1.犬の名前ランキングTOP10
1-1.総合1位の名前は?
1-2.女の子
1-3.男の子
3.海外で人気の名前
3-1.アメリカで人気の名前
3-2.フランスで人気の名前
3-3.ドイツで人気の名前
4.有名人や偉人の犬の名前とその由来は何か
4-1.聖徳太子と雪丸
4-2.西郷隆盛とつん
4-3.オバマ元大統領とボー
5.犬種別の人気の名前
5-1.チワワ
5-2.トイプードル
5-3.ポメラニアン
5-4.柴犬
5-5.ボーダーコリー
5-6.ゴールデンレトリバー
6.犬の名前を決めるときのポイント
6-1.犬も人も聞き取りやすい、シンプルな名前にする
6-2.見た目に合った名前
6-3.性格から考える
6-4.犬種名からとる
6-5.人気の名前だと被る可能性がある
【掲載:2021.01.04 更新:2022.01.13/2023.01.06】
犬の名前ランキングTOP10
あなたは、犬にどんな名前をつけたいですか?
人気のある名前がいいでしょうか?
それとも、他の子と被らない珍しい名前をつけたいでしょうか?
ペット保険のシェアNo.1のアニコム損害保険株式会社は、毎年11月に犬の名前ランキングを発表しています。
アニコム損保の「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の犬が調査対象で、第18回となる2022年実施の調査で対象となった頭数は約12万でした。
総合順位とともに、男女別ランキングも発表されていますので、順に見ていきましょう。
引用サイト:アニコム損害保険会社「第18回 犬の名前ランキング2022発表!」
◆総合1位の名前は?
まずは、総合ランキングからご紹介します
総合1位に輝いたのは、昨年に続き「ムギ」です。圧倒的な”ムギ人気”がうかがえます。
2位に入ったのは、昨年まで同様「ココ」です。
3位と4位は昨年と入れ替わり、3位「モカ」、4位「ソラ」となっています。
◆女の子
次に、女の子の名前ランキングのトップ10をご紹介します。
総合順位でも1位の「ココ」が1位に輝きました。
「ココ」は昨年1位、「ムギ」も昨年3位、3位の「ハナ」は昨年4位と、上位3つはあまり変動がなく、不動の人気があるようです。
◆男の子
男の子の名前ランキングのトップ10は、どうなっているでしょうか?
昨年1位の「レオ」が、1位に輝きました。
さらに、2位3位も昨年と変わらず「ソラ」「ムギ」の順となっています。
また、昨年圏外であった「ロイ」「テン」がランクインしております。
人気の和風の名前
和風の名前もとても人気があるようです。
同じ読みでも、漢字になるとぐっと和風の印象が強くなります。
そこで、漢字表記の名前ランキングから、男女別に人気の名前をご紹介します。
男の子の1位は「福」、2位「空」、3位「茶々丸」でした。
トップ10を見ていくと、4位「小太郎」、6位「琥珀」、7位「大福」と、古風な印象の名前がランクインしています。
一方、女の子では、1位「花」、2位「麦」、3位「杏」となりました。
トップ10では、6位「小梅」、9位「華」と、花に関する名前が目立ちます。
海外で人気の名前
ここまで日本で人気の名前を見てきましたが、海外ではどんな名前が人気なのでしょうか?
少し変わった名前を愛犬につけたい飼い主さんは、海外で人気の名前をつけてみるのもいいのではないでしょうか。
◆アメリカで人気の名前
「THE DOG PEOPLE」に掲載された2022年版で上位の名前をご紹介します。
男の子では、1位「Max」、2位「Charlie」、3位「Cooper」、4位「Milo」、5位「Buddy」でした。
「Max」は「最大」という意味で、大型犬を飼う人が多いアメリカらしい名前です。
「Buddy」は「相棒」という意味を持ち、犬が人間の良き友であることからの名づけでしょう。
女の子では、1位「Luna」、2位「Bella」、3位「Daisy」、4位「Lucy」、5位「Lily」でした。
「Bella」はイタリア語で「綺麗な」という意味で、女の子にピッタリです。
女の子では、全体に、人の名前と共通する名前が多いようです。
◆フランスで人気の名前
「Wamiz」に掲載された2022年の名前ランキングから、ベスト5をご紹介します。
男の子では、1位「Lucky」、2位「Max」、3位「Filou」、4位「Jack」、5位「Rocky」でした。
一方、女の子では、1位「Maya」、2位「Chipie」、3位「Lola」、4位「Luna」、5位「Nala」となりました。
男の子では英語の名前が上位に入っているのが、興味深いですね。
◆ドイツで人気の名前
「CHECK24」による2021年の人気の名前ランキングから、ベスト5をご紹介します。
男の子では、1位「Balu/Balou」、2位「Milow/Mailo/Milo/Mylow」、3位「Buddy」、4位「Rocky」、5位「Bruno」でした。
ここでも「Buddy」がランクインしていますね。
女の子では、1位「Luna/Loona」、2位「Nahla/Nala」、3位「Bella」、4位「Emma」、5位「Amy」となっています。
「Luna」、「Bella」、「Nala」といった名前は、アメリカやフランスと共通していますね。
有名人や偉人の犬の名前とその由来は何か
ここでは、愛犬家として知られる有名人や偉人の愛犬たちの名前を、由来とともにご紹介します。
◆聖徳太子と雪丸
一度に10人の以上の言葉を聞き分けたという伝説の残る聖徳太子も、犬を飼っていました。
愛犬の名前は「雪丸」。
真っ白な毛並みに由来する名前と言われています。
◆西郷隆盛とつん
上野恩賜公園の西郷隆盛像で、西郷さんと一緒にいるのが、薩摩犬の「つん」です。
銅像はオスですが、「つん」は実はメスだったそうです。
名前の由来は、しっぽがつんつんしていたことだと言われています。
◆オバマ元大統領とボー
代々のアメリカ大統領がペットを飼っていたことは、よく知られています。
第44代大統領のバラク・オバマ氏の愛犬の名前は、「ボー」(Bo)です。
命名したのはオバマ元大統領の2人の娘マリアとシャーリーで、彼女たちのいとこが「ボー」という名の猫を飼っていることにちなんでいるそうです。
同時に、歌手の故ボ・ディドリー(Bo Diddley)にもちなんでいるのだそうです。
犬種別の人気の名前
近年人気の高い犬種別に、人気の名前をご紹介します。
◆チワワ
チワワで人気1位の名前は「レオ」(男の子)「ココ」(女の子)でした。
以下、男の子は2位「ソラ」、3位「ムギ」、女の子は2位「モカ」、3位「ムギ」という結果となっています。
ここでも、「ムギ」がランクイン、2022年の傾向が反映されているようです。
◆トイプードル
トイプードルで1位となった名前は「ソラ」(男の子)、「ココ」(女の子)でした。
以下、男の子は2位「マロン」、3位「レオン」、女の子は2位「モコ」、3位「モカ」という結果となっています。
◆ポメラニアン
ポメラニアンの男の子のランキング上位は、1位「ポンタ」、2位「レオ」、3位「ムギ」となっており、ちょっとユニークなお名前になっています。
女の子のランキングでは、1位「モコ」、2位「ココ」、3位「ポン」となっており、見た目から連想される名前に人気があるようです。
◆柴犬
男の子の1位は「コタロウ」、2位「コテツ」、3位「ムギ」。
女の子の1位は、「ハナ」、2位「ムギ」、3位「モモ」
和犬である柴犬らしい名づけと言えるかもしれませんね。
◆Mix犬
男の子の1位は「レオ」、女の子の1位は「ココ」でした。
男の子では、2位「ムギ」、3位「マル」が人気です。
女の子では、2位「モカ」、3位「ムギ」と、総合順位と似た結果となっています。
◆ゴールデンレトリバー
男の子の1位は「レオ」、2位「ソラ」、3位「ルーク」。
女の子の1位は「ハナ」、2位「ココ」、3位「ララ」。
男女ともにスタイリッシュな名前が揃っています。
犬の名前を決めるときのポイント
◆犬も人も聞き取りやすい、シンプルな名前にする
犬は、あまり長い言葉は理解しません。
コマンドが「オスワリ」「マテ」などのように短くシンプルなのも、犬が理解しやすいからです。
また、呼ぶ側の飼い主さんも、凝った長い名前だと呼びづらく、愛称をつけてしまいがちです。
家族の誰もが呼びやすく聞き取りやすい名前にして、呼び方を統一しておきましょう。
家族によって呼び方が異なると、犬が混乱してしまいます。
また、犬は母音(あいうえお)の聞き取りはできますが、子音(k、s、t…など)を聞き取るのは苦手だと言われています。
さらに、母音の中でも「あ」「う」「お」は聞き取りやすく、「い」「え」は比較的聞き取りにくいという説もあるそうです。
シンプルで短め、「あ」「う」「お」の母音が入る名前にすると、愛犬も覚えやすく、呼ばれたときに反応しやすいかもしれませんね。
◆見た目に合った名前
毛色や体型など、見た目から付けるのもおすすめです。
外国語で色や体型を表す単語を調べてみると、素敵な名前が見つかるかもしれません。
◆性格から考える
優しくおっとりした子なら、やわらかい印象の名前、活発な子には、元気な印象の名前など、愛犬の性格から名前をつけてあげるのもいいですね。
◆犬種名からとる
愛犬の犬種名から連想する名前や、略した名前をつけてもいいでしょう。
◆人気の名前だと被る可能性がある
人気の名前をつけると、他の子と被ってしまう可能性が高くなります。
他の子と名前が被ると、ちょっと困ってしまうのが、ドッグランなど犬の集まる場所で愛犬を呼ぶ時です。
愛犬を呼んだのに、他の子が振り向いてしまう可能性も。
犬同士が混乱しないためには、被らない名前の方がベターでしょう。
一方で、同じ名前ということから飼い主さん同士で親近感がわくこともあるので、飼い主さんの考え方次第といったところでしょうか。
名前によって犬の性格変わるのか
一説には、名前によって犬の性格が変わると言われています。
一つには、犬の名前を呼ぶ時に、自然と一文字目を強く発声するためだそうです。
この一文字目の母音によって、犬の性格が変わってくるというのです。
もう一つは、名前から受ける印象通りの子に育つという説です。
これは、飼い主さんが名前を呼ぶ時の雰囲気によるようです。
元気な印象や強い印象の名前を呼ぶ時には、無意識に力がこもってしまうため、犬がその雰囲気に反応するというのです。
しかし、犬の性格は、犬種の特性や遺伝、持って生まれた気質、育て方などの環境といった様々な要因で形作られていきます。
名前は、性格を決める一つの要素としてとらえておくとよいかもしれません。
まとめ
名前は、愛犬に贈る「最初のプレゼント」です。
犬にとっては、大好きな飼い主さんから呼ばれる大切なもの。
犬を迎えることが決まったら、たくさん悩んで、新しい家族に愛情のこもった素敵な名前をつけてあげてくださいね。
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