1.犬がリードを嫌がる・拒否する4つの理由
1-1.リードに未だ慣れていない
1-2.リードに対しての恐怖心・トラウマ
1-3.リードに対してのストレス
1-4.リードがおもちゃ代わりになっている
3.犬がリードを嫌がる時の対処法
3-1.リードに慣らす
3-2.リードにポジティブな印象をつける
3-3.着け心地の良いリードを選ぶ
4.快適なお散歩に役立つおすすめグッズ5選
4-1.引っ張り癖がない犬やトレーニングが終わった犬におすすめ!コング社のターレイン伸縮リード
4-2.引っ張り癖のある犬の散歩に最適!おやつポーチ
4-3.夜の散歩も快適・安全に!ナイトウォーカー
犬がリードを嫌がる・拒否する4つの理由
犬がリードを嫌がる・拒否する理由は、慣れていない・ネガティブな感情がある・ストレスがある・リードが何なの理解できていないことの4つです。
◆リードに未だ慣れていない
犬がリードを嫌がる・拒否する理由の多くは、仔犬の頃からリードそのものに慣れさせていないことが原因です。
家族として迎え入れたばかりの犬やリードを新しいものにした途端に犬が嫌がる場合は、慣れていない可能性があるのでゆっくりと良い事を作っていきながら慣らしてあげましょう。
◆リードに対しての恐怖心・トラウマ
リードに対する恐怖心やトラウマが原因で嫌がる犬もいます。
散歩中に飼い主が必要以上にリードを引っ張ったり、犬の引っ張り癖のしつけで怒ってばかりいるなど、リードに対しての恐怖心やトラウマが植え付けられていたりするケースもありますが、リードそのものというより、そのような環境下で一緒に散歩をすること自体が楽しくないという場合もあります。
その他、リードにまだ慣れていないのに無理矢理リードを着けられた・どこかにリードで繋がれて長時間寂しい思いをした、などリードに対しての恐怖心やトラウマの原因については様々です。
犬がリードを嫌がる背景には、過去のトラウマを中心に様々なネガティブ要素が含まれているので注意が必要です。
◆リードに対してのストレス
物理的にリード自体に対して、犬がストレスを感じていることで嫌がることもあります。
特にリードの重さと長さには注意が必要で、リードの重みで重力によって首輪が引っ張られたり、リードが長すぎたりする(短すぎる)ことが原因でストレスになってしまい嫌がる原因になります。
また、超小型犬や小型犬などに関しては、室内や庭で自由にさせて散歩が日課になっていないケースもあります。
このような場合、行動を拘束されるリードに対してストレスを感じやすくなる傾向にあります。
嫌がる理由がいかなるものであっても、犬がリードに対して極度のストレスを感じている場合はリードを噛んだりすることがあるので、愛犬の様子をしっかりと確認して、ストレス原因を取り除かなくてはいけません。
◆リードがおもちゃ代わりになっている
リードがどういったことに使われるものかをしっかりと把握できていない場合、犬にとっては揺れ動くリードは最適なおもちゃとなってしまい、装着すると嫌がる傾向にあります。
動くたびに揺れるので楽しさゆえ噛んで遊んでしまうこともありますが、習慣化してしまうと犬が完全に「リード=おもちゃ」と認識してしまうので、このような場合はすぐに遊ぶのをやめさせる事と習慣化しない事が大切です。
噛んで離さない場合は、取り急ぎ他のもの(遊んでよいおもちゃなど)と交換して素早く回収することをおすすめします。
同じ事を繰り返し、失敗しないよう気を付けましょう。
犬は子供のように、口の中に何かを入れてそれがどの様なものであるかを判断しようとするので、リードがおもちゃにならないよう十分注意しなければいけません。
犬のリードは必ずつけないといけないの?
公共の場を中心に、室外では犬にリードは必須です。
広々とした公園などで犬にリードを装着していない飼い主さんを見かけますが、これはとても危険な行為であり、ルールーとマナー違反です。法律や条例でも義務付けられております。
リードがなくても自分から絶対に離れないという確信をもって散歩をしているようですが、このようなケースで犬が逃走して保健所に持ち運ばれるケースもあります。
どんなにしつけができている犬であっても、些細な音にパニックを起こしたり何かを追いかけて反射的に逃げてしまうことがあり、そうでなくても周囲の人々に知らず知らずのうちに迷惑をかけていることが多々あります。
犬が苦手な人やアレルギーを持っている人からすると、傍に犬が近寄って来なくてもノーリードで散歩をしている光景を見ること自体がストレスになっていることもあるので、飼い主であるのならば最低限のマナーを守りましょう。
その他、リードは交通事故を中心に犬の命を守るために欠かせないものですので、必ずつけるよう徹底しましょう。
犬がリードを嫌がる時の対処法
犬がリードを嫌がる時の対処法は、嫌がる原因によって異なります。
愛犬の様子をこまかく観察しながら、原因を探り対処法を考えることが何より大切です。
◆リードに慣らす
犬がリードに慣れていない場合は無理にリードを着けてしまうと、次に装着するときにさらに嫌がるようになり、暴れたり噛みついたりするようになってしまう危険性が高いので、嫌がる犬に無理に着けるのは絶対にやめましょう。
まずはリードの匂いを嗅がせたり触れさせたりすることで、「これは怖いものではない」と時間をかけて犬に教えてあげることが大切です。
◆リードにポジティブな印象をつける
リードに対しての恐怖心やトラウマがある場合は、「リードを着けると犬にとって良いことが起こる」と教えてあげましょう。
リードをつけながら、おやつを与えて十分に褒めるのも効果的ですが、何によりリードを着けて愛犬と楽しくお散歩・外出をすることが大切です。
散歩中に必要以上にリードを引っ張ったりしないように心がけ、リードに対してポジティブな印象を残すようにしましょう。
リードをつけるとご褒美がもらえる・楽しいことができる(楽しくお散歩に行ける)としっかりと記憶させ、過去のトラウマを良い思い出で上書きしてあげることが大切です。
◆着け心地の良いリードを選ぶ
飼い主様が使いやすいリードを中心に着け心地や長さなどに注意しながらリードを選びましょう。
リードは長すぎると散歩中にゆらゆら揺れて気が散りますし、短すぎると拘束されている感覚(常に引っ張られているような感覚)になって犬が嫌がる原因になります。
リードの持ち手を持っている飼い主さんが気付きにくい些細なリードの動きや拘束力を敏感に感じ取る犬も多いので、犬の視線に立って着け心地のよさを配慮しましょう。
リーダーウォークのトレーニングの際、飼い主と犬のリードが少したるむ程度(「Uの字」になる)が理想的だと考えられていますが、犬の歩き方(習性)やトレーニングができているかの有無、犬の性格によっても、「着け心地の良いリード」はそれぞれ異なります。
犬が嫌がる場合は、愛犬の歩行時の様子を細かく観察しながら愛犬に合ったリードの長さを調整しましょう。
快適なお散歩に役立つおすすめグッズ5選
リードだけでなく散歩自体を嫌がる犬もいますが、犬にとってだけでなく飼い主さんにとっても快適で楽しい散歩であることが大切です。
◆引っ張り癖がない犬やトレーニングが終わった犬におすすめ!コング社のターレイン伸縮リード
日常の散歩はもちろん、お気に入りのコースの散歩にも最適なオールラウンド。ソフトで握りやすく滑りにくいハンドルで、反射材を編み込んだテープタイプの安全設計。
テープタイプのコング社の伸縮リードで、広い場所での利用に向いています。
反射材がついているので安全性も高く、ハンドルが握りやすい・滑りにくいなど飼い主さんにも嬉しいメリットがあります。
「拘束されること」に対して極度のストレスを感じて嫌がる犬には特におすすめの商品です。
◆引っ張り癖のある犬の散歩に最適!おやつポーチ
しつけのプロ、ドッグトレーナーと一緒に開発したお散歩ポーチです。
中に仕切りがついているので、おやつを使い分けて、しつけができるスグレモノです。
ドッグトレーナーと共に開発された散歩ポーチで、散歩中の引っ張り癖のしつけ時に役立つアイテムです。
中に仕切りがあっておやつの使い分けが可能。散歩のしつけ時に両手が空くのが嬉しいですね。
◆夜の散歩も快適・安全に!ナイトウォーカー
ペットの位置を光ってお知らせするので、夜のお散歩に最適。
取付け場所に合わせてカットでき、防水規格(JISIPX4相当)なので雨の日のお散歩も安心。
また、USB式充電ができるので経済的。
光るので、暗い夜道で活躍するアイテムです。
自由にカットできて防水規格でつくられているので、雨の日の散歩でも安心して装着できます。
犬がリードを嫌がる理由と対処法のまとめ
犬がリードを嫌がる理由は、単純にリードに慣れていないことが原因であったり過去のトラウマがあったりなど様々で、対処の仕方も原因を見極めてから行わなければいけません。
改善するまでに時間がかかることもありますが、原因さえ分かってしまえばあとは対策を行うだけですので、ゆっくり時間をかけて「リードを着けると良いことが起こる」ということを認識させてあげましょう。
フードやおやつを中心にご褒美を活用するのもおすすめですが、犬にとっての一番の「良いこと」は、リードを着けると飼い主さんと楽しい時間を過ごすことができるということなのではないでしょうか。楽しいお散歩をするためにも練習していきましょう。
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