1.犬はマグロを食べてもいい?生(刺身)でも大丈夫?
2.マグロの栄養素、効能
2-1.高タンパク質で低脂肪
2-2.ビタミンDやカルシウム
2-3.ビタミンB12で貧血予防
2-4.鉄分が豊富に含まれている
2-5.部位によって異なる栄養素
2-6.老化予防
5.マグロを与えるときの注意点
5-1.新鮮なマグロを与えよう!
5-2.継続して与えるのはNG
5-3.念のため小骨を取り除く
5-4.水銀などの危険性は?
5-5.何かしらの症状がでたら与えない
6.マグロのおやつおすすめ4選
6-1.特選逸品 マグロジャーキー
6-2.マグロふりかけ
6-3.無添加 マグロけずり ふわふわ花
6-4.素材そのまま まぐろスライス 55g
6-5.ふんわりプチまぐろ 35g
【掲載:2020.08.02 更新:2021.08.24/2023.03.28】
犬はマグロを食べてもいい?生(刺身)でも大丈夫?
マグロには犬の体に有害となる中毒成分などが含まれていないため、注意点を守れば基本的には犬にマグロを与えても大丈夫です。
生(刺身)で与えても大丈夫ですが、その場合は鮮度の良いものを少量与えるようにして、おやつなどで継続して与える場合は加熱して与えることをおすすめします。
📌【おすすめ記事】犬は魚を食べてもいいの?生魚がNGの理由は寄生虫とチアミナーゼ!
マグロの栄養素、効能
マグロは部位によって異なるものの、一般的には高タンパク質・低脂肪の万能食材です。
ビタミン類や鉄分、カルシウムやオメガ3脂肪酸などが含まれており、注意点を守って与えれば犬の健康維持をサポートするのに効果的です。
◆高タンパク質で低脂肪
マグロは高タンパク質・低脂肪という特徴があり、犬の消化機能に適した動物性タンパク質が豊富に含まれています。
犬の体の生命維持にとってアミノ酸の集合体であるタンパク質はとても重要な栄養素で、体をつくり上げ、活動する上でのエネルギー源にもなります。
ただし、含まれる脂肪の量に関しては部位によっても異なるので、低脂肪のマグロを与えたい場合はトロは避け赤身部分を与えると良いでしょう。
◆ビタミンDやカルシウム
マグロには犬の骨を強化するために有効なビタミンDやカルシウムが含まれています。
カルシウムは骨の強化に役立つことで有名ですが、ビタミンDも骨代謝に大きく関わりがある栄養素ですので、バランスよく摂取することで健康維持に役立ちます。
◆ビタミンB12で貧血予防
マグロに含まれているビタミンB12は、赤血球を再生するために必要な栄養素で、貧血予防に効果的です。
その他、犬の神経機能を正常に保つためにも有効に働き、多く摂取しても通常不必要な分は体外に排出されるので過剰症になりにくいのもメリットです。
◆鉄分が豊富に含まれている
マグロには鉄分が豊富に含まれているため、老犬をはじめとし食欲が低下している犬や疲れやすい犬、運動量が多い犬にも効果的な食材です。
鉄分が不足してしまうと、疲れやすくなったり被毛トラブルが生じやすくなりますが、ドッグフードには大抵多めに含まれているので総合栄養食を食べている犬の場合、鉄分の不足に関してはそれほど心配いりません。
◆部位によって異なる栄養素
マグロは部位によって栄養素が異なり、赤身部分は脂質が少なくて低カロリーですので、ダイエット中の犬におすすめです。
血合い部分には鉄やカリウムなどが豊富に含まれており、脂身部分はビタミンAとE以外に豊富にオメガ3脂肪酸(DHA)が含まれているので、骨関節炎やアトピー性皮膚炎、がんの予防などに効果的です。
皮膚粘膜を保護する働きがあるため、皮膚の健康維持に配慮したいときにも少量与えると良いでしょう。
◆老化予防
マグロにはセレンと呼ばれる抗酸化作用が期待できるミネラルが含まれているため、老化予防や様々な病気の予防などに効果的です。
犬の体にセレンが不足すると、繁殖時に支障をきたしたり食欲不振の原因になることがあります。
マグロの理想的な与え方
マグロは生で犬に与えることで魚そのままの栄養素を効率よく摂取させることができますが、新鮮なものでなければいけません。
生で与えると犬が消化しやすい(加熱したマグロより消化する時間が短い)のがメリットですが、胃などの消化器官を冷やしやすいので、栄養素を壊れにくくするためにも少し湯がく程度に加熱することをおすすめします。
湯がくことで香りが引き立つので、食欲が低下している犬の場合は生で与えるより湯がいて与えることをおすすめします。
マグロの部位別特徴
- 赤み部分・・・赤み部分は魚介類の中でもトップクラスのタンパク質含有量で、脂肪が少ないのが特徴
- 血合い部分・・・血合い部分は、タンパク質、鉄分、ビタミンE、タウリンが豊富なのが特徴
- トロ部分・・・トロは脂肪が多いので太り気味の犬にはNG。赤身部分と比較するとおおよそ3倍程度のカロリーがあるのが特徴で、EHA・DHA、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEも豊富
マグロを与えるときの注意点
マグロに関わらず、どのような食材であっても犬に与える場合は注意点があります。
ここでは、マグロを犬に与えるときに知っておいてほしい注意点についてご紹介致します。
◆新鮮なマグロを与えよう!
当たり前のことですが、新鮮でないマグロを犬に与えると食中毒の危険性が増し、下痢や嘔吐をはじめとする消化器系症状の原因になります。
生でマグロを与える場合は、必ず人が生で食べることができる新鮮なものを与えましょう。
◆継続して与えるのはNG
犬に生のマグロを与える場合は継続して(または一度に多く)与えないようにしましょう。
生のマグロにはチアミナーゼ(アノイリナーゼ)と呼ばれる成分が含まれており、過剰に与えると犬の体内のビタミンB1を破壊してしまう危険性があります。
犬の場合はビタミンB1欠乏症にはなりにくいといわれていますが、いずれにせよ水溶性ビタミンであるB1は脂溶性ビタミンより不足しやすいので、生のマグロに関わらず魚を生で継続的に与えるのはやめましょう。
◆念のため小骨を取り除く
小型犬は特に骨が引っ掛かる可能性があるので、小骨を取り除いてから与えるようにしましょう。
マグロの骨にはカルシウムが多く含まれているので、犬に与えたいと考える飼い主さんが多くいますが、その場合は万が一のことを考えミキサーなどで細かくして与えることをおすすめします。
◆水銀などの危険性は?
水銀などの重金属の危険性を心配する飼い主さんがいますが、新鮮なマグロに関しては少量をたまに与える(継続利用しない)のであれば、それほど心配しなくても大丈夫です。
◆何かしらの症状がでたら与えない
犬がマグロを食べたあとに下痢や嘔吐、アレルギー症状など何かしら症状がでたら以降与えないようにしましょう。
その他、当然のことではありますが、症状が重度の場合はしっかりと動物病院で適切な処置をしてもらいましょう。
マグロのおやつおすすめ4選
ここでは、安心して犬に与えることのできるおすすめマグロおやつをご紹介致します。
栄養価の高いマグロですが、調理して与えるのが面倒な方には特におすすめです。
◆特選逸品 マグロジャーキー
犬の健康維持をサポートするEPAやDHAが豊富に含まれており、細切りタイプのジャーキーで犬に与えやすいのが特徴です。噛むことで歯や顎の健康維持にも効果的。
◆マグロふりかけ
良質なまぐろふりかけ。無添加で作られているので、安心して愛犬に与えることができます。また、香り豊かなで愛犬の食欲が低下したときにもおすすめです。ドッグフードに飽きてしまったときに、少しかけて与えても良いですね。
◆無添加 マグロけずり ふわふわ花
無添加のマグロの削り節で、低脂肪が嬉しい美味しい犬のおやつです。そのまま与えたり、ドッグフードのトッピングとしても活用できます。
◆素材そのまま まぐろスライス 55g
たん白質・鉄分・DHA・EPA豊富なまぐろをじっくり乾燥させ旨味を凝縮しました。
しっかりとした噛み応えが楽しめます。
着色料・保存料・酸化防止剤無添加。穀物不使用。
◆ふんわりプチまぐろ 35g
数が多い小粒なごほうび!乳酸菌約5,000万個!
コンドロイチン・グルコサミンも配合。
乳酸菌とオリゴ糖を配合することにより善玉菌が増えやすくなります。腸内フローラを整え、健康な消化吸収を維持します。
まとめ
犬にマグロを与える際の注意点や栄養素、効能を中心にご紹介致しましたが、どんな食材であっても与えすぎは禁物です。
マグロには犬の体に必要な栄養素が豊富に含まれていますが、鮮度や与え方、小骨の配慮などの注意点をしっかりと守って与えるようにしましょう。
上手くマグロを愛犬の手作りご飯やおやつに取り入れて、免疫力応援や老化防止、皮膚や被毛の健康維持などに役立てましょう。
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