ユーザー数が多いInstagram
働きながらワンちゃんと暮らしていると、散歩の時間帯が早朝や深夜になることもあり、近所で散歩中に知り合うようなお友達は作りにくいかと思います。
そこで、オススメなのがブログやSNSの活用です。特に、Instagram(https://instagram.com/)はユーザー数も多く、スマホで写真を撮ってアプリからアップするだけと手軽です。また、ワンちゃんの写真に「#プードル」「#チワワ」など犬種のハッシュタグをつけると、同じハッシュタグを付けている人同士のつながりができやすいのでオススメです。
例えば、「https://instagram.com/explore/tags/プードル」など「https://instagram.com/explore/tags/」の後に犬種を入れると、その犬種をハッシュタグに指定している写真がリストアップされます。写真をクリックするとその写真をアップしているユーザーのIDが表示されるので、「フォローする」をクリックしましょう。フォローすると、自分のタイムラインにそのユーザーがアップした写真が表示されるようになります。あとは相手がアップした写真にコメントを付けたり、自分もかわいいワンちゃんの写真をアップしたりすると、交流を深めていくことができます。
お互いを理解し合うならブログ
ワンちゃんが好きな人同士でも、価値観が違いすぎるとお友達になりにくいです。例えば、ワンちゃんに洋服なんてとんでもないと考える人とワンちゃんのお洋服が大好きな人、しつけをきちんとしている人としていない人、お散歩中に疲れたときに犬カフェに行きたい人とジュースを買ってベンチで飲んで済ませたい人などは「知り合い」にはなれても、「お友達」になるのは難しいといえるでしょう。また、筆者には子どもがいますが、子どもを叱るポイントが違うと「知り合い」にはなれても「友達」にはなりにくいところが「犬友」と「ママ友」は非常に良く似ています。
ワンちゃんに対してどういう価値観を持っているかを知りやすいのが、ブログです。お友達が欲しい人は、ブログから探すといいでしょう。
ブログの記事からは、書いている人の生活圏内がどの辺りか(東京近辺なのか関西か、など)、ブログ主がワンちゃんととどのように接しているか、きちんとしつけをしているか、お金をどの程度かけているのか、家はどんな経済状況でどんな経済的価値観なのかが読み取ることができます。話が合いそうな人のブログを見つけたら、コメントを付けてみてください。「記事楽しく拝見しました。シフォンちゃんかわいいですね! うちはチョコという2歳のトイプードルを飼っています」という、よくあるコメントで十分です。そこから交流を始めて、そのうちオフで会ったりするといいでしょう。筆者の経験から言いますと、面白い記事をアップしている人はたいていアクティブでざっくばらん、かつ魅力的な人です。
オフで会うときに気を付けたいこと
SNSやブログなどで知り合った相手と実際にワンちゃん連れで会うことになった場合、小型犬なら「犬カフェでワンちゃん連れランチ」、大型犬なら「ドッグランで会う」のがスタンダードでしょう。
ここで気を付けたいのが「自分のワンちゃんが、他人に迷惑をかけない程度のしつけができているか」です。相手とじっくり話したいのに、ワンちゃんがずーっと吠えていたら興ざめですし、周りにも迷惑です。しつけ教室を活用するなどして、
ようになってから、ワンちゃん連れで会うようにしてください。
仲良くなった後は「親しき仲にも礼儀あり」に気を付ければ、いい関係をずっと維持できるでしょう。
自分でも情報を発信する場合は書く内容に注意しましょう
自分でブログなどをつくって写真をアップしたり、情報を発信したりして、コメントを付けてくれた人と仲良くなるのもいい方法です。筆者もこの方法で、お友達がたくさんできました。
ただし、ブログには自分のワンちゃんに関係することだけを書き、政治や原子力発電の是非、放射能、宗教などについては書かないことをオススメします。こういったことには多種多様な考えがあり、一方を支持すると他方を支持する人を否定したように誤解される結果になりがちだからです。また、しつけ教室などに通って勉強を始めると、ちょっと上から目線の投稿になってしまうことがあります。投稿する前に読者目線でブログを読み返し、誰かに不快感を与える内容ではないかを冷静にチェックしたほうがいいでしょう。夜中やお酒を飲んでいるときは判断力が鈍りがちなので、ブログを書いたら「一時保存」して、朝のスッキリした頭で読み返してから投稿することをオススメします。
オフ会やしつけ教室、Facebookグループもオススメ
「犬種 オフ会」で検索すると、オフ会を主催しているブログなども見つかります。ドッグランやペットショップなどでもオフ会を開催しているところがあるので、まめにチェックしてください。イベントつながりのお友達は、顔をお互い知っているという安心感もあり、イベントで連絡先さえ交換しておけば交流を維持しやすいです。今は「LINE」という便利ツールがあるので、LINEの連絡先を交換しておくといいでしょう。
また、しつけ教室でお友達をつくるなら、個人レッスンよりもグループレッスンがオススメです。特に、しつけ教室で「ワンちゃんのしつけ」という苦労をともにした人とは、かなり深い絆で結ばれます。
Facebookでも犬種ごとのグループなどがあるので、活用してみましょう。ただし、実名前提のFacebookでも匿名で利用している人は多いです。Facebookに自宅近辺の写真をアップするのは危険な場合があるので、自宅の住所がどの辺りかなどの個人情報は、オフで会って信用できる人と判断してから告げるようにしましょう。
犬つながりで親友ができる
いかがでしたでしょうか。ワンちゃんと暮らすと、平日の散歩はもちろん、休日はオフ会やドッグランに行ったり、しつけ教室やドッグショーに行ったりと、犬関係の催しに行く機会が増えます。筆者は独身時代に犬を飼い始め、イベントで出会ったり、ブログつながりでオフでも会うようになったりと、犬を介したお友達がたくさんできました。結婚して子どもがいる今でも仲良くしていて、飲みに行ったり、仕事の相談をしたり、一緒に旅行したりしています。「犬友」には日々、感謝の気持ちでいっぱいです。
そこで「犬友」とどうやって知り合い、交流を深めていったかを今回は考えてみました。読んでくださった皆様のお役に立つことができれば幸いです。
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