ゼロから犬を迎える時に知っておきたい準備アイテム7

2015.12.25

ゼロから犬を迎える時に知っておきたい準備アイテム7

念願叶って犬をお迎えする方、いろんな事情で犬を飼うことになった方、いろんな背景の方がいると思います。私たちが、愛犬を迎えるにあたり、どきどきわくわくするように、やってくる犬も、これから家族となる皆様との対面にとっても緊張しています。 愛犬を迎えるマナーとして、必要な環境をしっかり整え、万全の体制で迎えてあげてくださいね。それが、これから迎える愛犬との間に家族の絆ができる第一歩です。

犬によっても、また環境によっても必要なものは変わってきますが、今回は、室内で愛犬が気持ち良く過ごせるようにするための最低限必要なものを挙げてみました。

1:首輪&リード
2:ケージ(犬小屋)&ベッド
3:食器
4:トイレ
5:お手入れブラシ
6:スコップ&ペットボトル
7:餌

ひとつひとつ、内容を掘り下げてみてみましょう。

1:首輪&リード

愛犬との生活は、室内だけにとどまらず、一緒にお散歩に行ったり、また病院など公共の場へ行ったりと外出の機会も増えてきます。ノーリードで散歩をさせて、他の犬と喧嘩になったり、また自動車や自転車とぶつかって事故にあったりする例は、よく耳にしますね。首輪とリードを準備し、子犬のうちから慣れさせておくことが、愛犬が社会に受け入れられることにつながり、また愛犬自身の命を守ることにもつながります。首輪は、リボンなどで首の長さを測ってサイズを確認し、購入しましょう。子犬から飼い始める場合、成長とともに首輪サイズアウトする場合もあるので、小さくなっていないかを定期的に確かめてあげてください。(愛犬と首輪の間に指1〜2本くらいはいるのが理想と言われます。)首輪によっては迷子になった時に困らないよう、連絡先等を記載できるものもありますので、楽しんで探してみてください。


2:ケージ&ベッド


J-7 さん(@j7_pomeranian)が投稿した写真


屋外で犬を飼う際に、犬小屋を用意するように、室内で飼う場合には、ケージ(もしくは、サークル、犬舎)とベッドを用意しましょう。「ケージ」と聞くと、狭いところに閉じ込めてしまってかわいそう、という印象を持たれるかもしれませんが、それは、大きな間違いです。愛犬の“自分専用の場所”がケージであり、ベッドです。ここが自分のテリトリーだと認識できることで、愛犬はその場所で安心して過ごすことができます。ケージやベッドがなく、完全に放し飼いにされている場合、性格も落ち着きがなく騒がしい(愛犬自身が、常に警戒心があり落ち着けない)状態になってしまう、もしくは、人間と同じテリトリーを持つと認識してしまい、飼い主の言うことを聞かなくなってしまう、とも言われています。愛犬の性格や飼い主の方の生活リズムによって、ケージ飼いにするのか、それとも愛犬の自由にケージを行き来できるようにするのか、など使い方や在り方は変わってきますが、愛犬の居場所をわかりやすく作って上がることが大切です。


3:食器


さなえさん(@y.sana5296)が投稿した写真


口元が長い犬種には、深い食器を、口元が短い犬種には、浅い食器を、耳が垂れている犬種には耳が食器に入るのを防ぐため口が小さい食器を用意するといいでしょう。犬の食器の素材には、プラスチックや陶器、ステンレスなど様々あります。中でもステンレスが、耐久性と衛生面で人気が高いです。
あまり場所が広くない場合は、お水はケージに取り付けるボトルタイプのものもありますので環境に合ったものを用意しましょう。


4:トイレ

トイレトレイの中に、新聞紙を敷きつめたり、市販のトイレシートを敷いて作ります。他にもマットタイプや縁が高めのものがついているものなど、犬のサイズによって数多く用意されています。粗相を防ぐために愛犬よりも少し大きめのサイズがオススメです。愛犬が使いやすいものと同時に、飼い主さんが手入れをしやすいものを選ぶというのもポイントです。


5:お手入れブラシ


J-7 さん(@j7_pomeranian)が投稿した写真


お手入れ用品はたくさん出ていますが、最低限、ブラシは用意しておきましょう。ブラッシングすることで、愛犬の毛並みがよくなり、艶がでます。寄生虫や垢、ほこりを落とす役割もあります。また、ブラッシングは愛犬とのとても良いコミュニケーションにもなります。
毛足が長い犬種などは、定期的に毛がもつれないよう、ブラッシングは必須です。


6:スコップ&ペットボトル

067270

散歩中の糞は、ビニール袋に入れて持ち帰ります。その際に、スコップがあると便利です。最近は、トイレに流せる糞処理用の紙袋が売っていたりもするのでとても便利です。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、散歩にはペットボトルに入れたお水をもっていき、尿の際には水をかけて匂いが残らないようにするのが飼い主のマナーです。


7:餌

子犬の時には、まずは、もともとその犬が食べていた餌(ペットショップやブリーダーさんがあげていたもの)を用意しましょう。種類を変える時には、成長に合わせて、少しずつ変更していきます。
個体差はありますが、生後6〜8ヶ月で1日3回、それ以降は1日2回の食事を用意します。
我が家では、犬用の市販ドライフードを主食にしています。人間が食べている食事やお菓子を欲しがりますが、健康面からみても、嗜好面からみても与えないほうがよいでしょう。濃い味や甘い味に慣れてしまうと、本来用意している餌を食べなくなることもありますので、注意が必要です。

また、愛犬が食べると病気になる食物もあるので、知っておきましょう。
食べさせないほうがよいものの代表例は、ネギ・玉ねぎ・チョコレート・味が濃いもの・塩辛いものなどです。

愛犬が気持ち良く、快適に暮らしができるよう環境をしっかり整えることは、飼い主の義務です。愛犬との素敵な生活がスタートできますように。

 おすすめ記事 


 愛犬に教えてもらったこと


 「子犬の飼育グッズについて」


 活発な性格のボーダーコリーの子犬はブリーダーさんからの直購入がおすすめ!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


記事に関するお問い合わせはこちら