「ごはんを取り上げないで!」食事中に唸るワンちゃんのしつけ方

2016.12.14

「ごはんを取り上げないで!」食事中に唸るワンちゃんのしつけ方

愛犬のごはん中に、お皿に手を伸ばして唸られた経験はありますか? 「唸る」という行為には様々な理由や原因がありますが、食事中に唸る子のほとんどは、大好きなごはんを奪われる!と思っているのです。 ごはん中に限らなくとも、唸るという行為はエスカレートするととても危険です。 犬は意味もなく唸っているわけではありません。唸る理由や、適切なしつけを知り、愛犬のごはんタイムを楽しく迎えましょう。

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愛犬が唸る理由と原因を知ろう

愛犬が唸る理由と原因

犬の習性の一つに「唸る」という行為があります。これは遺伝子に組み込まれた闘争本能からくるもので、防衛本能ともいえます。
唸る理由は様々で、恐怖からくるものや、優位を示すためのもの、食べ物等を取られまいとする所有性のもの、防護性のものなどがあります。
勿論、原因の全てが感情を誇示するものではなく、病気や怪我の痛みを訴えるサインであったり、おもちゃで遊んでいる時の興奮の表れであったりもします。
しかしこれらの行為が、「唸る」=「警告」の意味を示す場合は、エスカレートすると人間への噛みつきに繋がる可能性があります。適切なしつけを行い、危険を回避しなければなりませんね。
今回は唸る理由の一つとして耳にすることも多い、食事中の唸りに対するしつけを紹介します。

食事中に唸る犬の背景

食事中に唸る犬の背景

ごはん中に近付いたり、手を伸ばしただけで唸る犬のほとんどが、ごはんを取られる!と思い怒りを表しています。
過去に食事の途中でお皿を取り上げる行為を行ったことがありませんか?一度そのような目にあった犬は、以後飼い主さんに食事を奪われると思い、唸るようになってしまった可能性があります。
ごはん中に近付いても怒らないようにする為のトレーニングとして、お皿を取り上げることがあったかもしれませんね。
また、初めからごはん中に近付くだけで怒りをあらわにする犬も実際います。これは、産まれたばかりの頃に、兄弟と同じお皿で仲良く食事をした経験が少ない子に多く現れる傾向だそうです。
いずれにせよ、ごはん中の唸りは「それ以上近付くな」という意味合いが込められた警告です。これを無視すると、飼い主さんに牙を向いてしまう可能性が非常に高くなるのです。

しつけの基本を身に着けよう

犬のしつけの基本を身に着けよう

まず、しつけ方法の基本として、してほしいことができたら良いことが起きる、してほしくないことをしたら不快なことが起こると認識させましょう
これは、愛犬の唸る行為に対するしつけに限らず、全体的なしつけに応用できる基本的なことです。
上手にできたら沢山褒めてあげたり、ご褒美を与える。悪いことをしたら、ワンちゃんにとって嫌なことが起きる。これを認識させることが、様々なしつけの足掛かりとなります。
しつけの基本としてやってはいけないのが、体罰です。うまくできない、悪いことをしたからといって、叩いたりする行為は犬にとってなんの意味もありません。ストレスや恐怖を与えて、その行為が悪化する可能性もあります。
カッとなって手を出してしまいそうになることがあるかもしれませんが、そこはグッと堪えましょう。
しつけは粘り強く、時間がかかっても何度も繰り返して教えてあげることが重要です。

食器やエサに近付く手に慣れさせる

犬の食器やエサに近づく手に慣れさせる

しつけの方法も愛犬の唸り方、噛みつく行為のレベルによって様々です。一例を紹介しますが、あなたの愛犬にあったレベルで実施してみましょう。噛みついてくる可能性が高い場合は、リードをつけてからしつけを始めてください。
一回の食事量を初めから与えるのではなく、少しずつ追加していく方法をとります。

①少量のごはんを入れた皿を手で持ったまま愛犬に与えてみる

少量のごはんを入れた皿を手で持ったまま愛犬に与えてみましょう。食べ終わったら皿を引き、ごはんを追加して同じように繰り返します。
この最中に唸ったときは、視線をそらして与える行為を中断しましょう。唸るのを止めたら再びごはんを与えます。
これを繰り返すことで、皿に近付く手に慣れることができ、唸るのをやめたらごはんがもらえるイメージが強化されます。
皿を引くときに噛みつきが起こる可能性もあります。リードの長さや愛犬との距離感を把握しておきましょう。

②ごはんが入った状態で今度は皿を置き愛犬に与えてみる

次に、ごはんが入った状態で今度は皿を置き愛犬に与えます。そして、ごはんを直接皿に追加します。
これも同様に、唸った場合は直ちに行為を中止してください。完全に無視をし、唸るのを止めたらごはんを与えます。
まだ噛みつきが起きる可能性が高いと感じたら、お玉やスプーンなど、ある程度距離の取れるものでごはんを追加してあげると良いでしょう。
これを繰り返して、飼い主さんの手は食事を与えてくれるものなのだと認識させるのです。

飼い主さんの手は良いことを運んでくる手

飼い主さんの手は良いことを運んでくる手

食事中に唸るのを止めさせる為に重要なことは、飼い主さんの手が食事を奪うのではなく、与えてくれるものだと認識させることです。
これから犬を飼う方は、ごはん中に皿を取り上げる行為に及ばないように注意してくださいね。
普段からマッサージをしたり、沢山撫でてあげたり、スキンシップを図ることも効果的だと思います。
人間の手は自分にとって、気持ちの良いことを運んでくれるものだと思ってもらえると嬉しいですよね。

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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

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