1.子犬を迎えるときの準備や心構えとは?
1-1.その①:必要なものを事前に準備しておく
1-2.その②:健康のことを考えておく
1-3.その③:住まいの環境をコーギー向けに変える
1-4.その④:飼育にかかる費用のシミュレーションをする
2.コーギーの子犬を迎えるときにおすすめのグッズ紹介
2-1.身の回り関連グッズ
2-2.食事関連グッズ
2-3.トイレ関連グッズ
2-4.寝具関連グッズ
2-5.お手入れグッズ
2-6.お散歩グッズ
2-7.おもちゃ関連グッズ
子犬を迎えるときの準備や心構えとは?
子犬がやってくる日までに、飼育に必要なグッズはひと通り揃えておきましょう。
当日になってから「これが足りない」「あれを買っておけばよかった」と慌てると、そのバタバタした緊張感が子犬に伝わってしまいます。
また、子犬と一緒に暮らした後から「えっ?それは知らなかった」と知識不足にならないように、子犬を迎えるための“心の準備”も重要なことです。
購入できるグッズの準備、そして子犬の飼い主さんになるための心構えなどについて、お伝えしていきます。
◆その①:必要なものを事前に準備しておく
わんちゃんが快適に暮らすため、日々の生活に欠かせない身の回りグッズを準備しておかなければなりません。
ケージやサークル、フード、トイレなど、迎えた当日から必要なものは、早めに揃えておくといいでしょう。
また、お散歩グッズやお手入れグッズは、「迎える当日まで」とそれほど焦らなくてもいいですが、いずれお散歩デビューはしますし、お手入れはすぐにでもするかと思うので、早めの段階で準備することをおすすめします。
◆その②:健康のことを考えておく
コーギーの子犬を見るとは、かわいくて癒されますよね。
遊んでいる時の顔、寝ている時の顔を見えるのは、飼い主さんの特権。
とても温かい気持ちになるでしょう。
ただ、実際に暮らしてみると、癒されることばかりではありません。
コーギーは運動が大好きな犬種ですが、特に、子犬の頃はやんちゃ傾向が見られます。
「トイレを失敗する」「なかなか慣れてくれない」「留守中にシーツを噛みちぎる」「遊ぼうと誘っても乗ってくれない」など、手間がかかったり、心配ごとが増えてきます。
それに、嘔吐や便秘、下痢、ケガや誤飲、体の不調など、健康面で気になることは多いかもしれません。
そんなときにお世話になるのが動物病院です。
ワクチン接種や定期的な健康診断などでも行く機会が増えるので、「行きやすい」「信頼できそう」という動物病院をリサーチしておきましょう。
◆その③:住まいの環境をコーギー向けに変える
ひと昔前には、犬を外で飼うという飼い主さんもいましたが、近年では室内で一緒に暮らすスタイルが増えています。
生活のベースとなる「住まい」ですから、コーギーが過ごしやすいように整えてあげましょう。
ケージやサークル、ベッド、トイレの位置は、コーギーの気持ちに寄り添って設置することが大事です。
わんちゃん達は、「寝る」「食べる」「遊ぶ」が日々の生活の中心なので、どこに設置してあげるかもよく考えるべきですね。
外の景色が見えてコーギーの気分転換にもなる窓際ですが、直射日光が当たりやすいため、ケージの設置場所としてはあまりよくありません。
「どの位置がコーギーにとって快適か」を、コーギーの気持ちになって考えてみましょう。
また、慣れてくるとコーギーは部屋で活発に遊び出すでしょう。
部屋のなかが散らかっていると、コーギーのケガの可能性を高めてしまいます。
小さいものが落ちていて誤飲すると、命の危険に及ぶこともあるので気をつけましょう。
コーギーが「楽しく・快適に・安全に」過ごせるように、家族みんなで部屋のなかを見まわしてくださいね。
◆その④:飼育にかかる費用のシミュレーションをする
飼育する環境によって違うものの、コーギーの平均寿命は12~14歳程度と言われています。
人間よりも短い寿命ではありますが、これから長く一緒に過ごすことになります。
コーギーを育てるには、「日用品を購入する」「ワクチン接種」「健康診断」など初期費用がまとまってかかり、それからは「食事代」「ワクチン代」「消耗品費用」などが毎年のようにかかります。
お世話グッズはどんなものを、どのくらいのボリュームで買うかで費用はバラバラですが、年間10数万円はかかっていくでしょう。
どのくらいの費用がかかるか、ざっとでもいので自分なりにシミュレーションしておくと安心です。
コーギーの子犬を迎えるときにおすすめのグッズ紹介
それでは、次にコーギーの子犬を迎えるまでに準備しておくと安心なグッズを紹介していきます。
◆身の回り関連グッズ
迎えたばかりの子犬にとっての安心できる場所が、サークルやケージなどの区切られた空間です。
留守番のときにも安心に繋がる場所です。
それぞれの商品の機能や特徴を踏まえつつ選ぶようにしましょう。
【ヴィラフォートサークル】
入口が大きめで、わんちゃんの出入りがしやすいサークルです。
屋根面はロックができるので、「やんちゃで天井から飛び出してしまいそう…」という不安も解消してくれます。
【Vintage Style(ヴィンテージ スタイル) ウッドドッグサークル 】
ウッド調のちょっとオシャレなデザインのサークルです。
右にも左にもどちらにも開閉ができるフルオープンタイプのドアのため、サークル内のお手入れがしやすいのが魅力です。
◆食事関連グッズ
コーギーが順調に育つには、食事は欠かせません。
食べ物を入れる食器、飲み物を入れる食器など、食事に必要なグッズは必ず準備しておきましょう。
犬の食器は、ステンレス製、陶器、プラスチック製と素材がいくつかあります。
傷がつきにくく、洗いやすい「ステンレス製」は衛生的にメリットがありますが、金属なので匂いが苦手な子もいます。
重量があり安定性がある「陶器」は、傷がつきにくく清潔ですが、割れたときに危ないです。
また、価格的にリーズナブルな「プラスチック製」は、使い続けるほどに表面の傷が増えるので衛生的に劣るかもしれません。
素材の特徴を踏まえたうえで、買ってみるといいですね。
【犬用陶器食器 犬の行進 S 】
陶磁器製の食器なので、安定性が抜群。
やんちゃなコーギーが食事中に倒す防止策になりますね。
【ウッディーダイニング M 】
わんちゃん用の食事用テーブルです。
犬は食事の際に首を下げますが「姿勢がつらい」と感じているかもしれません。
このダイニングがあれば、食べているときの足や腰への負担を軽減することができます。
成長とともに高さも調整できます。
【パピーピュアボトル ブラウン 】
サークルやケージに取り付けるタイプの給水器です。
ガラスボトルで煮沸が可能なので、衛生面もキープできます。
【ピュアクリスタル サークル・ケージ子犬用 】
サークルやケージに取り付けるタイプの循環式給水器です。
やんちゃ盛りの子犬が「食器を倒して水が飲めなかった」ということがなく、いつもキレイなお水を飲ませてあげられそうですね。
◆トイレ関連グッズ
子犬のときには、「しつけ用」と記載されたトイレトレーを選ぶといいでしょう。
子犬の体のサイズに合わせるとレギュラーサイズがいいですが、大きくなったらワイドサイズを検討してもいいかもしれませんね。
また、トイレトレーに敷くシートも毎日のように必要なので、忘れずに購入しておきましょう。
【しつけるトレー メッシュプラス ブラウン M 】
メッシュがついていて、シートを噛みちぎる可能性がある子犬期にはおすすめです。
メッシュ部分は取り外しができるので、トイレに慣れていらなくなったタイミングでメッシュのないトイレにすることができます。
【デオシートしっかり超吸収無香消臭タイプ レギュラー 112枚 】
ペットシーツはレギュラーサイズか、ワイドサイズがあるので、トイレのサイズに合わせたものを選びましょう。
デオシートは、吸収力が高くて3回分の尿を染み込ませることができます。
ニオイも閉じ込めてくれるので、リビングにトイレ設置しても、ニオイの広がりをおさえてくれます。
【シュシュット!お部屋の消臭&除菌 無香料 350ml 】
トイレのしつけが完成するまでは、お部屋のいろんなところに粗相をしてしまうのが子犬によくある出来事です。
そんなときは、こんな消臭剤が大活躍。
瞬間的に消臭をし、除菌までしてくれます。ペットが舐めてもOKの成分なので、安心して使えますね。
◆寝具関連グッズ
迎えたての子犬の頃は、「ホッと」するような温かな素材を好みます。
リラックスできる睡眠のため、ベッドの素材選びにも配慮しましょう。
【パピーベッド オールシーズン ブラウン 】
オールシーズン使えるタイプのベッドです。
子犬の体型にフィットし、健やかな睡眠をサポートしてくれそうですね。
◆お手入れグッズ
コーギーはダブルコートで、換毛期には抜け毛が多い方です。
皮膚病を防ぐためにも、日頃から丁寧なケアをしてあげてくださいね。
【フルーツ村のスリッカーブラシ S 】
コーギーのような抜け毛が多いわんちゃんには、金属ピンがついているスリッカーブラシがおすすめです。
いちご模様のデザインもがかわいいグッズです。
◆お散歩グッズ
運動好きなコーギーとのお散歩は、大きな楽しみですよね。
感染症のリスクをおさえるため、ワクチン接種が終わってからのデビューとなります。
それまでには、首輪やリードなどを準備しておきましょう。
ただ、コーギーの体重は生後3か月頃には3キロ台程度ですが、成犬になると11~14キロにも成長します。
成長に応じて、その時の体格に合わせたものを買いましょう。
【イージーウォークハーネス レッド/ブラック S 】
散歩でありがちな引っ張り癖を防止するのに役立つハーネスです。
のどへの締め付けを緩和し、長さの調整もしやすく、耐久性があります。
体格により適正サイズが違うので、購入前には胴回りを確認しておきましょう。
【ドギーウォーカーフラッシュ S 】
暗い時間帯の散歩で重宝するリード。
ライトで光って車に、散歩中であることをアピールできます。
また、ロックボタンがついているので、適度な長さで固定することができます。
愛犬が遠くまで離れないように、お散歩デビューしたては短めにしてあげるといいかもしれませんね。
【お散歩バッグ デニム 】
お散歩に行くためには、排泄物の処理用の袋や、お水、ティッシュなどを持ち運びやすいバッグがこちら。
デニム製の生地で見た目もよく、たくさん収納できるお散歩バッグです。
愛犬とのお散歩時に、これ一つ持ち歩けるように、いつでもスタンバイしておけますね。
◆おもちゃ関連グッズ
子犬が飼い主さんとの遊びを思う存分楽しめるように、安全なおもちゃを選んであげましょう。
【パペットトイ ドッグ】
わんちゃんに語りかけたり、スキンシップしたりと、コミュニケーションのときに楽しく使えます。
素材や特徴を比較して準備しよう
食器やサークル、首輪、リード、お手入れグッズなど、子犬を迎えるときに用意しておきたいグッズはたくさんあります。
ひとつひとつのグッズは、デザインや材質、機能面、価格などが異なり、「どれを選べばよいか」が分かりにくいかもしれません。
それぞれの特徴を知り、比較しながら選ぶといいでしょう。
また、「1回買ったからずっと使わなきゃいけない」ということもありません。
子犬から成犬にかけて体も大きくなって買い替えが必要なこともありますし、「壊したから新しいものを…」「うちの愛犬には合わないかも」と別のグッズにチャレンジすることもあるでしょう。
価格だけにとらわれず、愛犬が快適に暮らせるように考え、グッズ選びをするのも楽しいかもしれせんね。
まとめ
子犬を迎えることが決まったら、初日から使うことになる食器や寝具、トイレグッズはきちんと準備しておきましょう。
お迎えするときのコーギーの子犬の月齢にもよりますが、体のサイズに合わせた大きさのものを買ってくださいね。
当日になってから買い忘れがあると、家のなかがバタバタして子犬が不安になってしまいます。
お部屋も子犬仕様に整えておきましょう。
数日は、「慣れてもらう」を第一に考え、サークルやケージ内で落ち着いて過ごさせてあげるのがポイントです。
子犬はかわいいですが、グッズの購入に費用がかかったり、病気で心配が増えたりもします。
「かわいい」だけでなく、「その命をずっと守ってあげる」という気持ちも忘れないように、愛情を持ってお世話していきましょう。
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