1.ボール遊びを楽しむワンちゃん
1-1.小さな体で楽しさ爆発!
2.犬とボール遊びをするメリットは?
2-1.コミュニケーションやしつけに繋がる
2-2.本能を刺激して全身的な運動ができる
4.犬とのボール遊びの方法
4-1.ボールに興味を持たせよう!
4-2.「持ってこい」と「出せ」をマスターしよう!
5.犬とボール遊びを楽しむために気を付けることは?
5-1.テニスボールの使用に注意しよう
5-2.ボールのサイズは愛犬に合っている?
5-2.ボール遊びは安全にできる場所で!
5-2.興奮させすぎないように様子をみよう
6.おすすめボールおもちゃ3選
6-1.愛犬を虜にする魔法のボール LIKER
6-2.コング スクウィーズボール ピンク
6-3.ソフトノーパンクボール S
【掲載:2021.04.27 更新:2022.10.17】
ボール遊びを楽しむワンちゃん
◆小さな体で楽しさ爆発!
可愛いダックスフンドが思いっきりボール遊びをしている動画です。尻尾を見れば、どれだけ楽しんでいるかすぐに分かりますね。可愛くて一生懸命なボール遊びの姿に癒されます。
犬とボール遊びをするメリットは?
◆コミュニケーションやしつけに繋がる
愛犬とのボールの遊び方として、主に「もってこい遊び」「追っかけっこ」「宝探し」などの方法があります。もちろん、ただ噛んで楽しむ愛犬も多いと思いますが、飼い主さんと一緒に遊べる方法としてはこの三つのやり方を行っている方が多いでしょう。
愛犬とおもちゃを使って遊ぶことは、単に楽しいだけでなく、飼い主さんとの信頼関係を深めるコミュニケーションタイムを作ることができたり、「待て」や「取ってこい」、「出せ、離して」などのコマンドを覚えさせるしつけに繋げることもできます。
◆本能を刺激して全身的な運動ができる
おもちゃの中でもボール遊びに関しては、犬の本能に働きかける遊びとしても代表的なものだといえるでしょう。
犬種によってもその差はありますが、犬には元々狩猟本能があります。ボール遊びは、犬がもつ狩猟本能が満たされる遊びであり、ストレスの解消効果が高いともいわれているのです。
更に、本能を刺激する遊びであるため夢中になる犬も多く、長時間身体を動かすことが苦だと感じません。犬が心から楽しく遊びながら全身運動が行えるという、大きなメリットがあるのです。
ボール遊びが大好きな犬種は?
犬にとって比較的人気の高いボール遊びですが、もちろん個体によって性格も違うので、あまり好まない子も中にはいるでしょう。
ボール遊びが得意だとされている犬種としては、主にラブラドールレトリバー・ゴールデンレトリバー・ビーグルなどが挙げられます。元々狩猟犬として働いており、撃ち落された鳥の回収を目的として品種改良された犬種であることがその理由です。
ただし、例として挙げた犬種に限らず、ボール遊びは基本的に犬が好む遊びです。愛犬がボールを見て興奮したり楽しそうにしているようであれば、ボール遊びが得意になる素質は十分だといえるでしょう。
様子を見ながら、チャレンジしてみてください。
犬とのボール遊びの方法
◆ボールに興味を持たせよう!
楽しくボール遊びをするために、まずは愛犬にボールへ興味を持たせるところから始めましょう。
①目の前でボールを動かす
愛犬の目の前で、ボールを左右上下に動かしてみましょう。またボールを手の平や体の陰に隠したり出したりして、ボールの存在を認識させるのです。
②近づいてくるまで動かす!
愛犬が反応しても、ボールに近づいてくるまでは動かしながら待ちましょう。目で確認しただけで動かなければ、そこまで興味をもっていないと考えられます。
愛犬が自らボールに触れてくるまでは、根気よく待ってください。
③ボールをくわえたらコマンド発動!
愛犬がボールのにおいを嗅いできたら、「くわえて」などのボールをくわえさせるコマンドをいいましょう。そこでくわえられたら、次は「出せ」といいます。
これを繰り返すことで、コマンドと動作を認識させましょう。
④いよいよボール投げ!
「くわえて」「出せ」ができるようになったら、ボールを1m程転がして追いかけさせてください。慣れてきたら、少しずつ距離を伸ばしていきます。
これを繰り返すことで、愛犬がボールへ興味を抱き、ボール遊びが楽しい!と認識していくようになるでしょう。
◆「持ってこい」と「出せ」をマスターしよう!
犬との代表的な遊びの一つである「持ってこい」。これをマスターすれば、全身運動やストレス解消を楽しい気持ちで愛犬が行えるようになります。
投げたボールを愛犬が追いかけてくわえたら、その瞬間に「持ってこい!」と大きな声で言いましょう。始めのうちはすぐに戻ってこなくても、何度も呼び掛けて戻ってきたら褒めてください。途中でボールを落としても、最初の内は褒めます。
この一連の行動を繰り返すことで、犬は「ボールをくわえて持っていく」ことが「持ってこい」なのだと認識し、飼い主さんが投げたボールをくわえて戻ってくるようになるでしょう。
これができるようになったら、併せて「出せ」を覚えさせます。愛犬が飼い主さんにボールを渡すようになるコマンドです。「出せ」や「離せ」などの言葉を使用し、覚えさせてください。
これはボール遊びに限らず、様々な場面でも利用できるコマンドです。
愛犬が中々離さない場合は、おやつなどとボールを交換するようにしましょう。これを繰り返すことで、「ボールをくわえて飼い主に渡せば良いことが起きる!」と認識し、持ってこい遊びの基本を身に付けることができるでしょう。
犬とボール遊びを楽しむために気を付けることは?
◆テニスボールの使用に注意しよう
犬とのボール遊びに、テニスボールを使用している方も結構多いでしょう。
ペット用のボールと比べて、テニスボールは大変安価です。更に、簡単に入手することもできるので、万一愛犬が遊んでいる際に無くしたり壊したりしても、そこまで惜しいとは思わないですよね。
これが、テニスボールが犬の遊び道具として多用されている大きな理由だと考えられます。
しかし実は、テニスボールは犬用アイテムとして適切なものだとはいえません。
テニスボールの表面は、短い毛で覆われていますよね。この毛に、砂・ゴミなどが付着しやすいのです。
犬がくわえて遊び続ければ、ボールの表面には唾液がつき、湿り気を帯びます。すると、より一層ゴミや砂などで汚れやすくなってしまうわけです。
ペット用玩具として販売されているゴムでできたボールであれば、表面を簡単に拭き取ることはできます。テニスボールの場合は、これが難しいのです。愛犬にとって衛生で健康的なアイテムだとはいい切れないでしょう。
もちろん、汚くなったら交換するなど、衛生面に注意していれば大きな問題はありません。使用する際は、汚れが酷くないか、くわえて怪我をするようなゴミが付着していないか、きちんとチェックしましょう。
◆ボールのサイズは愛犬に合っている?
ボールを購入する際には、そのサイズ感に注意することが大切です。愛犬にとって不適切なサイズを使用してしまうと、怪我や関節の病気を招き、動物病院にお世話になる可能性も十分あります。
例えばボールが愛犬の口に対して大きすぎた場合、ボールをくわえることはできたが口から外れなくなってしまった、という事態を招くかもしれません。逆に小さすぎれば、誤って飲み込んでしまう危険性も考えられます。
サイズが表記されているボールも中にはありますが、メーカーによって違う場合もありますので、あくまで実際に大きさを見てから購入をきめるようにしましょう。
◆ボール遊びは安全にできる場所で!
愛犬とのボール遊びは、安全に遊べる場所に限って行いましょう。
コロコロ転がして遊ぶ分には室内でも可能ですが、遠くへ投げて持ってこいをさせるには十分に広い場所が必要ですよね。その場合、広さを考えて公園などでロングリードを用いて行う方も多いとは思いますが、それは安全であるとは言い切れません。
犬は投げられたボールを夢中で追いかけます。ボールの到達地点が道路などの危険な場所であれば、事故になるケースも考えられますよね。周囲に障害物や茂みなどがあっても、気付かずに突進してしまうかもしれません。他人や子供が近くにいれば、怪我をさせる恐れもあるのです。
ボール遊びをする際は、周囲の状況をしっかりと把握して、安全に遊べる場所なのかをきちんと確認してください。おもちゃ遊びが規則で許されているドッグランなどがあれば、そこを使用するのが一番安全でしょう。
また、飼い主さんが投げる方向にも十分気を付けてくださいね。斜面や歪んだ地形であれば、ボールが予想外の方向に跳ねてしまうかもしれません。それを追いかけて、愛犬が怪我をするケースももちろん考えられます。
◆興奮させすぎないように様子をみよう
ボール遊びは犬にとって、夢中になれる楽しい遊びです。あまりに興奮してコマンドがきかなくなるようであれば、一旦中断して落ち着かせるようにしてください。
また、老犬や病気を抱えている個体の場合は、運動量にも注意が必要です。楽しそうだから心のケアに、良い運動になるから、といって時間を忘れて遊び続けてはいけません。興奮しすぎて動きすぎることで、身体に支障をきたす可能性も考えられます。
運動量を制限しなければいけない場合は、遠くへ投げて持ってこいをさせるよりも、ボールを転がして軽く遊ぶ方が良いかもしれませんね。
個々にあった運動の仕方を選択し、遊んでいる最中でも愛犬の様子を常に観察するよう心掛けましょう。
おすすめボールおもちゃ3選
◆愛犬を虜にする魔法のボール LIKER
抜群の噛み心地を誇り、耐久力も抜群の、安全で丈夫な軽いボールです。
適用サイズは小型犬・極小犬専用となっています。微小な凹凸があるので、極小犬でも噛んで遊ぶことができるそうですよ。
特殊素材なので水にも浮きますし、室内で利用しても家具などに傷がつきにくいという飼い主さんにとっても嬉しいポイントが!
素材は人間用玩具の安全適合基準をクリアしているそうで、歯にも優しく、安心して使えますね!
どれほど愛犬がのめりこむのか…一度試してみたいアイテムです。
◆コング スクウィーズボール ピンク
ゴムのような優れた弾力性、犬の歯による小さな穴・凹みは自然にふさがる、という長持ち素材であるエラストマー樹脂でできたボールです。
噛むたびにパリパリ音がなるので、犬の興味を引き付けること間違いなし!鳴笛では音が気になる…という飼い主さんにもおすすめの商品です。
軽い素材なので水にも浮くようですよ!夏の水遊びにももってこいです。
◆ソフトノーパンクボール S
テニスボールよりも柔らかめで、噛んでもパンクしないという特徴をもったボールです。表面は丈夫な生地で覆われており、水にも浮くそうです。
顎への負担も少なく軽いので、室内でも野外でも楽しめるアイテムとなるでしょう。
ボール遊びをしていると、すぐにボールをパンクさせてしまうという愛犬の飼い主さん、一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
注意点をしっかり把握して行えば、メリットの多い愛犬とのボール遊び。コミュニケーションツールとしても、しつけの延長としても、もちろんストレス発散や運動としても、利点の多い遊びだといえるでしょう。
これからボール遊びを教えたい!と考えている飼い主さん、まずは愛犬にとって適切なボール探しから始めてみましょう!愛犬と過ごす楽しい時間作りに、一役かうこと間違いなしです。
安全面にきちんと注意して、適度に楽しく、ボール遊びをしてみましょう!
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