でも、あまり注目をあびない内面に、実はかわいいところもたくさんあるんです
◆汚いのはイヤ…きれい好きな柴犬
柴犬はきれい好きな面があります。
自分の寝床を汚したくないので、飼い主さんがトイレを教えてくれればすぐに習得してくれます。
短毛種で粗相もあまりしないので、体のニオイもなく清潔感が漂っています。
◆クールに見えるけれど…実は甘えん坊なところもある
警戒心が強め、程良い人間との距離感、凛々しい立ち姿…と、柴犬はクールな雰囲気があります。
でも、本当は大好きな飼い主さんに甘えたい気持ちも持っています。
個体によって一概に言えませんが、おとなしく飼い主さんに寄り添ってくれることもあります。
外出すると「自分は強いんだぞ!」と強がっていても、家のなかに入るとリラックスしているんですね。
飼い主さんだけに見せる「撫でて欲しい~」「遊んで欲しい~」とかまってちゃんに変身するギャップは、たまらない魅力ですね。
◆飼い主さんへの一途な愛情がかわいい
強がりで我慢強く、警戒心が強いという柴犬の性格。
来客があったら吠えて教える番犬のような行動、散歩に行ったら見知らぬ人に吠えるボディーガードのような行動も時には見られます。
そんな柴犬の行動は一緒にいる飼い主さんを守ろうとしている裏返しでもあります。
狩猟犬の名残から、出会うものが敵に見えるのかもしれませんね。
飼い主さんへの一途な愛情を注いでくれるワンちゃんです。
頭の良いワンちゃんなので、「大丈夫だよ」と飼い主さんが教えていくことで、しつけ次第では穏やかで社交的にもなります。
指示を待っている姿は「僕、頑張っているよ!」と言っているかのようで、とてもかわいらしいですね。
まとめ
仕草や見た目…という外から見える魅力に加え、内面から溢れ出る部分まで、柴犬のかわいい部分をたくさんピックアップしてみました。
飼い主さんへの愛情が深い素敵なワンちゃんです。
今まで「柴犬のことはざっくりとしか知らなかった」という人も、意外な一面に柴犬が身近に感じられたのではないでしょうか。
写真や動画で見ているだけでももちろん可愛さは伝わってきますが、一緒に暮らしていくと「こんな部分があったのか」と新しい発見の連続に幸せな毎日が送れることでしょう。
– おすすめ記事 –
・柴犬のしつけは難しい?柴犬の性格に合わせて吠え癖、トイレのしつけをしよう! |
・犬が甘えている時の仕草8選!愛犬を甘えん坊にする方法 |
・豆柴がカワイイ!その特徴や性格、柴犬との違いは? |
・犬が飼い主に似るのはなぜ?外見、性格、生活習慣も似てくるって本当!? |